お客様の声VOICE

スペシャルインタビュー

A様ご一家

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“発酵する家”で、かぞくも すまいも くらしも成長していくのが楽しみです

A様について
A様邸は、下町エリア江東区にありながらも、緑豊かな公園や桜並木が連なる川が一望できるマンションの6階にあります。
心地よい風が吹き抜け、お子さんたちの楽しい笑い声が響き合うリビングで、ご主人と奥様がかなえた「発酵のお家づくり」についてお話を伺いました。
インタビュー_A様

建築の現場を知っているからこそ、すまいづくりで大切にした思い

木のリビング

最初に、駿河屋でリノベーションを相談しようと思ったきっかけは何だったのかを教えていただけますか。

ご主人
前に住んでいた家が1階で、日当たりも風通しもよくなく、カビも生える・・という住環境でして。これは子育てや暮らしにもよくないなと考えるなかで、新しいすまいを探そうとしました。

元々大学で建築や環境を学んでいたということもあり、今回ご縁があって中古マンションを購入してリノベーションするとなった時に、せっかく自分たちの住居を構えるのであれば、間取りだけではなく有機的な自然の営みが意識できることを大切にしたいと考えていました。そうしたことから、極力自然素材をつかって自分たちのすまいづくりをしたい、というのがリノベーションのきっかけです。

そういう経緯がお有りだったのですね。ちなみに設計者として働いていらっしゃるA様ですが、ご自身が勤めていらっしゃる会社ではリノベーションは考えていなかったのでしょうか?

ご主人
自然素材の力を生かしてリノベーションしたい・・となると、実績のある施工できる会社自体も限られてきます。だから自分たちの思いを実現してくれる会社を探そうと。それでホームページで検索して駿河屋に辿り着きました。
奥様
私は元々腸内細菌について学んでいて味噌などの発酵食品を手作りしていました。その中で、空間の環境が微生物に与える影響を感じていたので、リノベーションをするなら、自然素材で微生物の悦ぶ空間にしたいと思っていました。そんな中で検索でヒットした駿河屋では「本物の美味しい空気」を創るとホームページにあり、私たちの理想の住まいづくりができるのでは?と思い、ご相談しました。モデルルーム「空まめの木」も伺いましたが、木のぬくもりを感じられる素敵な空間で、娘もすぐに気に入ったみたいで大喜びでした。なんといっても、無垢材や自然素材を使った空間だと、こういう空気になるのか!とモデルルームで体感したことが大きかったですね。
ですから、リノベーションですまいづくりを考えた時点から家族そろってほぼ駿河屋一択でした。
ご主人
それに、駿河屋では田植えや稲刈り、木材伐採などのお客様対象のイベントも開催されていて。ただ「家を建てるだけの会社」ではなく、人のくらしを真剣に考えているというメッセージが強く伝わってきたのも惹かれた理由でした。

家はただ住まう場所なのではなく、家族が集い、ともに食べることや寝ることで、幸福感や安心感、健康、そして自然、環境にも繋がる・・学生時代に学んでいたことを改めて思い出しましてね。駿河屋なら自分たちの思いややりたいことをかなえられそうだ、駿河屋でリノベーションをやりたいねと夫婦で話していました。
木のリビングとA様ご一家

駿河屋の家づくりへの思い、暮らしの向き合い方を気に入ってくださり、ありがとうございます。駿河屋には家づくりにも暮らし方にもこだわりをお持ちの方が多く、駿河屋で行われているセミナーやイベントに参加して惹かれたという方も多くいらっしゃいます。

ところで、現在設計者としてお仕事されているA様から見て、他の建築会社と駿河屋の違いについて感じたことはありましたか?良いなと思った点がありましたら教えてください。

ご主人
他にも、駿河屋では不動産探しからリノベーションまで一括してサポートしていただけるという点も大きな魅力でした。実際にこの物件に不動産チームの方と一緒に足を運んで見てもらって、不動産のプロとしてのアドバイスをもらったことで、安心して購入できたことは大きかったですね。

やはり中古マンションのリノベーションにはリスクもつきまといます。仕上材を解体しないと建物として重要な躯体はどうなっているかわからないことも多々ありますしね。そうした不安な点を不動産チームと設計施工チームで連携して我が家のすまいづくりに携わってもらったことで安心を覚えました。

それは良かったです!駿河屋の不動産から施工までのワンストップサービスは、物件を不動産や施工のプロが多角度から見極めて対応させていただいておりますので、多くのお客様に安心できたと好評をいただいております。

ご主人
あとリノベーションする中で気にしていたのは、建物内に残るケミカル臭です。建物を作る過程で、塗料や接着剤など、建材の臭いといったものが工事期間中から建物完成、引渡し後にどうしてもケミカル臭として残るのが一般的で、この臭いは嫌だなとずっと思っていまして。
絶対自分の家ではケミカル臭は残したくないと思っていましたが、駿河屋の現場はケミカル臭がほとんどしないという点が大きな魅力でしたね。もちろん、まったく化学物質を使っていない家というわけではないのですけれど。

工事中も何度か足を運んでチェックしていましたが、ほぼ気にならないレベルでした。自然素材を使うとこうも違うものなのかと驚きました。

A様だからこそ「臭い」は気になったポイントだったと思います。実際に効果を体感していただけて嬉しいです。

“発酵する家”をめざして取り組んだすまいづくり

木の家とお子様

A様は駿河屋のお客様の中でも非常にこだわりが強いユニークなお家づくりをされておられます。玄関ドアを開けた途端、駿河屋のお家らしく杉の床の香りがするのはもちろんのこと、職人の手仕事が感じられる珪藻土の塗り壁や、趣がある化粧柱が迎えてくれる素敵なお出迎えエリアが広がっています。こだわりの上質な玄関になりましたね。

木の家とお子様
壁
ご主人
ありがとうございます。玄関からリビングにかけては、職人さんに3パターンの塗り方で仕上げてもらったこだわりの空間なんです。仕上げが違うと趣も変わっておもしろいですよね。実際に職人さんの施工の技術を目の前で見ることができて嬉しかったですし、新たな発見もありました。

仕上げを変えるだけでこんなに表情が変わるものなのですね。玄関だけでも高級料亭のような仕上がりで素敵です!他にも、家全体でかなりこだわったと伺っています。

奥様
そうなんです。実はこの家をリノベーションする際に「発酵する家」というテーマを掲げたんですね。発酵というとパンや味噌やチーズが有名ですが、微生物が物質を分解することで、でんぷん質は糖化し、タンパク質はアミノ酸に変化することで「旨み成分」が増えて美味しくなることを指します。

分解の中でもアンモニア臭を出して腐ってしまうことを腐敗と言いますけれど、発酵は腐敗せずに人間にとって有益な微生物が働いて有害な菌が動けない環境をつくっていくんですね。我が家も有機的な発酵をし続ける家でありたいな、という思いで“発酵する家”を目指しました。

“発酵する家”ですか。家も人も良い変化をし続けていきそうな、おもしろくて素敵なネーミングですね。

奥様
ありがとうございます笑。この物件は日当たりもよく風通しも良いところですので、ここにさらに有機的な環境を整えて人にとっても住居にとっても良い空間を目指そうと思いまして。その一つが「麻炭サークル」。知り合いで麻炭を作っていらっしゃる方が広めている「麻炭サークル」を駿河屋に相談して、我々で施工しました。
麻炭サークル
施工中
奥様
どういうことかというと、床を貼る前にリビングやダイニングなど数箇所に、自分たちで麻炭で大きな円をしつらえたんです。もう床が貼ってあるのでこのサークルは見えないですけれど、こういうこだわりもやってよかったなと。自分たちが思い描いていた“発酵する空間”がさらに整って、実際に住んでみて心地良くなったなと感じています。
ご主人
駿河屋さんの良いところは、こうしたいという要望に寄り添ってくれる点ですね。
もちろん床の下に麻炭の円を描いているので、若干の段差が出ることは職人さんも嫌がることは覚悟の上で床施工をお願いしました。
また、キッチンの塗り壁の独特な藍色は、珪藻土に麻炭を混ぜて施工してもらったもの。普通だったらこういうイレギュラーな対応はなかなか了承して頂けないと思いますが、駿河屋は比較的柔軟にやりたいことに寄り添ってくれて、とても助かりました。
こういうのはどうかな?とすまいづくりの中で実験的に取り入れた素材があったのもおもしろかったし、良い経験になりましたね。
木の家

良いものは実践してみようという工夫があちこちにあるのですね。
キッチンのカウンターも、以前駿河屋のレターで紹介させていただいたヒメコマツの無垢材を気に入っていただいてご採用いただいたと伺っております!る楽しみながら“発酵する家”を作っておられたことが伝わってきますね。

味噌の出来栄えがちがう!と実感した“発酵する家”

木の家_ダイニング

実際に完成して住んでみて、暮らしに変化はありましたか。

ご主人
帰宅して玄関を開けた時の杉の香りには癒されますよね。家に帰ってきたなあ、って心から安心しますし、落ち着き度合いがまったく違います。空気感が違うというか・・。帰宅のたびに贅沢な気持ちを味わっています。
木の家
奥様
びっくりしたのが、味噌の出来栄えですね。前の家でも味噌づくりをしていたのですが、やはり環境に問題があったのか、味噌に緑色のカビが生えて・・という残念なことがありました。でもこの家での味噌の出来栄えが非常に良いんですよ!変なカビもなくきれいに美味しく発酵してくれて、嬉しいです。
木の家_ダイニング

まさに“発酵する家”ですね!!家全体が風通し良いですし、珪藻土の壁で家全体が適切な湿度調節が行われている効果が出ましたね。
“発酵する家”でこれからやってみたいことはありますか?

奥様
ゆくゆくはこの家で子供たちを集めて味噌づくりをしたり、麹づくりの教室をしたり・・というのが将来の夢です。発酵する家で、良い変化をしていきながら人生をより良いものにしたいなと思っています。
ご主人
家が完成した当初は息子も生まれたばかりだったので、今まであまり人を呼べていませんでした。コンセプトが“発酵の家“だよって言うと、皆さんおもしろそうと言ってくださるので、これからたくさん人を呼んで”発酵する家“を体験してもらいたなあと思っています。

これから皆さんに“発酵する家”を体験してもらう時が楽しみですね。
最後に、駿河屋で家づくりを考えている方に一言アドバイスをお願いします。

奥様
駿河屋はスタッフの皆さんが親身になって私たちの思いを汲み取ってくださる会社でした。私たちは素材の良さや会社としての取り組みに対して納得して駿河屋に決めましたが、打ち合わせでも信頼して一つずつ進めていくことができましたし、こうしてこだわりも実現できました。お任せしてよかったなと思っています。
ご主人
我が家のコンセプトに対して、検討した上で、こういう素材でこういうことができますよと解決案を出してもらいながらお家づくりを進めることができたのがよかったです。それと、駿河屋は、家が完成したからハイおしまい、ではなくて、メンテナンスやイベントを通して作り手と住み手が繋がり続けることができる会社です。建てたら終わり、ではなくて、暮らしのことに対して長くきちんと付き合っていける会社にお願いしたいという方に、駿河屋は向いていると思います。
木の家_手形

本日はありがとうございました。A様たちの“発酵する家”、これからどんな発酵を続けていくのか、駿河屋一同楽しみに見守っております。

A様のお住まいの概要は、施工事例でご紹介しておりますのでご覧下さい。

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