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古い昭和の中古マンションのリフォームで気をつけることは床

RELEASE:2016.01.29     UPDATE:2016/12/07
CATEGORY:ブログ, マンションについて, 社長ブログ
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昭和の時代の古い中古マンションを購入して

床のリノベーション(フルリフォーム)をする場合には

築浅マンションとは違った注意点があります。

 

床仕上げ材のリノベーション(フルリフォーム)

床仕上げ材のリノベーション(フルリフォーム)

 

現代のマンションの床下地は

コンクリートに直に合板を貼っているか

置き床(おきゆか)と呼ばれる

システム床でつくっている場合がほとんどです。

 

しかし、昭和の古い中古マンションの床下地は

根太組と言われる、木材だけで下地を

つくっているケースもみられます。

 

床がもしギスギスと音がしていたり

少しブカブカと動くようでしたら

床仕上げ材だけでなく

下地からやりかえた方が良いでしょう。

 

予算が無い場合には

部分的に解体をしてボンドやビスなどで

うごく部分を固めれば

少しは延命措置をすることが出来ます。

 

クッションフロアと呼ばれる塩ビシートから

フローリングに替える時は厚さが変わるので

段差をどう処理するのかが問題になります。

 

クッションフロアは1.8ミリや2.3ミリ

フローリングは合板であれば12ミリが一般的です。

無垢の場合には12から30ミリ程度までさまざまです。

 

床材を変更する場合には高さ関係を

よく検討する必要があります。

 

 

遮音性能に注意する

遮音性能に注意する

 

マンションは上階の音が問題になるケースが多く

床の仕上げ材や遮音性能には注意が必要です。

 

古い昭和のマンションでは

当然遮音性能などということは

言われていない時代でしたが

注意しなければならないのは

畳からフローリングや、カーペットからフローリングなど

別の素材からフローリングに替える場合です。

 

DSC06636

 

通常は管理人さんなどに聞くと

すぐに教えてくれますが

理事会などで厳密に決まっていないケースもあります。

 

カーペットや畳は比較的、音を吸収しやすい素材ですが

フローリングは固いので、音が伝わりやすい素材です。

 

マンションの規約をよく確認して

後々トラブルにならないように

床の素材を選定してください。

 

高さが高くなると扉も変わる

高さが高くなると扉も変わる

 

昭和の古いマンションは

扉の下にも枠があるケースがあります。

高さは20ミリ程度なので

床の仕上げがこの範囲で高くなる分には

あるいみ、床高さは部屋ごとに完結されているので

問題はありません。

 

しかし、扉の下枠(しもわく)よりも

高くなってしまうような床材のリノベーション(フルリフォーム)の場合には

扉や枠などの加工が必要になります。

 

昭和の古いマンションでも

扉の下に下枠が無いケースもあります。

 

その場合には既存の床高さと

扉の下の部分の高さに差が少ないので

床の高さが上がる場合には

扉と干渉しないか確認が必要です。

 

干渉する場合には

扉の下を少し短くするという技もあります。

扉がどのように作られているかにもよりますが

15ミリ程度であればカットが可能なことがあります。

 

配管更新が必要かどうか

配管更新が必要かどうか

 

床材を貼り変える場合には

床配管が更新の時期ではないか

確認をすることが必要です。

 

もし、新築当初から全く新しく配管更新

されていない場合には床の工事を行う際に

同時に行ったほうがコストも時間も無駄がありません。

 

合板やビニールの床であれば

コストもやすく簡単なので

更新の時期が早いくらいでは

配管更新を急ぐ必要もないかもしれませんが

 

無垢の床などに替える場合には

配管更新時期が少し早い場合でも

将来の張替コストを考えたら

同時に行ったほうが良いかもしれません。

 

DSC08166

 

また、過去に漏水したことがあったりする場合には

床下点検口を配管付近に設置をする場合もあります。

コスト的には高い工事ではないので

配管更新しないけど、漏水が心配

という場合には、点検口があると

万が一の時に原因特定が早いかもしれません。

 

今日の「わかった!」

今日の「わかった!」

 

昭和の古いマンションは現代の規格や工法と

異なってきている為に

一般的なリノベーション(フルリフォーム)とは少し違うノウハウが

必要になってきます。

 

リノベーション(フルリフォーム)、リノベーション会社に相談する前に

どういった範囲の工事をすることで

付帯する工事がどのように発生するか

知っておくと良いかもしれません。

 

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<編集後記>

 

 

 

 

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