駿河屋代表あいさつ

代表取締役 一桝 靖人

応募者の皆さん、駿河屋の採用サイトへようこそ!
今日という日は、あなたにとって特別な日になるかもしれません。

なぜなら、私たちの「厳選素材の家づくり」「厳選住宅の不動産探し」は、一般的に知られているゼネコンやハウスメーカーの家、不動産会社の仕事とは全く異なるからです。

それは業界の常識とは全く違う建築・不動産業で、笑顔と喜びの声を日々沢山いただき、それを活力として働いています。

私たちは「自分たちの本当に欲しいものを提供する」という信条のもと、「本物を伝え繋げる」という経営理念を大切にしています。住宅を創る素材はもちろん、それを作る職人さんや産地で働くイグサ農家、林業家の方にさえこだわり、私たち自身も360年の老舗にふさわしい「本物」の「人物」に成長できるよう日々努力しています。

そして、私たちには3つの強いこだわりがあります。 一つ目は「お客様にとことん寄り添い、お客様の理想を越える住まいを実現する」こと。 二つ目は「創り手と住まい手の想いを繋げ、住まいの本当の価値を伝える」こと。 三つ目は「自ら全国をまわり厳選した自然素材をつかって、からだが喜ぶ住まいを創る」ことです。

この採用サイトをよくご覧いただき、私たちの家づくりに心底共感した方は、是非お目に掛かりましょう。そして近い将来、私たちとお客様と一緒になって感動出来る家づくりをする仲間として、活躍してくれることを楽しみにしています。

株式会社駿河屋
代表取締役社長
一桝 靖人

経営理念

“本物を伝え繋げる”

本物の素材、人(技)、価値を伝え繋げる

材木商だった駿河屋が現在の業態へ変化した理由

実は私たちは、もともとこうした自然素材を厳選した住宅建築を一般のお客様向けにおこなってきたわけではありません。
私が父の代まで継承した材木業は、新建材と呼ばれる石油からできた製品で家をつくる時代になってから、本物の木材が全く売れない世の中になってしまったため、廃業を余儀なくされました。

私は父から「材木業」は今の時代に合わないから継承するな。
しかし300年以上続く暖簾(のれん)は継承しなさい。
そう言われて育ちました。なので、自分はどんな仕事で事業承継をしようか悩んだ青年時代でした。

そこで木材と繋がりの深い建築の道を志し、将来建設会社を立ち上げるために、成長スピードが早く、なるべく経験させてくれて、実力主義の会社を選び入社。そこでつくる住宅は、私が幼いころに知っている本物の木の香りのしない、白くてピカピカの新建材の住宅でしたが「今の時代の住宅はこんなものなんだ」と納得しつつ仕事をし、一級建築士、一級施工管理技士を取得して10年目で会社を飛び出しました。

いきなり建設会社をつくっても、仕事は来ないとわかっていたので、最初は地域の建築の仕事があつまる不動産会社に営業しやすいように、ハウスクリーニングの仕事を一人ではじめたのです。

現在の業態へ変化した理由1

それから徐々にリフォームの仕事が増えて、リフォーム会社になっていきました。
法人への営業が得意だったおかげで、大手のハウスメーカーやリフォーム会社様の仕事をずいぶんとやらせていただき、業績も好調でした。

しかし、いつも心のどこかで本物の木の香りのしない住宅に、違和感を覚えていたのです。そんな時、岩手の雫石の農家に嫁いだ姉からの野菜が送られてきました。形こそ不細工なその野菜は、無農薬野菜だったのです。

姉の嫁ぎ先の農家は、農薬を使った形の良い野菜は農協に納め、自分たちが食べる野菜は農薬を使わない健康を気遣った無農薬野菜を作っていました。
姉にそのことを問うと「農家なんてみんなそんなもの」と言われ、そのときは「そんなものかな」程度で話しが終わったのを記憶しています。

食への意識が子育てと共に高まりはじめると、企業のつくっている食品は、実は会社の社員は好んで食べていないという話しや、 私が子供の頃に大好きだったミートボールは、実は廃棄寸前のクズ肉を30種類の添加物で格安のミートボールにしている話しなどを「食品の裏側」という本で知り、愕然としました。

世の中の仕事は「自分が本当に欲しいものを売っていない」
では自分の仕事はどうなのか考えました。

白くてピカピカの住宅をつくっていますが、一緒につくっている大工さんの家に行くと、そこは昔、私が知っている木の家でした。
「結局私たちも、農家や食品メーカーと一緒じゃないか」とそのとき気づいたのでした。

現在の業態へ変化した理由2

そこで、私は「本当に自分が欲しい家」をコンセプトに家づくりをしようと決めたのです。
そのためには、「今の普通の家」と「私たちの欲しい家」と何が違うのか、実際に泊まって体験できる宿泊体感型モデルルームを作ろうと思い立ちました。
それが私たちの自慢の技術と知識を総動員してつくった、宿泊体感型モデルルーム『空まめの木』です。
この素晴らしい空間の空気感を味わっていただき、お客様の家づくりのヒントと、私たちの技術が本物だと知っていただく場としてオープンしたのです。

しかし、それを知った取引先は、取引先の家づくりと真逆だったためか、仕事の発注をすべてストップされてしまったのです。
徐々に軸足を変化させて事業形態を変えていくつもりでしたが、仕事の無い月が数ヶ月におよび、建設業を創業してからはじめて危機に直面したのでした。

しかし、今いるスタッフの頑張りと、本物を理解してくださるお客様に支えられながら、翌年には最高益を達成することができたのです。
こうした時代を乗り越えて、さらに技術に磨きをかけながら駿河屋は成長していることから、毎年新卒採用をしようと方針を決めました。

こうした想いに共感した方、感性が豊かな方、お客様と感動を共有することで、
人生の大部分を占める仕事で幸せになりたいと考えている方は、是非エントリーして下さい。

駿河屋のこだわり

1:住宅の自然素材に徹底的にこだわります

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現在の住宅産業で使われる素材は、メーカーや商社経由のものばかりです。
こうした素材には産地が違っていたり自然素材といっても、樹脂などの化学物質が混ぜられていたり、本当の意味で身体に心地よい素材では作られていないこともあります。
私たちは素材の選定には必ず現地を訪れ、素晴らしい素材であることを確認することはもちろん、それをつくる人たちの人柄にも接し、「私たちの欲しい」素材を厳選しています。

2:創り手と住まい手の想いを繋げます

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住まい作りの多くは、営業マンや一部の設計担当者としか会わず、工場で作られた製品を組み立てるだけの家づくりがほとんどです。
日本人の心には「つくった物には魂が宿る」「物には命がある」など、ごくあたりまえに教えられてきました。
そうであるならば、住まいは魂の集合体です。一つひとつの素材や人の手が入ったすべての場所に命や魂が宿るのです。 素晴らしい人たちと関わり創り上げることが、「良い気の宿る家」なのです。私たちはこの考えを大切にしています。だからこそ、お客様を木の産地や畳の産地へお連れしているのです。創り手の想いや山に触れていただき、職人さんたちとのふれあいのセレモニーである「あざない式」(着工式)や「つながりはじまり式」(完工式)へ職人さんも招いて感動のセレモニーを行っています。
そうした事で、お客様はより住宅の価値を正しく認識することができ、より幸福度が高まると信じております。

3:宿泊体感型モデルルーム「空まめの木」

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私たちのこだわりの空間、美味しい空気を実際に体感できるのが、このモデルルームです。
合板やビニールクロス、化学物質の含まれた接着剤など一切使用せずつくられた駿河屋の技術とこだわりを集めた、実際に宿泊可能な自慢のモデルルームになります。
アトピーや喘息などの疾患のある方は、実際に宿泊することが可能です。過去には皮膚炎が消えてしまった方、アトピーが酷く、痒くて2時間しか寝られないお子さんも4日後に症状が消えてしまった等、住宅が要因の場合には、必ず改善する素晴らしい空間です。普段はヨガ教室やお料理教室などにも貸し出しており、スタッフの休憩場所にもなっています。

4:絆が長く続くイベントなどを沢山企画します

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駿河屋のコンセプトは「自然を通じて「心」と「からだ」の喜ぶ暮らしを」です。
一年を通じて、木を使ったワークショップや田んぼ学校、キャンプなどお客様との絆づくりをたくさん企画しております。こうしたイベントは、スタッフ全員で企画し運営しながら、一緒になって楽しんでいます。厳選素材で住まいを作ることも、「自然を通じて「心」と「からだ」の喜ぶ暮らし」お手伝いです。
私たちは家を作るだけの会社ではありません。

5:市原の畑で無農薬野菜の栽培をしている

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市原の畑を借りて、業務時間に交代で畑の手入れに行っています。そこで採れた収穫野菜はお客様にお送りしたり、店舗で販売したり、当然私たちも食べたりしています。無農薬で作られた本物の野菜は味がしっかりしていて、ご高齢のお客様からは「昔の野菜の味がする」と好評です。
私たちの家づくりをより理解していただくための、ひとつの姿勢の表れとして理解されています。

会社概要

会社名株式会社駿河屋
本社所在地〒131-0033 東京都墨田区向島1-24-16 1F
代表者一桝 靖人(いちますやすひと)
企業HPhttps://surugaya-life.jp
設立昭和41年11月
資本金1,000万円
売上高2億5千万円
従業員数8名(パート、派遣含む)
事業内容自然素材住宅の新築・リノベーション事業・不動産仲介事業