創業360年の老舗が作る厳選素材住宅
フローリングというと様々ありますが
その中で断然心地よいのは杉の厚い板です。
今日はフローリングの話しをします。
一般的にフローリングというと
合板を想像する人が多いですが
無垢のフローリングでもナラや桜や栗
外国産だとチークなどのような
広葉樹を想像する人も多いです。
広葉樹とは読んで字のごとく
杉や松のように針のような葉ではなく
葉っぱのついた、枝振りが曲がった木のことです。
広葉樹は成長が遅い代わりに
年輪が詰まっており、その分固い木です。
幹や枝も曲がるため、あまり長い材料は
とれません。
反対に針葉樹はまっすぐ生育するため
比較的長い材料をとることが出来ますが
成長が早い為に、広葉樹より柔らかい木となります。
杉やヒノキや松など針葉樹系の木は
感触が柔らかく、温かみがあります。
特に杉、その中でも厚い杉のフローリングは
柔らかくて素足であるくと足触りがとても良いです。
冬は暖かく、夏はサラサラした感触です。
特に足の裏に汗をかく夏場は
床が汗と適度に馴染んでくれるために
ベトつく感じがしません。
しかし、塗膜性の強い塗料を塗ってしまうと
汚れは付着しづらくなるのですが
素材の吸放湿性能が発揮されずに
ベタつく感じになってしまうので注意が必要です。
ヒノキなどは明るい色ですが
明るいが故に、気にするほどではないですが
杉に比べれば汚れが目立ちます。
その点、杉の赤身は適度に色があり
汚れなどは比較的目立ちづらいといえます。
杉の木の皮にちかい部分である
「白太」（しらた）はとが混ざったものを
「源平」といいますが、白太が焼けてくると
赤身との差もあまり目立たなく味わいが出てきます。
杉は成長が早い為、柔らかい木であり
その為、傷もつきやすいと言えます。
しかし、木目が比較的はっきり出ていますし
エイジングしてくるために傷は比較的目立ちません。
しかし、傷を細かく気にする方や
テーブルと椅子の生活をする人などは
一定の場所の傷が目立ちやすくなるので
十分に特性を認識してから選ぶ必要があります。
しかし、実際に住まわれている方と話しをすると
思った程気にならないという意見の方が多いです。
針葉樹である杉のフローリングは
柔らかく温かく足触りがとても良いです。
しかし、塗膜系の塗料を塗ってしまったり
すると、せっかくの素材感が失われてしまうので
塗装するなら浸透系の塗料がおすすめです。
また、柔らかい故に傷がつきやすいのも特徴ですが
木目がはっきりしている為に、エイジングされていくと
あまり気になるほどではありません。
テーブルや椅子の生活であれば
傷はつきやすくなりますが、
こうした特性を納得したうえで採用すれば
足触りは他の素材よりとても心地よくなります。
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＜編集後記＞
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の
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