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自宅の照明でリラックスできてますか?照明配置のコツは上中下

RELEASE:2015.11.30     UPDATE:2016/12/07
CATEGORY:インテリア, ブログ, 社長ブログ
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皆さんの住まいの照明器具は

お部屋のどこに配置されていますか?

 

天井埋込のダウンライト?

それとも照明器具が天井についている?

 

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なんとなく心落ち着く照明は

旅行の時に旅館やホテルで

感じることはありませんか?

 

照明器具は天井ばかりじゃ能が無い

照明器具は天井ばかりじゃ能が無い

 

文明の発達によって電気が家庭に行き渡り

松下幸之助の功績で

一般庶民の家庭にも

煌々とと明かりがともる時代が来ました。

 

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高度経済成長時代は

家庭の照明がひたすら明るくなった時代

そんなように思います。

 

今でも家庭では

天井から煌々と明かりが注がれて

昼間よりも明るい室内の家庭も多くみられます。

 

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でも、そうした照明で本当に心が安らぐのでしょうか。

 

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天井から降り注ぐ蛍光灯の明かりは

職場だけでもう沢山ではありませんか?

 

人間が受ける自然の明かり

人間が受ける自然の明かり

 

人類が誕生してから

生活と明かりはどのように関わってきたのでしょうか。

 

火を扱える前は日の出とともに起きだし

日没とともに眠るような生活だったかもしれません。

 

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月の出る夜には、狩りをしたかもしれません。

そのうちに火を扱えるようになり

焚き火で暖ををとったり調理をしたり

コミュニケーションをとったり

 

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明かりは常に上からとは

限らなかったことがわかります。

 

つまり、活発に行動する時は上からの明かりであり

心静かにしたり、コミュニケーションをとったりするときは

地面からの明かりだったのです。

 

自分が落ち着く照明の配置

自分が落ち着く照明の配置

 

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皆さんが旅行にいったときに

「あ、この感じ、いいな」

と思った照明の配置はどんなでしたか?

 

常に天井から煌々と照らされる

蛍光灯の白々した明かりではないはずです。

 

どこか暖かみのある

俗に言う「電球色」と言われるオレンジの明かりで

しかも、明るすぎず、どちらかというと薄暗い

床や壁が照らされている場合が多くないでしょうか。

 

照明は上から照らすことが全てではありません。

床や壁や天井に配置したり

光源と呼ばれる「照明器具」自体を

見えないように隠してしまう

間接照明なんかも柔らかく感じます。

 

住まいの中でリラックスできる照明には

照明器具の変化が必要です。

 

照明器具の配置

照明器具の配置

 

日中は活発に活動する時間です。

なので天井から明るい照明で照らし

作業をしたりするのに向いています。

 

しかし、夕暮れとともに天井から煌々と照らす照明は切ってしまって

ペンダントライトのように、少し低い照明を入れたり

間接照明で壁を照らしたり

床に置いた照明でアクセントを付けると良いでしょう。

 

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照明器具は、上、中、下の位置に

それぞれ置いてみながらバランスを楽しんで

ご自身にあった照明の配置や

点灯バランスを見つけてみて下さい。

 

気分にあった照明の配置は

食事もお酒も美味しくなりますし

なんとなく、家族の親密度も上がります。

 

日本の家庭はまだまだ明るすぎ

日本の家庭はまだまだ明るすぎ

 

高度経済成長のなごりなのか

まだまだ照明に関する楽しみ方を

日本人は知らないように思います。

 

建築に関しても、間取りや外観

設備などが決まってしまうと

照明器具は一般的なシーリングライトを

各室につけて終わりという方もいます。

 

でもそれではとてももったいないです。

様々な照明器具で陰影をつけて

素敵な空間をさらにリラックスできる空間にして

夜の時間をもっと楽しんでもらいたいです。

 

それでも少しずつ、照明を楽しく家庭も

増えてきたように感じます。

 

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夜、マンションの窓明かりをみてみてください。

白く明るい照明のお宅に混じって

オレンジ色の暖かい窓明かりも増えてきました。

 

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最初は家族の抵抗を受けるかも

最初は家族の抵抗を受けるかも

 

僕の自宅も最初は天井から

明るい蛍光灯が煌々と照らしていました。

 

しかし、そうした環境では

自宅でゆっくりできないし

天井の照明をダウンライトとペンダントライトへ

交換してしまいました。

 

床にも照明を置いて

明かりに高さの変化をもたせて

明るさも調整できるようにしました。

 

当然、蛍光灯はやめたので

オレンジ色の暖かい明かりになりましたが

蛍光灯に比べると、

家族にとっては「暗くなった」ように感じるようで

最初は「暗い暗い」と言っていました。

 

でもだんだんと慣れてきて

今では何にも言いませんし

夜はダウンライトやペンダントライトの明かりを調整して

落ち着いた雰囲気を楽しんでいます。

 

 

月に一度は蝋燭の明かり

月に一度は蝋燭の明かり

 

僕も子供たちが幼いころにやっていましたが

月に一度だけ蝋燭のキャンドルの明かりのみで

食事を取ることがありました。

 

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当然、テレビは消してあります。

暗いなかで食事をすると

なにか子供の頃に停電した時のことを思い出します。

 

食べ物は見えるようにしてください。

視覚もおいしさの1つですので

最低限の明かりは確保してください。

 

僕はオイルキャンドルを3つ用意して

その明かりで食事をしていました。

 

洞窟で焚き火を囲んで食事をするような

原始時代の家族のようですが

なにか一体感が生まれてくるから不思議です。

 

僕は山によくいき

沢では焚き火を必ずしますが

この焚き火は見ていて本当に飽きませんし

とっても落ち着きます。

 

やはり明かりは地面に近い方が

人間は落ち着くのは原始の記憶のせいだと

僕は勝手に確信しています。

 

今日の「わかった!」

今日の「わかった!」

 

四六時中、天井から蛍光灯の明かりを

煌々とつけているのは日本特有の文化です。

 

蛍光灯の明かりは作業用の明かりとして

とても優れていますが

その分、リラックス出来るとは言えません。

 

日本人は蛍光灯に洗脳されてさえ

いるのではないかと思います。

 

それよりも、暖かみのある照明に変えたり

床、壁、天井など高さにアクセントをつけたり

照明の明るさを調整するなど

 

場合によってはキャンドルを使ったりして

自宅をよりリラックス出来る空間に

することが出来ます。

 

特に、新築やリノベーション(フルリフォーム)をする際には

照明にはとことんこだわって欲しいです。

 

相談する建築士さんやデザイナーに

是非相談してみてください。

喜んで相談に乗ってくれると思います。

 

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<編集後記>

週末は山岳会の年に一度のお祭り山行へ

下仁田方面へ行ってきました。

 

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下仁田ネギを買うことを楽しみにしていたのですが

帰りの道の駅では下仁田ネギが売り切れで

普通のネギしか売ってなかった~・・・。

 

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