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スペシャルインタビュー

東京都 K様

理想の住まい空間を作ったことで”豊かな時間”が増えました

理想の住まい空間を作ったことで「ゆたかな時間」が増えました

K様について
K様邸は、60代前半の女性のおひとりさま暮らし。埼玉県北部にあった戸建て住宅を手放し、ご実家にも近い東京都練馬区石神井エリアに「終(つい)の住処(すみか)」としての中古マンションのご購入およびリノベーション工事を行いました。
ボランティアに趣味にとアクティブに過ごされるK様。充実したセカンドライフを送るベースとなった「住まいづくり」について、貴重なお話を伺いました。

子離れ、離婚。新たなライフステージに立ったK様のお家づくり

“木のリビング

最近、駿河屋ではK様のような「セカンドライフを見据えた住まいづくり」のお問い合わせが増えてきています。K様は、お家づくりを機に埼玉県北部から東京都練馬区へと生活環境を大きく変えていますね。K様の今回のお家づくりにいたった背景について教えてください。

K様
今回、練馬区へと引っ越しましたが、実は今のエリアにまったくご縁がなかったわけではないんです。結婚してまだ娘が生まれたばかりの頃、石神井公園エリアのアパートに数年間住んでいたことがありましてね。このエリアは街も人もおだやかで良い印象がありました。ただ、当時娘のアトピーがあったりして、住まいの環境や保育園を選んでいった結果、埼玉に家を建てて引っ越しすることに。そこでの暮らしは、まさに子育てをするための家、でした。

そうでしたか。お子様のためとはいえ、それはそれで思い切った決断でしたね。

K様
ええ。ただ、そういったきっかけだったからか、家を建てたにも関わらず、「ここが終の住処」という意識が当時からあまり無かったように思います。
埼玉に引越してから年月が経ち、娘も息子も成人して海外に拠点を置いて生活するようになりました。また配偶者も仕事の関係で東京の拠点で生活していて年に数回にしか帰ってこない。となると、広い2階建ての住まいに実質私だけが住んでいる状態が続いていて。

また私の実家も都内で、親の様子を見に行ったり用事を済ませたり・・で週の半分くらいを埼玉と都内を行ったり来たりしているうちに、ふと「アレ?なんでここにいるのだろう?」と感じるようになりまして。
今まで当たり前のように行ったり来たりしてきたけれど、都内から最寄り駅までも遠いし、さらに駅から車で自宅まで帰る・・となると、時間も労力もかかります。それに自分1人しかいない家の管理も負担になってきたといいますか。
せめて東京に拠点を持てたらラクだなと思ったのが、最初のきっかけです。ちょうどコロナの直前でしたね。

たしかに、今までは当たり前としてやっていたことでも、暮らしが少しずつ変わっていく中で、その「当たり前」に違和感や疲労を感じることがありますよね。

K様
そう、それがきっかけでしたね。拠点を持つことで全てオーライなんじゃない?って。そこから自分の頭の中で色々と考え始めていくうちに、拠点という考え方ではなく、家の住み替えを決心したんです。

ふとしたきっかけで気づいたアイデアが、具体的なアクションに繋がって行ったのですね。
ところで、駿河屋とはどのような出会いだったのでしょうか?

K様
ちょうどその頃、万能酵母液の作り方講習会のイベントで駿河屋2階のモデルルーム「空まめの木」にお邪魔しました。イベントの帰りにショップをのぞいて「あら?ここは何屋さんかしら?」って興味を持ったのが駿河屋との出会いです。その時は建築会社だとは知らなかったんですね。
駿河屋のパンフレットを持ち帰りまして、駿河屋の自然素材を使った家づくりのコンセプトが素晴らしいなと感激しましてね。いつか住み替えでリノベーションをする時は、絶対に駿河屋でやりたいなと思っていました。

駿河屋とは、イベントを通しての偶然の出会いだったのですね。
ただその時は漠然と「いずれ、こうだったらいいな」という軽い思いだったと思いますが、実際に実現してしまうところがK様のすごいところですね。

不動産探しからリノベーション工事まで。ワンストップサービスの駿河屋だったからできたこと

“木のリビング2

漠然とした思いから実際に具体的なアクションを起こすまでは大変なご決断もあったと思います。どんなふうに思いが形になっていったのでしょうか?

K様
駿河屋での万能酵母液の講習会の後、一度駿河屋に住み替えの相談に行きました。ただ、配偶者は全然乗り気じゃなくって・・全然話が進まなかったんですね。そのうちコロナで世の中が大騒ぎとなり、私自身も離婚を経験してガラッと環境が変わったのが2022年。

一人になった今こそ、自分の為の住処が必要になったわけです。それこそ終の住処。今までは拠点が欲しいな、住み替えしたいなという漠然とした「願望」でしたが、住み替えが「必要」となった瞬間でした。しかも2022年中に今までの家を出て次の住まいを整えないといけないというタイムリミット付き。

まさに急展開、人生の大きな決断があったのですね。いざ住み替えが必要になったらなったで、ご不安はありませんでしたか?

K様
もちろん、資金面では大きな不安がありました。生活していけるのだろうか、という不安は大いにありました。
そこで大変お世話になったのが、駿河屋のライフプラン相談。プロのファイナンシャルプランナーにしっかりと相談に乗ってもらった上で、暮らしにかかるお金、住み替えにかけられる資金計画を立ててもらいました。将来的な老後のライフシミュレーションまで念入りに検討して、住まいづくりの資金も予算を組むことができてホッとしました。

駿河屋がご紹介したプロのファイナンシャルプランナーによる資金計画がお役に立てたようで何よりです!お家づくりの予算が明確になったことで、お家探しがぐっと現実的になったのではないでしょうか。

K様
そうなんです。予算が決まったことで、住みたいエリアや間取りも具体的に見えてきましたね。まずは実家に近く、雰囲気の良いエリアであること。戸建てではなくマンション、地盤が強い、水害の心配が少ない、風通しや日当たりが良い、ゆったりと暮らせる・・こうした条件から探し始めました。
人気エリアの吉祥寺や武蔵小山は、高くてちょっと手がでない笑。色々と探しているうちに、かつて住んでいた石神井エリアを思い出したんです。街並みは昔とは変わりましたが、老若男女が住む町柄といいますか、このエリアが持っているのんびりとしたおだやかな雰囲気がいいなぁと。それでいてターミナル駅の池袋まで時間もかからないでアクセスできますし。

予算的にもこのエリアは良さそうだ、ということで、早速内見を始めて2日目にしてこの物件に出会ったんです。

えっ、2日目で出会ってしまったんですか?決め手は?

K様
広告を見た時点でとても惹かれていた物件でした。間取りも、立地も良い。だけど管理費が他と比べてとても高いのが気になりました。でも・・見てみたいなって。 当日は駿河屋の不動産チームと駅から歩いてきたのですが、途中公園の脇を通って、とにかく街の雰囲気が素敵だなと。うん!住むならこのエリアにしよう!と歩きながら思っていました。
実際にこの物件に足を踏み入れた瞬間、「ここは、私の家だ!」とピンとくるものがありました。管理費の問題はあるのだけど、それ以外の全てが気に入ったんですね。それでここに決めた、と。
後から気づいたのですが、駅からのバス停もすぐ近くにあり、疲れている時や夜遅い時、悪天候の時でも快適に安全に家まで帰ることができるという点も非常に気に入っています。

それに、管理費が高いのには正当な理由がある、と駿河屋の不動産チームがきちんと説明してくれたのもありがたかったです。来るべき大規模修繕に備えてしっかりと修繕費を積み立てているので、安心して長く住めますよということを丁寧に説明してくれました。
また、これは住んでみて実感したのですが、マンション内にゴミ置き場があっていつでもゴミ出しできるし、しかもゴミを管理してくれる人がいるなんて、戸建てでは考えられない利便性ですよね。今まではゴミ集積所が自宅から離れていてゴミ出しも大変だったので、こういう暮らしやすさに繋がっているのであれば、と納得しています。

懸念点が解決できて、まさに理想の住まいを手に入れることができたのですね。
間取りは3LDKと1人暮らしには少し広めのサイズですが、気にならなかったですか?

K様
確かに、1人暮らしにはちょっと大きめかなと。
でも、駿河屋の不動産チームが「広い方がいいのでは?」とアドバイスしてくれたんです。引っ越すにあたりたくさん断捨離してきましたが、それでもやっぱり物量はあります。そして、この広さだったから家の中で趣味の楽器を楽しめるスペースも作ることができました。
何より自分らしくゆったり暮らせるスペースとして、結果的にはちょうど良い広さだったなあと思います。
木の寝室
日当たりのよい部屋

住まいに人が合わせるのではなく、暮らしに合わせた住まいの提案があったのですね。K様がご満足いただけて何よりです。
今回のリノベーション工事は、フルリノベーションではなく、既存の仕様や間取りを活かした方法ですが、どういった点を大事にされましたか?

K様
実はこの物件は4年前にフルリノベーションしたばかりということでして、前に住んでいらした方もそこを気に入って購入されたと伺いました。室内はとても綺麗な状態だったので、既存の部分で直さなくて良い部分と、自分の暮らしに合わせて変えたいという部分がありました。

駿河屋でやりたかったリノベーションは、無垢材の床と珪藻土の壁のお家づくり。自然素材で体に優しい住まいはぜひとも実現させたかったことです。
しかし全部をそうしたわけではなく、たとえばリビングの床は既存の床をそのまま使用しています。というのは、この床の下には床暖房がありまして、もし杉の床に張り替えるとなると床暖房ごと一度交換する必要があります。まだ綺麗な状態でしたし、キャスター付きのワゴンを動かす際にも傷つける心配がないので、このままでよかったなと思っています。杉の床はとてもやわらかいのですぐ傷がついてしまいますしね。
リビング以外は杉の床なので、家に入ると杉の香りが家全体に広がっていてとても心地よいです。
温かみのあるリビング
K様
玄関の収納は、もともと大きな玄関収納があったのですが、一人暮らしですから靴の物量は限られています。そこで玄関収納をダウンサイジングして、空いたスペースを飾り棚にしました。
玄関
K様
また、子供の頃父が買ってくれたアップライトのピアノは長らく弾いていなかったんですが、父の形見でもありますし、また弾いてみたいということで、練習を再開しました。
ピアノの部屋を防音仕様にすることで、ご近所にも配慮しながら音楽を楽しんでいます。
ピアノがある部屋
K様
キッチンも、まだ綺麗だったのでそのまま既存のものを使うことにしました。ただ、以前の家で使っていたガスコンロ機器は使い勝手が良かったので、コンロだけ交換しました。キッチン全部ではなくパーツだけ交換することで、必要なリノベーションができましたね。
キッチン
K様
各部屋を仕切る建具は、杉の扉。無垢材の建具は重いですが、この建具はとても軽く操作がラクです。女性は年々重たいものが苦手になりますので、少しでも軽く操作性が良いものを提案していただいて正解だったなと。アフターメンテナンスも対応してくださるそうです。
杉の扉

必要に応じて、メリハリの効いた「賢いリノベーション」ができましたね。

K様
今後のことを考えると、最終的にはどこかホームに入るかもしれませんけれど、ここが「終の住処」という意識のつもりでいるので、元気でここに住めるうちは自分が思った通りの住まいにしたいなと思っています。

駿河屋は今回不動産探しからリノベーション工事までワンストップサービスでお家づくりをサポートさせていただきましたが、どんなメリットがありましたか?

K様
はい、それこそが駿河屋を選んだ理由でもあるんです。駿河屋は「人が幸せになれる家を作る」ということに本気で向き合っているのだなということを、不動産チーム、設計チーム、施工チーム全員から感じ取ることができました。その思いに嘘がないんですよね。
一つの会社で同じ思いを全員が共有しているといいますか。担当は別々でも根っこにある思いが一つだから、皆さんにお任せすれば大丈夫という安心感がありました。別々の会社だったらこうはいきませんよね。

嬉しいお言葉をありがとうございます!一つの社内だからこその思いの共有や情報共有ができることを評価いただき、感謝しております。

木のリビング

自分のやりたいことで誰かの役に立ちたい。魅力的なK様のセカンドライフ

K様_リビング

女性のおひとりさま暮らしということで、K様の暮らしを参考にしたいと思っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。ここはやっておいた方がいい、将来的に用意しているということがありましたら教えてください。

K様
そうですね。これからお家づくりする方に是非お勧めしたいのは、これからの人生で何が必要でいくらかかるかということを把握するライフプランニング。資産がどの程度あるのか、予算は何にどれだけかけられるのかということを知ることで、自分の身の丈にあった暮らしが見えてきました。漠然とした「不安」や「心配」にとらわれることは、身も心も時間も無駄に消耗しますから。

そして「健康」であること。できるだけ長く健康で楽しく暮らすには、健康であることが一番です。自分の体を知るためにもヨーガをやっているのですが、この家で全身を映しながらヨーガに取り組もうと大きな鏡を用意しました。いつも眺めているわけではありませんが、全身を写す鏡があると、自分の姿勢が見えてシャキッとしますしね。

あとは、60歳を超えてから「残りの時間」を意識するようになりました。この歳になると増やしたくてもなかなか増やせないのが「時間」です。実は、今回のお家づくりを通して確実に「ゆたかな時間」が増えたなと実感しているんです。

ゆたかな時間ですか?

K様
埼玉に住んでいた時は、家と都内の往復だけで1日のうちのかなりの時間を費やしていました。また家の中での家事の動線も長く、それによる疲労も大きかったです。

このお家に住み出したら、今までの往復の移動時間も、家事の時間もかなり短縮された上にラクになったんです。今までこんなに疲れることを、時間をかけてやっていたのかと気づいて愕然としました笑。
住まいを作ったことで、今までの家事や移動に費やしていた時間の代わりにもっと有意義な時間を過ごせるようになりました。新しく習い事をはじめたし、運動もやってみたい。取り組んでいる音訳ボランティアの勉強も防音室を使うことでとてもやりやすくなりましたよ。

住まいという空間を作ったことで、ゆたかな時間を手に入れたのですね。これからますますアクティブに楽しい時間が待っていますね。

K様
はい。今までは、家族のために時間を使ってきました。新しいライフステージに入った今、ゆたかな時間が増えて毎日がとても楽しいです。健康に気をつけて、自分の好きなことに取り組みながら、人様の役に立つことができたら幸せですね。

K様、貴重なお話をありがとうございました。これからお家づくりを考えている方に先輩として一言メッセージをお願いしたところ、にっこりと笑って「駿河屋にお願いしたら間違いないですよ!」とおっしゃっていただきました。
生き生きと明るいK様のセカンドライフの実現に、駿河屋が少しでも関われたことを嬉しく思います。これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

K様のお住まいの概要は、施工事例でご紹介しておりますのでご覧下さい。

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