お客様の声VOICE

スペシャルインタビュー

東京都 S様

日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました

S様について
S様は充実したシングルライフを楽しむ40代女性。長らく海外でのお仕事経験を経て東京の拠点づくりを考えた際、リノベーションのパートナーに駿河屋を選んでくださいました。
クロスカルチャーのバックグラウンドを持つS様ならではのユニークな家づくりを伺いました。
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日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました
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海外を飛び回る生活を支える、「自分の居場所」に込められた思い

日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました

S様のお宅はミニマリストそのものですね。ものがスッキリと片付けられた室内はまさにシンプル。だけれど空間の持つあたたかみやファブリックを使った鮮やかな色使いのおかげで殺伐としておらず、大胆な空間の使い方が印象的です。
いわゆる日本人が暮らしに取り入れる「日本の空間」というより、海外の方から見た「日本の空間」というスタイリッシュさがありますね。

S様
ありがとうございます(笑)。移動することが前提の暮らしが長かったので、普段からものを持ちすぎない、散らからないようにシンプルな空間をと心がけていますが、空間の使い方や考え方については、イギリス、アフリカと日本を行ったり来たりする生活を送っていた影響もあるのかもしれませんね。
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました

空間のシンプルさと同時に、杉の床や珪藻土の壁といった自然の素材を取り入れることで、無機質ではない自然の温かみがお部屋を上質な空間へとコーディネートしていますね。
S様はどうして家づくりに自然素材を使おうと思ったのでしょうか。

S様
はい。実は「自然素材でできたおうち」って、子供の頃からの憧れでした。木は大地深くに根を張って空に向かって枝や葉が伸びていく、しっかりと揺るがない存在です。その木で作られた家って、どっしりと変わらず守ってくれるっていうイメージがありました。塗り壁も、土や海の底といった昔からある天然の素材ですよね。自然界にある素材でできた家って、間違いがないというか、絶対的な安心感があるという風に感じていました。

よく考えてみると、子供の頃から引っ越しが多かったせいか、「自分の居場所」というものに強い思いや憧れがあったのかもしれませんね。
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました

たしかに自然素材で作られた家って、家自体がいきもののように感じられることがありますね。時間の経過とともに味わいが出てくるといいますか、工場で生産された画一的な建材ではないからこそ、個性や深みが楽しめますね。

S様
そうなんです。その時々の味わいがまた素敵なんですよね。有機的な珪藻土の壁に照明がやわらかく当たるその陰影が美しくて、ついつい見惚れてしまったりしています。
アフリカにいた時、現地のファブリックを集めるのが趣味でした。アフリカのファブリックは素朴な自然素材を使ったダイナミックなテクスチャーが多く、個性豊か。集めていた時から「いつか自分の家に使いたい」って考えていたということもあって、ソファカバーやウィンドウスクリーンとしても使っていますが、室内が同じく自然素材でできているからでしょうか、この空間にしっくり馴染むコーディネートになりましたね。
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました

「駿河屋のお客さまは家づくりをとても楽しまれている」という印象

駿河屋のお客様は自然素材で家を作ることに強いこだわりをお持ちの方が多いのですが、S様も実はかなり以前から駿河屋のホームページを熟読いただいていたということを伺っております。
数ある建築会社の中から駿河屋でのリノベーションを選んでくださった理由をお聞かせください。

S様
東京に拠点を構えよう、と考え出した時から、自然素材、木の家、というキーワードが自分の中にありました。その時はまだ海外にいましたのでしばらくネットサーフィンで情報収集をしていたのですが、一番目についたのが駿河屋のホームページだったんです。駿河屋のホームページにはコーポレートカラーであるオレンジの色がふんだんに使われていて、温かみや親しみを感じました。特に駿河屋のオレンジ色の暖簾(のれん)がね、照明に照らされて明るくて素敵だなあと思っていたんです。

ホームページで施工事例やお客様の声をじっくり読んでいくと、自分が思い描いていた穏やかで温かみのある木のイメージのお家が沢山あってワクワクしたのと、インタビューに出てくる皆さんがとっても楽しそうで。駿河屋で家づくりをする方は家づくりをとても楽しまれているんだなぁという印象を受けました。

同時に、他の会社さんのホームページも沢山観てチェックしていましたけれども、駿河屋は、家を探すところから建設するまで、そして、家が完成してからも人と人とのお付き合いが続いているという温かみが感じられて、そこが気に入っていました。家を買うって、その家に人生を託すわけですから。大事な家と長く親身に付き合っていける会社にお世話になりたいって思っていたんです。

なんと海外から何年も駿河屋のものづくりに熱い視線を送っておられたのですね!
帰国して駿河屋にコンタクトを取って相談した時はどうでしたか?

S様
帰国して本格的に家づくりの話を進めていきたいなというタイミングが、ちょうど2020年の初め頃。世の中はコロナの緊急事態宣言中でなかなか外出できないタイミングだったのですが、ホームページにZOOMでの相談窓口ができていたので「コレだ!」と。
(駿河屋注:基本的にはご来店の相談とさせていただき、ZOOMでのご対応は要相談となります。2022.2)

でもね、最初は、不安だったんです。家って高額ですし、自分には手に届かない買い物かもしれないと。ただ以前から憧れを抱いていた駿河屋に話だけでも聞いてみようかと思い、相談を申し込むことにしました。

ご縁がつながって申し込んでくださったのですね。誠にありがとうございます。
実際相談されてどんな印象を持たれましたか?

S様
なんといっても印象に残っているのは、初回で『自然素材住宅で本物の「美味しい空気」の創り方』(リンク先:https://surugaya-life.jp/blog/oishiikuuki-book/)のお話を伺ったことです。人間は食べ物の10倍の量の空気を体に取り込んでいるから、空気環境って大事なんだ!というお話は、おもしろくて衝撃的な内容でした。
それまでは、自然素材の住宅ってどこかイメージでとらえていたんです。木の床や珪藻土の壁の見かけは素敵だなぁ、かわいいなぁ、っていう。でも、体に室内環境が大きな影響を与えているという視点を教えていただいて、自然素材を使う住宅の価値について学ぶことができ、より価値のあるものとして捉えるようになりました。

あと決め手の一つになったのが、扱っている素材のトレーサビリティ(traceability)。畳ひとつとっても、このイグサは熊本県で誰々が生産している、とか、この壁の珪藻土は稚内産というように、素材を産地から追うことができる点です。
信頼のおける製品の一つの指標が生産地や生産者を追跡できるトレーサビリティですが、トレーサビリティがしっかりしているかということも気になっていましたので、素材を吟味し生産地までこだわる駿河屋の取り組みに共感できました。
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました
畳は代表の一桝が自ら熊本八代のイグサ農家に住み込みをし、その目で確認した「減農薬栽培、天然泥染、自然乾燥の国産イグサ」です。毎年社員も産地研修に訪れます。
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました
使用している新月伐採・葉枯らし天然乾燥の木材はGPSで伐採された位置と日時の履歴をしっかりとバーコードで管理しています。
S様
また、不動産探しをして住宅ローンを申し込むということにもハードルの高さを感じていましたが、親身になってライフプランを作成するファイナンシャルアドバイザーや住宅ローン探し専門窓口をご紹介いただいて。物件探しも途中で妥協しそうになっても「良い物件に巡り合えるまでじっくり探そう」とアドバイスいただいて、自分の理想とするこの家に辿り着きました。ローンも無事に当てがついて手続きもスムーズに進めることができて大いに助かりました。

実際に確かに日差しがやわらかく差し込み、緑の公園が眼下に広がる素晴らしい眺望のリビングでお話を伺っていると、まさに理想のお家探しができたことがわかりますね。

日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました

家づくりをとことん楽しんだリノベーション

東京で拠点を構えるという中で、中古マンションを購入してリノベーションを選択された経緯を教えてください。

S様
海外の住宅ではDIYする機会が何度かあり、もともとリノベーションを身近に感じていました。それに住まいは自分たちで好きなように楽しむもの、という意識がありました。
特にイギリスの住宅は建物がとても古いものが多く、何百年も前から存在する建物をリノベーションしながら暮らしています。だからでしょうか、新築を購入するというプランも考えたことはあったのですが、新築の真新しい住宅に住むという選択肢にはあまり惹かれなかったんですね。中古マンションをリノベーションして使い込んだ味わいのある家づくりをする方が私には合っていたのだと思います。

ご自分の経験もあってリノベーションを選択されたのですね。駿河屋スタッフたちもS様と家づくりをすることができて楽しかったと言っていましたよ。

S様
そうおっしゃっていただいて私も嬉しいです。自分の居場所となる家づくりはとことん楽しみたいとかねがね思っていたので、家づくりの過程はとっても満喫しました。
特に設計打ち合わせで「こうしたい」という私の要望を、設計士が目の前ですらすらとイメージスケッチを描いてくれたのには感激でしたね。
設計士って、お客様の言葉を聞いただけで「それは、こういうことですか?」と答えを引き出せるんですね。平面図からまるで3Dの立体空間が見えているかのような提案に、打ち合わせ中はワクワクしっぱなしでした。

家づくりの打ち合わせはかなり楽しかったようですね。工事の過程はいかがでしたか?

S様
工事現場を見るのも楽しかったです。住まいが近所にあったので、職人さんたちに差し入れがてら自転車で時々様子を見に来ました。今は壁や床がありますけれど、何もない状態の現場からちょくちょく見ていると「おお〜、家ってこうやって出来上がっているのか・・」と勉強になりました。完成してしまうとなかなか見ることができない光景を見ることができて、貴重な経験でした。
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました
壁塗り体験も楽しい思い出です。現場監督のサポートを得て妹と一部の壁を塗ったのですが、ちょっと塗っただけなのにもう大変で。本当はもうちょっと範囲を広げてやってみたかったのですが、すぐ職人さんにバトンタッチしてしまいました(笑)。

職人さんがやっていると簡単そうに見えるのに、壁塗りって実際やってみるとすごく難しいですよね。

S様
そうなんです。改めてプロの職人さんたちの技ってすごい!と尊敬しました。職人さんたちには丁寧に家を作っていただいて、感謝でいっぱいです。
おかげさまで子供の頃から思い描いていた憧れの家が完成して「こうしておけばよかった」という後悔が無いことに感激しています。
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました
日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました

嬉しいお言葉をありがとうございます。最後に、以前S様が海外から熱い視線を駿河屋のホームページに注いでくださったように現在駿河屋で家づくりを検討されていらっしゃる未来のお客様に、メッセージをお願いいたします。

S様
そうですね。今家づくりを検討されている方には「間違った門は叩いていないよ」と教えてあげたいです。きっとあなたも駿河屋で楽しい家づくりができますよ、と伝えたいですね。

素敵なお言葉をありがとうございました。S様らしい個性の詰まった素敵なお家で楽しいお話を伺って、私たちもとても素敵な時間を過ごせました。

日本に拠点を構える時には、“自然素材でできたおうち“と決めていました

最後に「これからお家で楽しんでみたいことは?」と伺ったら、現在ベランダでコンポストにチャレンジしており、出来上がった肥料でガーデニングを楽しんでみたいとのこと。
コロナ禍でなかなか海外出張が難しい今、おうちでピアノ演奏やガーデニングを楽しんでいるS様。明るい日差しに恵まれたベランダで大好きなハーブの収穫が楽しみですね。

S様のお住まいの概要は、施工事例でご紹介しておりますのでご覧下さい。

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