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ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーではない。塗装の種類で効果とコストのバランスを知る

RELEASE:2016.04.28     UPDATE:2016/12/07
CATEGORY:ブログ, 戸建住宅について, 社長ブログ
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住宅の外壁や屋根材でメジャーな

ガルバリウム鋼板をご存じですか。

 

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なにやらメンテナンスフリーなどと

思われがちな素材ですが

そんなことはありません。

 

今日はガルバリウム鋼板について

お話しします。

 

ガルバリウム鋼板とは

ガルバリウム鋼板とは

 

ガルバリウム硬派とは、

アルミ55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなる

アルミ亜鉛合金メッキ鋼板です。

 

加工性や耐熱性が高く腐食にも強く

耐久性にも優れあらゆる用途に使用できる

画期的な鋼板だとメーカーは言っています。

 

実際、屋根や外壁など厳しい条件と言える

外部の仕上げ材に用いられることも多く

メンテナンスフリーとまで思われるほど

強い素材と言えます。

 

ガルバリウム (Galvalume) 鋼板は、1972年アメリカ合衆国ベスレヘム・スチールが開発したアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板の名称。日本国内ではガルバと略称されることも多い。また、ガリバリウムとも呼称される場合もある。日本工業規格 (JIS) では、JIS G3321(溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板)で規定されている。

(wiki)

 

ガルバリウム鋼板の性能を左右するもの

ガルバリウム鋼板の性能を左右するもの

 

しかし、ガルバリウム鋼板自体の性能は

様々なメーカーともにほぼ同じですが、

実は塗装自体によって性能が左右されるのです。

 

塗装はポリエステル樹脂またはフッ素樹脂が一般的です。

ポリエステル樹脂のガルバリウム鋼板は最もコストが安い。

 

フッ素樹脂のガルバリウム鋼板はポリエステルの1.4~1.5倍程度

コストアップとなります。

 

当然フッ素樹脂のガルバリウム鋼板のほうが

長期間美観を維持することが出来ます。

 

ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーではない

ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーではない

 

ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーではありません。

当然ながら劣化していきます。

 

塗装仕上げと同じようにチョーキング(白亜化現象)

が起きますし、これは劣化現象の現れです。

 

その場合には上から再塗装しなければなりません。

黒や白の斑点が出てきた場合には

塗装下部分のメッキが劣化している証拠ですが

この錆びを落として塗装することは非常に大変です。

 

なので、そういう症状が出る前に

早めに塗装することが美観を損なわない

長持ちさせるコツです。

 

メッキの下にある鋼板まで腐食が進むと

赤さびが発生してしまいます。

 

赤さびはもとの鋼板まで劣化が

進行しているということです。

 

特に屋根はガルバリウム鋼板だからといって

まったく点検をしないと、ゴミや葉っぱ、鳥の糞や死骸など

水はけが悪くなった状態だと、劣化が進みやすいので

必ず屋根の点検は定期的に行ったほうが良いです。

 

汚れている場合には、洗浄することで

水はけがよくなり、長持ちするようになりますので

点検で汚れていたら清掃するなど

対応が必要です。

 

今日の「わかった!」

今日の「わかった!」

 

ガルバリウム鋼板は開発されて40年になります。

以前の素材に比べたら飛躍的に寿命は延びますが

やはりメンテナンスフリーではありません。

 

素材の耐候性は塗料の違いですので

塗料の違いを理解した上で

効果とコストのバランスをみて

素材を選定しなければなりません。

 

また、定期的な点検と清掃は必要です。

何事もメンテナンスフリーというものはなく

住まいには愛情をそそいで下さいね。

 

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<編集後記>

 

いよいよゴールデンウィーク突入です!

前半はスキー担いで白馬に行って

後半は山形の飯豊山に行く計画です。

後半はちょっと天気悪そうかなぁ~

 

 

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