子供がいる家族の皆さん

リノベーション（フルリフォーム）で配慮すべきポイントをご存じですか。

 

 

今日は最後に過去のブログを紹介しながら

子供がいらっしゃるご家族が

リノベーション（フルリフォーム）をする前に知っておいたほうが良い事を

お話しします。

 

 

1.子供の発達過程での事故を知ることで子供を守る

1.子供の発達過程での事故を知ることで子供を守る

 

幼少期における家庭内の事故は

実はとても多いのです。

では、自宅での子供の事故は

一体どんなものがあるのでしょうか。

 

当然、子供の発達過程で

事故の傾向は変化してきますが

寝返りが出来るような時期では

ファンヒーターの前で寝かせてヤケドや

おんぶしてキッチンで後ろを向いた時のヤケド

ベビーベッドの柵の閉め忘れなど

大人が原因の事故が多いのです。

 

反対に動けるようになってくると

様々なものに興味をもち

その結果の転落事故が増えてきます。

 

床はやわらかい素材を

つたえ歩きの時期から転倒、転落が増えるので

床はなるべく柔らかい素材が良いのは

言うまでもありません。

 

 

お掃除も楽で衛生的で柔らかい床といえば

無垢の杉のフローリングがオススメです。

 

コンセントカバー

コンセントの穴に興味を示し

安全ピンなどを差し込むと感電します。

 

実は僕も幼少期、針金をコンセントに差して

家中停電し、僕も両手が真っ黒にヤケドしました。

リノベーション（フルリフォーム）ではありませんが

コンセントにはいたずら防止のカバーをつけて下さい。

 

ドアの指はさみ防止

ドアの指はさみは誰もが経験する事故ですが

マンションなどで風が思い切り玄関からリビングに吹き抜け

リビングと廊下の間の扉が恐ろしい勢いで閉まったのを

見たことはありませんか。

 

ここに子供の手が挟まっていたら

どうなっていたことでしょうか。

 

僕の子供には、実は指を実際に挟んで

少し痛い思いを経験させ

指を入れないことを教えたことがあります。

 

ドアの指はさみ防止の小物も売っていたりしますが

言っていることを理解するような歳になったら

実際に少し痛い思いをさせて

事前に事故を避けることを教えることも大切です。

 

2.室内空気が子供に及ぼす影響

2.室内空気が子供に及ぼす影響

 

 

新建材など、化学物質を放散し

健康障害になることをシックハウス症候群といいますが

子供は大人の2倍影響を受けると言われています。

 

それは、大人の２倍の空気を吸っているのではなく

体重あたりの摂取量が大人の２倍だからです。

 

また、化学物質など汚染された空気は

床付近にたまる傾向がありますので

身長の低い子供や、赤ちゃんなどが

一番影響を受けることになります。

 

最近ではペットなどの小動物の

シックハウスも増えており

アトピーによる脱毛や短命などが

少しずつ問題になっています。

 

なので、床材の選定はもちろんのこと

室内の壁や天井を覆う仕上げ材も

健康に配慮した素材が良いと言えます。

 

リノベーション（フルリフォーム）の際には新建材を使わずに

自然由来の素材を選択することが

子供にとっても良い結果をもたらします。

 

 

特に、湿度を調整する効果が高いと言われる

無垢の木や珪藻土などを使うことで

室内の湿度を安定させやすくなり

冬場のインフルエンザが気になる時期

加湿させすぎてもある程度調整できるので

 

新建材の合板フローリングとビニールクロスなどの

「ビニールハウス」よりも結露がしづらくなり

室内環境を良好に保ちやすくなります。

 

また、合板フローリングのような冷たい床は

生殖器にも悪い影響を与えることがわかっています。

 

3.子供部屋はいつ作る

3.子供部屋はいつ作る

 

子供が大きくなってくると

子供部屋をそろそろと考えると思いますが

本当に今、必要でしょうか。

 

 

人間に必要なのは部屋ではなく

居場所だと言われています。

 

それはリビングの一角でもよいですし

兄弟がそれぞれ自分のものを管理できる

共同の部屋でも良いのです。

 

特に狭いマンションなどの場合

子供部屋をそれぞれ与えることは

現実的なのでしょうか。

 

個別の部屋を与えてしまい

夫婦の寝室が狭くなり

リビングに物が溢れ居心地が悪くなり

結局、子供は自分の居心地の良い部屋から

出てこなくなります。

 

また、子供が自分でプライベートな空間を

欲しいと思わないうちから部屋を与えても

良い影響を及ぼしません。

 

まだ甘えたい時期に、せっかく作ったのだからと

個室に押し込むことは悪影響を与えます。

時期についても子供それぞれに適した時期があります。

 

4.電磁波「電磁場」「電磁界」について

4.電磁波「電磁場」「電磁界」について

 

なんとなく気になる電磁波「電磁場」「電磁界」ですが

なにから手を付けてよいのか分からないものです。

 

 

でも、理屈がわかれば対処方法は難しくありません。

１級電磁波測定士の私がわかりやすく

ブログに書いたものがありますので

是非、読んで下さい。

 

今日の「わかった！」

今日の「わかった！」

 

小さいお子さんがいる住まいのリノベーション（フルリフォーム）は

子供たちの健康に配慮したいものです。

しかし、現代住宅は様々なものが溢れ

決して良い環境とは言えないものもあります。

 

それは物理的環境だったり

見えない空気環境だったり。

 

今日お話しした概要をざっくり掴みながら

下記の関連ブログをよく読むことで

せっかくのリノベーション（フルリフォーム）を間違った方向に

進んでしまうことを防ぐことが出来ます。

 

 

関連ブログを読む

関連ブログを読む

 

子供の発育過程での事故を知ることで子供を守る

冬場の押入の湿気・カビ対策は換気と素材で防止する

家の換気は風の通り道を考える（住環境、出来ることから始めよう）

身体を冷やす内装材は生殖器などに影響を与える

電磁波（電磁場・電磁界）を理解し避ける具体的方法

その他 健康住宅関連ブログ一覧

 

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＜編集後記＞

昨日はお世話になった山岳会を退会した日でした。

今期の最終例会に出席して、皆さんへ感謝の気持ちをお伝えしました。

 

山岳会退会は通常、挨拶も無しに消えていくことが多いようですが

お世話になった皆さんと、今後も繋がりを続けたいですし

ケジメとして出席してきました。

 

その後の呑み会でも、沢山の皆さんとお話しすることができ

その後もLINEのメッセージを頂いたりして

自分が本当に幸せ者だなぁと改めて感じた日でした。

 

来月からは新たな山岳会で

自分のやりたい山をさらに突き詰めて行きたいと考えております。

 

山と一口に言っても、実は様々なジャンルや

趣味、嗜好がありますので、

山好きでも好きな山行がどういったものか

ピッタリ合うということは、なかなか無い物なんですね～。

 

新たな会で、今までの会のような友人が

沢山できるよう頑張ります！

 

 

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