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二世帯住宅は親のスペースが空いたあとも考えてプランニングする

RELEASE:2016.01.26     UPDATE:2016/12/07
CATEGORY:ブログ, 二世帯住宅, 戸建住宅について, 社長ブログ
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2世帯住宅において

親のスペースはいずれ空いてしまいます。

悲しい事実ですが、空いた部屋の

その後の活用方法を考えてプランニングするか

全く考えないでプランニングするかでは

大きな差ができた2世帯住宅となります。

 

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賃貸として貸せるように

賃貸として貸せるように

 

完全分離タイプであれば

賃貸として貸し出すことも視野に入れても

良いかもしれません。

 

賃料が入ることは若い子世帯にとっては

とっても大きいと思います。

賃貸として貸せるようにするには

当然ながら設備はすべて分離です。

 

玄関も当然分離しなければなりませんが

将来的にリノベーション(フルリフォーム)で分離できるということでも

よいです。

 

特に玄関アプローチは独立性が保てる

プランの方が借りる側としても良いです。

 

しかし、二階建て2世帯住宅の場合

親世帯は1Fであることが多いので

そのまま1Fを貸し出すことは

庭を明け渡すことになりますので

子世帯が子育て世代のうちは

1Fへの引っ越しをして2Fを賃貸に

ということが必要になるかもしれません。

 

また、親世帯を貸し出すには

親の荷物を全部片付けなければならず

これは大きな負担となります

 

親世帯を孫に

親世帯を孫に

 

親世帯が空いてくるころ

孫もそれなりに成長してくる頃です。

 

その頃は高齢者に配慮した1Fに

子世帯が移動し

孫が立派な大人になっていたら

孫世代が2Fに残るという形も良いかもしれません。

 

時代的にリノベーション(フルリフォーム)が必要になることも多いですが

二世帯住宅なので仮住まいの心配はいりません。

2階に住みながら1Fの工事を行い

工事完了後に子世帯夫婦がリノベーション(フルリフォーム)後の

1Fに移り住むということが可能です

 

住まいとしてはこうした循環が理想的です。

なので間取りが変更できない構造だったり

ハウスメーカーによる独自工法だったりすると

汎用性がとても狭くなってしまいます。

リノベーション(フルリフォーム)しやすい木造軸組構造で建てることが

将来の世帯が受け継ぎやすい家となります。

 

子世帯が活用する

子世帯が活用する

 

二世帯住宅はよっぽど恵まれた敷地でない限り

それぞれがゆとりある部屋を確保できているわけではありません。

 

限られた空間でお互いが融通しあいながら

上手に生活することが多いです。

 

なので親世帯が空いた頃に

自分たちの子供世代がどれくらいの年齢かによって

活用の仕方も代わってきます。

 

まだまだ小さい場合には

親世帯の空いた空間を

子世帯が有効活用をすることが

一般的かもしれません。

 

水回りなどが別にあること

特にトイレなどは便利です。

 

その中でも比較的使わなくなるのが浴室なので

一時的に収納などに改築することもあります。

 

孫世代が成人したら世帯を明け渡し

あらたに住み次いでもらうのも良いでしょう。

 

今日の「わかった!」

今日の「わかった!」

 

二世帯住宅は現在だけを考えて

プランニングするのではなく

将来、親世帯が空いたこともある程度

想定しながらプランニングすることが必要です。

 

また、住み継ぐタイミングだけは想定できないので

賃貸として完全に貸し出すと決めていなければ

ある程度曖昧にして融通が利くようにしておくと

良いでしょう。

 

特に間取りは変化させることが可能なように

特殊な構造で建てないことです。

 

ツーバイフォーやハウスメーカーのオリジナル構造の場合

間取りの変更が出来ないか

その依頼したメーカーにしかリノベーション(フルリフォーム)が出来ないという事もあります。

 

そうしたメーカーとの関係も

新築時や親世帯は良かったとしても

将来、孫世代に自由度は残してあげたいものですね。

 

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<編集後記>

 実家の両親が二人とも風邪でダウンしたようです。

すでに高齢の二人なので心配です。

今晩から出張ですが、その前に様子をみてこようと思います。

 

 

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