本物の住まいには確かな職人と確かな素材が必要です。
駿河屋ではそうしたものづくりの礎となるべきことを最も大切にしています。
今回のお宅でも駿河屋が全国に赴き、その目で確認した厳選素材を贅沢に使用いたしました。

本物の無垢の木、そして職人の技。

他とは違うその性能と肌触り、そして室内の心地よさと空気の違いをこの『職人技完成見学会』で是非ご体感ください。



～駿河屋の『厳選素材』とは～

住宅建材の中には、一般的なものである「一般建材」と、俗にいう「自然素材」｢天然素材｣と言われているものがあります。
駿河屋ではこの「自然素材」や「天然素材」と言われるものの生産地を訪れて調査し、生産者の取組、人柄に触れ、「品質」と「想い」を知った上で胸をはってお勧めできるものをだけを『厳選素材』として提供させていただいています。



◇今回の設計ポイント◇

既存の2世帯住宅の親世帯と子世帯の住み替えに伴い、子世帯の住まいを改修した計画となります。

1階部分は玄関スペースの脇に、屋内外の収納を集約させるウォークスルー形式の納戸を設け、玄関スペースをすっきりとしつつ、機能的なエントランス空間を目指しました。
2階部分は間仕切りされていたLDK部分を一室化し、広々とした空間としました。また、各スペースには、ナラ材で製作したベンチ収納兼AV収納、勉強用デスクや、南会津産無垢のナラ材の1枚板を天板に採用したハイテーブル兼用のダイニングカウンター収納など、日常の生活のシーンに応じた居場所づくりも実現しています。

1、2階共に、既存の個室スペースや収納スペースは既存の間仕切りを生かした計画としつつ、家族の気配、空気の流れを考慮し、できるだけ室内建具が少ない計画としています。

将来、ワンちゃんをお迎えするために、エントランス～LDKまでの主要動線と家族が集まるスペースの床材は、キズに強い南会津産のナラ無垢のフローリングを、各個室などは、柔らかい足触りの静岡県天竜産の新月伐採・天然乾燥の杉無垢のフローリングを採用しています。
壁は床材に合わせて、北海道稚内産の珪藻土の色味を変えたり、アクセントクロスを採用したりしつつ、天井はシンプルな和紙クロスを採用し、全体的なインテリアの調和を図っています。