九代目当主　一桝です。

30歳で一度諦めたトライアスロンですが、

半年前に再度チャレンジを決意しトレーニングを地道に積み重ねた昨日の大会

無事にゴールすることが出来ました～！

館山の青い海と青い空！心身ともに一体となって楽しめました！

久しぶりに限界に挫折しそうにもなり、沿道の応援に励まして頂きゴールするも

ゴールゲートをくぐった直後に両足が動かなくなり救護に運ばれ、

看護師さん4名にケアして頂く事態になりましたが、目標達成できました！

沢山アドバイス下さった、友人やお客様、コーチの皆様

そして、このコラムやメルマガ、ブログを通じて、いつも応援して下さった皆様

そそくさと毎日ジムに通うことを容認してくれた、会社の仲間や家族に

本当に感謝したいと思います！

また、昨晩は沢山の「いいね！」とフェイスブックメッセージを頂き、

本当に本当にありがとうございました！

僕が出た大会は、トライアスロンのオリンピック競技種目である

「オリンピックディスタンス」と呼ばれるもの

海で１．５㎞泳いで、自転車を40㎞乗って、最後に10㎞をランニングするものです。

鉄人レースと呼ばれる「アイアンマンレース」は３．８㎞泳いで１８０㎞自転車のって、４２．１９５㎞マラソンし

制限時間１７時間という、それはそれは壮絶な耐久レースですが、

それに比べれば制限時間、4時間のこの大会は、スピード重視といってもいいかもしれません。

この千葉の館山で開催された今回の大会｢館山わかしおトライアスロン｣ですが

通常の大会よりも制限時間が短い！

だいたい4時間くらいが制限時間なのに、今回の大会は3時間30分です。

初出場である僕の目標は3時間30分の制限時間までに、なんとかして戻ってくるというのが目標でした。

僕の通常のタイムは

スイム40分　バイク80分　ラン60分　が単独でのタイム

これが全て続けてとなると

スイム40分+バイク90分+ラン70分＝3時間20分

これに、トランジションと言われる時間が加わるんです。

※トランジションエリア　狭い！ここで次の競技に切り替える

スイムからバイクの間にウエットを脱いで、靴を履いて、ヘルメット、サングラスをつける時間

バイクからランの間に、靴を履き替えてバイクを置く時間

そして、準備をしてコースに出るまでの時間

これらを合計すると、おおおよそ10分はかかるのではないか！？

なので、ホントギリギリだと思ってた！

しかし！

思いの外タイムが良かったんですよ～。

たぶん、スイムとバイクを終えて90分くらい！

えええ！なんか間違えているのか！？と思うほどでした。

なんでだろ？？？？

まー　バイクは実際38.5㎞くらいだと、大会説明会では言っていたのと

今回のスイムは、事故防止の観点からなのか、

７５０ｍで一旦陸上のポイントを廻ってから再度２周目として海に入り７５０ｍを泳ぐので

若干、海辺でのランニングが入ること。

あとは、ウエットを着ると、浮くし、抵抗が減るし、少し泳ぎが早くなることが原因ではないかと思ってます。

あ～しかし！その後のランニングでは全く走れなかった！

ランに出てすぐ、太ももの表と裏がつってしまって、ひざまづいてしまいました！

沿道わきで好タイムでランに移ったのに、そのまま動けなく・・・・。

完全に補給ミス・・・。

トライアスロンは長時間の持久系レースの為に、エネルギーや水分の補給が

とてもとても大切になります。

しかしコレで失敗・・・。

実は、スイムからバイクでずっと、トイレに行きたかったんですよね

バイクの時は1.5Ｌと塩を採れとアドバイス受けてたのに

水分は５００ｍｌしか飲まなかったんです。

これで水分と塩分不足から、足がけいれんしてシマイマシタ・・・。

ひざまづいて動けなくなったときは、「こんな好タイムでリタイヤか！」と思い

本当に泣きそうになりました・・・。

でも、一生懸命マッサージして、エイドステーションでは小学生に水かけてもらって

スポーツドリンクと塩タブをもらいながら、

歩いたり走ったりしながらなんとか笑顔でゴールできました！

はぁぁぁ～　さらに情けないことに、ゴールした瞬間に、ふくらはぎ、太ももの裏表が全部つってしまい、

歩けなくて、看護師さん４名様に「救護」に担ぎ込まれてしまいました。

救護は有名な亀田病院の看護師さんたち。

ホントスミマセン・・・・。

でも、なんだか人様にいたわって頂くことが普段あまりないので、

申し訳ないやら、ありがたいやら、ウレシイやら、ハズカシイやらで・・・。

ホント！スミマセン！

そうこうしていると・・・。

なにやら一人の男性が近寄ってきて・・・。

「ちょっとアンケートいいですかぁ～」

「昨日、お酒のみましたかぁ～？」

「・・・はい・・・。」

「どれくらいですかぁ～？」

「コップ一杯です・・・。(本当はビンビール２本くらいです・・・。）」

「何時まで飲んでましたか～？」

「６時くらいです・・・。（本当は７時すぎです・・・）」

やっぱりアルコールはダメなんですかね～？

さてさて

９月にエントリーしてあるの九十九里トライアスロンで３時間切ることを目標にしてたのですが

今回、メデタク目標クリアとなりました。

でも、こういった補給ミスは場合によっては命に関わるので、次回の課題ですね。

僕も様々なイベントに関わり、裏方をお手伝いした経験があるのでわかるのですが

配布資料などまとめるチラシ一枚入れるのにどれだけ大変か！

どれだけ天候にやきもきする日々を過ごさなければならないのか！

心ない参加者に文句を言われたり、マナーの悪い人がいて、凹んだり

主催者の皆様やボランティアの皆様は、本当に大変だったと思います。

そうした方々が真剣に応援してくれると、本当に力が湧いてきました。

バイクパートは同じコースを９周もするのですが、

ある場所の方はものすごい応援熱心で、疲れて声もかけられなかったのがすごく申し訳なかったです。

そして、エイドステーション（補給場所）の地元小学生の子供たち！

ロボットのようによたよた走る僕に、水をかけたり、ドリンクをくれてありがとう！

今、こうして思い出すと沢山沢山のありがとうを実感しています。

最後に、一緒に練習をしてきた仲間と、今日の日を一緒になって楽しんでくれた友人たちに

お礼を言いたいと思います。

スポーツしてると年下の友達ばかりになって、自分の年齢を忘れてしまう・・。

自然の中で思いっきり楽しむことの出来るのが、こうしたスポーツの魅力ですが

実はこうしたスポーツ大会は、日頃つい忘れがちないろいろな方々に支えられてあるんだっていうことに

気付くためにあるんじゃないかって思いました。

たった一日のために、半年前から準備をするなんて、いったいどれくらいぶりなんだろう。

スタートの時は、｢この瞬間のために半年間やってきたので自分を信頼しよう｣と思いました。

そして、結果に繋がることができて本当に嬉しかったです。

日頃僕を応援、励まし、そして支えてくださる皆様へ感謝したいと思います。

ありがとうございました！

次は来週の日曜！

｢第一回　飯能・越生トレイルラン｣３０㎞に大学院の友人と出場してきます！

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