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不動産購入時における重要事項説明は事前に受けておくこと

RELEASE:2018.05.28     UPDATE:2018/05/30
CATEGORY:ブログ, 不動産売買, 社長ブログ
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不動産の購入に慣れている

というい方はなかなか少ないですよね。

 

特に初めてでは

よくわからないのが当たり前です。

 

だからといって

全て不動産会社の担当者に

おまかせではいけません。

 

あとで

「聞いてなかった!」

という内容に気づいても時すでに遅しです。

 

不動産会社はプロですので

あとでこちらが文句をいっても

法律的に問題なく済まされています。

 

特に契約前に説明を受ける

重要事項説明書の説明は契約日当日ではなく

事前によく理解するまで説明を受けてください。

 

重要事項説明書とは

 

重要事項説明書の説明はウィキペディアには

以下のように記載されています。

 

重要事項説明書

重要事項説明(じゅうようじこうせつめい)とは、売買契約・貸借契約・委託契約に際して重要事項説明書に基づき、契約に関する重要事項を消費者に対し説明すること。宅地建物の取引、保険の販売、マンションの委託契約、建築設計契約などに重要事項の説明がある。

(wiki)

 

ウィキペディア内の「重要事項説明書の意義」

にもかかれていますが、

不動産売買契約のトラブルの多くは

 

「そんなことは聞いてない!」

 

ということで問題になることが多く、

そうしたことを防ぐために

「重要事項説明書」を作成し

宅地建物取引士が説明したあと

売主、買主双方が署名捺印をすることになっています。

 

 

重要事項説明書は難しい

 

素人に説明することを目的とした

重要事項説明書ですが

書いてある内容はとても退屈で難しく

しっかり聞いていても理解しづらい

内容がところどこあります。

 

通常は随所で理解を確認しながら

説明をすすめますので

1時間くらいかかるものです。

 

こうした説明によって

 

「え!そんなことなら買うのやめた!」

 

となるかもしれません。

そのための最終判断をするのが

重要事項説明書なのです。

 

 

不動産業界の慣習

 

「重要事項説明書は一気に読め!」

 

ある不動産屋の方が

業界に入ったときに先輩に

教えられたことだそうです。

 

重要事項説明書の説明を受けて

お客さんの気が変わったら

せっかくの契約が無くなってしまうからだそうです。

 

説明も契約日の当日

契約の1時間前にはじめておこなう

という会社もたくさんあります。

 

本当は別の時間をとって

事前に説明を受けなければ

判断のつかない内容もあります。

 

契約当日に説明をうけて

「この内容で大丈夫なんだろうか」

と思ったとしても、

 

契約相手や相手の不動産会社の

営業マンも来てますので

いまさら「やっぱりやめた!」

とは言いづらい・・・。

 

こうして不利な条件で

契約してしまってもあとの祭りです。

 

ではどうしたらよいのでしょうか。

 

 

重要事項説明書の内容は事前に!

 

まずは「信頼できる不動産屋さんに頼む」

ということが大前提です。

 

厳密にいうと

「信頼できる宅地建物取引士に頼む」

ことです。

 

物件の良い面、悪い面を両方

きちんと説明してくれる人です。

 

だましたり、省略したり

手を抜いたりしない人をみつけてください。

 

重要事項説明の前にも

物件の懸念事項を随時教えてもらい

重要事項説明の当日は

事前説明内容の確認という形が

一番よいとおもいます。

 

当然、重要事項説明のタイミングは

契約日当日ではなく

一週間前もしくは遅くても前日までに

済ませてもらうようにしてください。

 

ただし相手方の不動産会社に

すごくせかされることが多いので

なかなか一週間前までに

調査が終了して説明を行うということは

難しいこともあります。

 

それでも遅くても前日には

詳しく説明を受け、

最終判断をする時間を確保してください。

 

 

今日の「わかった!」

 

重要事項説明を当日に行うのは

不動産業界の悪しき慣習です。

 

重要な内容を当日言われても

判断がつかないこともありますし

数十分後に契約相手が来るとしたら

いちいち質問などしづらいものです。

 

契約破棄にならないように

巧みにしかけられた罠といったら

言いすぎでしょうか。

 

全ての不動産担当者がそうだとはいいませんが

善良な不動産担当者が

重要事項説明をまえもって行うなどと言ったら

会社の上司や先輩から反対されるかもしれません。

 

担当者は誠意ある方にお願いしたいのは

当然のことですが

会社自体のモラルも判断しなければならないとしたら

不動産購入は本当に難しいですよね・・・。

 

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

<編集後記>

先週は東北の視察に行ってきました。

たまになので久しぶりにバイクで行きましたが

途中、土砂降りや快晴もあり

山とは違う自然を感じられました!

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

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