本物の住まいには確かな職人と確かな素材が必要です。
駿河屋ではそうしたものづくりの礎となるべきことを最も大切にしています。
今回『ＡＬＷＡＹＳ　二丁目の残したい景色』では駿河屋が全国に赴き、その目で確認した厳選素材を贅沢に使用いたしました。

本物の無垢の木、本物の珪藻土、そして職人の技。

他とは違うその性能と肌触り、そして室内の心地よさと空気の違いをこの機会に是非ご体感ください。


～今回の設計のポイント～
昭和43年　竣工の木造2階建て共同住宅（中廊下型）を住居への改修。
延床面積は≒168㎡（50坪強）築後49年経っている建物である。
東京オリンピックが終わって4年後の時期でとにかく町に活気があった。
銭湯はどこに行っても混んでおり、商店街も足の踏み場がないほどのにぎわい。どぶ川の匂いも今となっては懐かしい。
夏には蚊帳や蚊取り線香、冬はコタツにみかん、テレビやラジオから巨人戦の中継が聞こえてくる。
そういう時代に生まれた建物、改修するのに理屈はいらない。　

《残したい》　すべては、この想いからスタート。
いざ計画すると、様々な問題があったが　《残したい》という想いから耐震改修等で構造強度を上げ、
断熱改修や無垢のフローリング仕上げ等居住性を上げ、これからの50年も頑張ってもらいたいという一心で設計しました。

設計担当　佐々木