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アレルギーやぜん息、アトピー性皮膚炎の暮らし改善ヒント

RELEASE:2015.07.16     UPDATE:2016/12/07
CATEGORY:ブログ, 社長ブログ, 自然素材
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普段生活をしている中で、

アレルギーやぜん息、アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、

その改善方法について食事に意識を向けることが多いと思います。

 

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当然のことながらこうした症状は、

様々な要因が複雑に絡み合い、

症状が発生しており

気候や精神状態、ストレスなども関係していることから

なかなか原因特定が難しい問題です。

 

しかし、

数ある要因の中で「住環境」は

食べ物と同じくらい大切です。

 

理由は私の本

「自然素材住宅で『本物の美味しい空気』の創り方」

を読んで頂いた方はよくお分かりだと思いますが

すべて「空気」が関係しており、

化学物質過敏症やシックハウス症候群になりつつある

もしくは併発していることが原因の場合があります。

 

もしご自身やご家族に、シックハウスを疑うような症状がり

この先を読んで「もしかして」と思ったら

これからお話しする対処方法を

1つひとつ実践してみてください。

 

 

シックハウス症候群の疑い

シックハウス症候群の疑い

僕の所へ実際に症状のある方がご相談に来られる場合

事前に症状をお伺いするアンケートを書いて頂いています。

 

私がお客様からの情報を頂く上で使っているアンケート用紙は、

このページからもダウンロード出来るよう

最下段にリンクをはっておきますので、

関係する病院や、建設会社に相談に行く際は、

是非活用して下さい。

 

 

こうしたアンケートを記入頂いたものを

拝見しながら相談をお伺いするのですが、

アンケートと同時に、

間取り図や家具の配置、生活習慣、

現在生活している部屋などの写真も拝見しながら

今、お住まいのご自宅でのライフスタイルの

改善をアドバイスさせて頂いております。

 

 

症状を緩和させる為に必要なこと

症状を緩和させる為に必要なこと

先ほどのお話した通り、

発生している症状は滞在している時間の長い部屋の

空気環境が原因となっている場合があります。

 

その「空気環境」を改善する方法をいくつかご紹介します。

 

 

・寝室の位置を見直す

寝室は生涯過ごす一番長い場所です。

時間から計算すると、人生の1/3とも1/4の時間とも言われます。

その為、寝室の環境が悪いと、

日頃の疲れが睡眠でリセットされないどころか

悪化してしまうこともあります。

 

マンションなどの場合、多くは寝室を北側の部屋にしています。

理由は日当たりの良い部屋で日中を過ごしたいからです。

しかし、状況によってそれは非常に睡眠の質を悪化させます。

 

特に断熱が不足している古い住宅の場合

北側の部屋は結露が発生しやすく、カビが増える傾向があります。

こうした寝室は症状を悪化させるだけでなく

様々な疾患を併発していくので早急に寝室の移動が必要となります。

 

 

・クローゼットの位置を変える

以前のブログでも書きましたが、

寝室とクローゼットは、とても重要な関係があるのです。

皆さん、クローゼットは住まいのどこにありますか?

 

おおよそ寝室の隣だったりしませんか?

実はクローゼットには沢山の薬品があります。

衣類の防虫剤やクリーニング後の薬品などです。

衣類の防虫剤は、適正な数に保たれているか

いつも把握している人は少ないと思います。

 

常に「少ないより多いほうがいいだろう」と適当に

いれているのではないでしょうか。

 

こうした防虫剤は、そこにとどまるから効果を発揮するので

簡単に揮発して無くなりません。

長い時間をかけて効果を発揮します。

 

こうした薬品がクローゼットにある状態で

寝室に薬品が流れてきています。

 

こうした薬品は、換気されない寝室に沈殿しています。

それは床から30㎝とも1mとも言われています。

 

疲れて仕事から帰宅して、

こうした薬品が沈殿した寝室で眠るということは

どれだけ体に悪いか考えて見て下さい。

 

クローゼットの位置を変えるか、

ヒバなどの天然由来成分の防虫剤に変えるか、

もしくは換気経路の見直し、

毎晩寝る前に一度窓を空け換気をする

などの習慣が大切です。

 

 

・おもちゃの管理方法を見直す

子供がおもちゃが大好きだからといって

寝室に沢山置いていたりしませんか?

 

おもちゃは石油製品で出来ているものが多数です。

特に子供用テントなどは非常に悪影響を及ぼします。

寝室にこうしたテントやおもちゃが沢山ある場合

すぐに移動したほうが良いでしょう。

 

移動する際も、新しいおもちゃは必ず

直射日光で日干しさせて、化学物質を気化させることも

効果があります。

 

その際にしまう場所は、

箱にしまってから他の場所にしまって下さい。

布団のしまってある押入とは別にしましょう。

 

 

・押入の使い方

布団のしまってある押入内部はたいがいベニヤです。

特に築年数が浅い家の場合には

まだ化学物質の揮発が続いております。

 

なので、布団などの寝具は押入にしまわないようにしてください。

ベニヤ貼の場合には別にしまってもらいます。

 

 

・日用品の見直し

使用する洗剤やソープなどはなるべくナチュラルなものに変えて下さい。

天然由来のものへ変えることが理想です。

一度に変えると生活に負担が大きいので

多く使う物から徐々に変えて行くとよいでしょう。

 

 

・カビの清掃

寝室などの居室にカビがある場合、

清掃で落ちれば清掃し、

落ちない場合には、壁材ごと撤去することが理想です

 

お風呂上がりに症状が悪化する場合には

お風呂の浴槽の裏にカビが生えていて、

それが風呂上がりのあとの症状悪化の原因だったこともあります。

こうした見えない部分のカビの清掃も必要です。

 

 

まとめ

まとめ

リノベーション(フルリフォーム)しなくても、これくらいはすぐに

改善できる内容があります。

場合によってはご自宅にお伺いし

中国製畳の処分もしくは国産泥染め畳への交換

合板家具や消臭材、芳香剤、防虫剤の処分

などをお勧めすることもあります。

 

 

そうしたことを一つ一つ改善していった上で

正しい換気をする。

余計な加湿をしない(湿度50%程度)

ことが大切で

 

リノベーション(フルリフォーム)や新築の際は

 

・産地、生産者、保管状況のわかる国産の木材を使う

・樹脂などが混入してない稚内産珪藻土を塗り壁とする

・接着剤は天然由来の成分のものを使う

・合板で出来た扉や下駄箱は避ける

・塗料には荏胡麻油にする

 

ことをなど、素性が明らかで

調湿交換の高い建材を使用することが必要です。

 

ベニヤなどの合板は、悪者扱いされがちですが

激しい症状がない場合、左官壁や無垢の床下に

使うぶんには、それほど神経質になる必要もありません。

あくまでもご自身やお子様の症状の度合いによって

判断することが必要です。

 

ただし合板は、室内の仕上げ材に選択することは、

症状を悪化させる要因となります。

 

アトピーやアレルギーは全て住環境のせいだとは

絶対に言えませんが、複合して発症しているケースが多いので

ライフスタイル全般を見直すことが、とても大切です。

 

参考図書

自然素材住宅で「本物の美味しい空気」の創り方

自然素材アドバイザー 一桝靖人

 

室内環境と健康に関する相談シート

 130710室内環境と健康に関する相談シート

 

参考ブログ

寝室とクローゼットの位置と健康 実は関係があるのをご存じですか

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<編集後記>

 先日は娘の運動会に行ってきました!

娘といってももう17歳。

10年ぶりに行った最後の運動会は感動的でした・・・。

 

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