お客様の声VOICE

スペシャルインタビュー

東京都葛飾区 法律事務所 maru様

“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所

法律事務所maru様について
法律事務所maru様は、葛飾区にある法律事務所。京成電鉄お花茶屋駅前の商店街からすぐ近くのビルの1階にあり、下町の暮らしに寄り添う活動をされておられます。
オフィスのリノベーションを駿河屋で叶えた代表弁護士の田口様と、リノベーションをお手伝いされた奥様に、お話を伺いました。
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所

「充実した対話」を目指した法律事務所づくり

今日は、法律事務所ということで少し緊張しながらやってきたのですが、通りから1階のmaruを見た瞬間、アレ?おしゃれなカフェかな?と思うくらい、事務所らしくない外観に驚きました。
そしてドアを開けて入った瞬間、無垢の木の床のいい香りがふわっと漂ってきて、まさにすてきなカフェ空間のよう。本当に法律事務所かしら?と、思わず看板を二度見しました。

奥様
2021年4月にオープンしてから、通りがかりの方たちから「カフェですか?」と覗かれることも多いんですよ。カフェのような気軽に立ち寄れるオフィスを目指していたので、狙い通りといいますか、嬉しい反応です。
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所

そうなのですね。法律相談の場というと、もっとお堅い空間の中でシリアスな会話が繰り広げられる・・というイメージが強いのですけれども、どうしてカフェのようなオフィスを作ろうと思われたのでしょうか?

田口様
はい。たしかに、法律事務所とカジュアルなカフェってちょっと不思議な組み合わせですよね。実は、このオフィスの成り立ちはmaruのコンセプトに深く関わっているんです。

法律相談というのは、何かしらの問題を解決するために困っている人たちが訪れる相談の場ですよね。maruでは、問題解決のためには、出発点として、まず依頼者自身が何を求めていて、どんな未来になったらいいかという本音をご自身の中に見出していくことが大切だと考えています。依頼者が本音で話せる場、できるだけリラックスして話しやすい空間とは・・を考えた時に、居心地のよいカフェのようなイメージがありました。

依頼者にとってよりよい解決とは何かを掘り下げていくと、必ずしも勝ち負けがゴールではないことも多々あります。現実には、裁判で白黒ハッキリ決着付けるまでいかなくても、適切な話し合いによってお互いが納得できること、遺恨を残さない方法でおさまることの方がベストということも多いですね。困っている人たちに寄り添っていると、できれば相手とはあまり争いたくはない、円満に解決したい、という気持ちを持っている方は多くいらっしゃる印象があります。

一番大切なことは、依頼者が納得できるプロセスを経て、真の意味での幸せや笑顔を取り戻すことだと考えているんです。

maruは対話を通して依頼者の心情に寄り添う相談所なのですね。弁護を依頼する側としては、抱えている問題から生じる心の痛みや不安、苦しみに、プロの弁護士に寄り添ってもらえることで、気持ちがほぐれたり救われたりすることも多々あると思います。

田口様
独立して事務所を構える際、依頼者が気軽に訪れることができて、張り詰めていた心をほぐしてよりよい解決に導いていくにはどういう場づくりをしたらいいか?ということを考えていました。その際に思い描いていたのが“囲炉裏(いろり)”というイメージだったんです。
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所
私は出雲出身なのですが、高校が祖母宅の近くにあったこともあり、下校時によく立ち寄っていたんですね。祖母の家の台所のテーブルのそばには囲炉裏風ストーブがありまして、そこでお湯を沸かしてお茶を飲みながらよく祖母とふたりで過ごしたものです。
囲炉裏風ストーブの上でやかんをかけて、静かでゆったりとした時間を過ごしながら、祖母の昔話や体験談を聴いていた・・という情景を、「ああ、あんな感じだ!」と思い出しまして。
人と人とがじっくり本音で語り合い、あたたかく結びついている様子が、古民家にあるような囲炉裏ばたの持つイメージにピッタリだったんです。

そこから、囲炉裏や古民家のような落ち着いた空間・・人と人との距離が近くに感じられて落ち着いた空間の中で本音が話せる場所、といった事務所のコンセプトイメージができていきました。
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所

人との出会いやご縁がつながって生まれたmaru

堅苦しい雰囲気の法律事務所と、気軽におしゃべりを楽しむカフェ風空間って相反するイメージがありましたが、「依頼者のための空間で対話を大切にする」maruならではのコンセプトが根底にあったのですね。
ちなみにどういった経緯で駿河屋でのリノベーションを決めたのでしょうか?

奥様
実は、事務所を立ち上げると決めた段階から、駿河屋さんでの自然素材でのオフィスづくり一択だったんです。
数年前に、知り合いに万能酵母液を作るイベント(出典:https://surugaya-life.jp/event/hand-made-japan_bannoukoubo2107/)が駿河屋で開催されることを教えてもらって駿河屋のモデルルーム「空まめの木」を訪れたのが、駿河屋との最初の出会いでした。
初めて訪れた珪藻土の壁や無垢材の床の「空まめの木」は、とっても居心地がよくて。ああ、自然素材をふんだんに使った空間っていいなぁと、強いインスピレーションを感じていました。
田口様
妻から駿河屋のことを教えてもらって、以前私も「空まめの木」にお邪魔したのですが、自然素材でできた空間の空気感が他とはまるっきり違うということを体感していました。なんというか、有機的な心地よさに包まれるといいますか、空気が整っているんですよね。
maruのコンセプトである「依頼者のための相談場所」を作る上で、自然素材でできた空間というのは、maruと非常に親和性が高いなと感じていました。
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所
それと、駿河屋がいいなぁと思ったのは、自然素材だけじゃないんです。駿河屋が人と人とのつながりを大切にしている点もね、とても良かったポイントです。
たとえば、打ち合わせで事務所に行くと、打ち合わせしている設計士さん以外にも中で働いているスタッフが次々に挨拶に来てくれるんですね。打ち合わせが終わった後、みんなで見送ってくださったのも嬉しかったです。

一般的に、事務所でお客様が打ち合わせしていても、その打ち合わせに関係のないスタッフは挨拶や見送りにわざわざ来ないですよね。駿河屋ではスタッフ全員が、お客様一人ひとりに関心を持って大事にしているのが伝わってきました。maruが目指している、人との温かなつながりにも通じているものを感じて、お客様との接し方、在り方は大いに参考になりました。
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所
奥様
実は、駿河屋のスタッフの新田さんとは、子どもが通っている幼稚園のつながりがありまして。母親同士だけでなく、幼稚園の親父の会を通して父親同士もつながっていて、家族ぐるみの付き合いという関係です。だから駿河屋とは出会うべくして出会った、ご縁の強いつながりがあったんだと思っています。

そうだったんですね。駿河屋は地域密着でお仕事をさせていただいておりますが、地域密着だと会社だけでなくスタッフとお客様との関係も非常に近くなることも多く、嘘をつけないからこそ真の姿を見ていただけることも大きな価値だと思っております。こういう点を評価していただいて本当に嬉しいです。

田口様
人だけでなく、場所とのご縁もありました。
事務所の場所は当初は都心で探していたんですけれど、職住近接という考え方を知り、地元の葛飾区を中心に探すようになりました。maruのコンセプトからいっても、人と人との距離が近い下町のこの地で開業して正解だと思っています。
奥様
元々このオフィスの場所にはテナントにアロマショップが入っていたのを知っていて、素敵だなぁと思って見ていました。路面側の雰囲気もカフェのような構えで。

知り合いの不動産屋を通して物件探しをしている途中で偶然ここが空いていることを知り、見に来た時に、ここで私たちがお客様をお迎えしているビジョンが強くイメージできたんです。ああ、ここだ!と。
「こんな間取りでこういう風にしたい!
とラフなイメージを打ち合わせに持っていき、ほぼこの通りに作ることができました。元のアロマショップの外観も活用して、思い描いた仕上がりで満足しています。
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所

がらんとした空室で未来のビジョンがイメージできただなんてすごい!場所とのご縁も強かったのですね。ご縁を大切にしているお二人ならではのエピソードですね。

リノベーションを通して夫婦の関係も新しいカタチへ

2020年3月に以前勤めていた事務所に独立したい旨を伝えて、2021年4月にmaruを開所。非常に短い期間で準備を進めてこられて、大変だったことはありますか?

田口様
2020年12月末に物件の契約をして2月下旬に着工、1ヶ月のリノベーション工事を経て4月にオープンという非常にタイトなスケジュールでタイミングよく物事を進めることができたのは、周りの皆さんのサポートも大きかったですが、なんといっても妻のサポートなくしてはできなかったですね。

最初、リノベーション前のがらんとした空室を見て、私自身はこの何もない空間をどうしたら目指す事務所にできるかわかりませんでした。インテリアやDIYが得意な妻が一緒になって事務所づくりを手伝ってくれたことは非常に大きかったです。妻には自分の持っているイメージを伝えて、具体的な空間づくりについてはお任せしまして。
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所
奥様
がらんとした何も無い空間を初めて見たときに、事務所のビジョンが具体的にイメージできたこともあって、図面おこしの段階からそのビジュアルを具体的な形にしていく楽しさを味わえたのは貴重な経験でした。「夫婦」というピースの違いがうまくはまって一枚の絵ができるような協働創造ができたことは、ほんとうに興味深い経験となりました。
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所
田口様
「maruを開所する」という一大プロジェクトを通して、1人ではできないこと、また自分の苦手なことを知る機会になりました。そして夫婦それぞれの個性の違いをそのまま活かすことができたことは貴重な体験でしたし、夫婦の新しい関係にもつながりました。私たちに多くの人たちが力を貸してくださってこの場が出来上がったことにも感謝の気持ちでいっぱいです。
また、個性の違いを活かした事務所づくりという経験は、現実のトラブル解決の中でも役立てていきたいと思っています。
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所

事務所スペースには、珪藻土塗り体験の記念の手形が。打ち合わせスペースには幼稚園つながりの作家さんのアート作品やお子さんたちが作った造花など、随所にご家族やお友達たちのぬくもりを感じられる相談所です。
「お客様の不安や緊張をほぐし、心穏やかに相談できる場所づくり」に自然素材をふんだんに使ったオフィスを選択された田口様。ひとつひとつのご縁を大切にする姿勢に、じっくりと丁寧にお客様に向き合うお仕事ぶりを見たような気がしました。駿河屋とのご縁も末長く続きますように。

“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所
“対話の空間づくり“を目指して選択した、自然素材でできた法律事務所

法律事務所maru

WEB:https://yastaguchi.wixsite.com/mysite
住所:東京都葛飾区お花茶屋1丁目26番4号 加藤ビル1階
TEL:03-6662-9115
円満解決を目指す法律事務所。遺産相続・不動産問題・男女問題など身近な法律相談から企業法務までを行う。現代マネジメント理論から交渉術、心理学、東西古代思想、武術兵法らを柔軟に取り入れ、型にはまらないユニークなアプローチ手法で依頼者に寄り添いサポートする、下町の法のスペシャリスト。
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