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新建材などからの化学物質の子宮への影響

RELEASE:2015.07.19     UPDATE:2016/12/07
CATEGORY:ブログ, 社長ブログ, 自然素材
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普段なにげなく使っている日用品は

化学物質から出来ているものが沢山あります。

 

そうしたもので生活は便利になりましたが

それと引き替えに、化学物質過敏症やシックハウス

様々なアレルギー疾患を発症してしまった方も沢山おります。

 

その中で、もっとも影響を受けやすい子供や女性

今日は「子宮」への影響についてお話しします。

 

胎児が影響を受ける外的要因とは

胎児が影響を受ける外的要因とは

 

胎児が発達する過程で影響を受けると言われている要因は

次の4つの要因があると言われています。

 

・物理的要因

  熱 

 放射線
 子宮内圧、大きさ(広さ)

 

・社会、文化的要因

 ストレス
 薬物
 アルコール
 栄養状態

 

・生物的要因

 ウイルス
 細菌等

 

・化学的要因

 化学物質
 環境ホルモン等

 

こうした要因によって、流産や先天性異常、

生殖異常、癌化などがおこります。

今日は新建材など現代住宅に関わりの深い
4番目の「化学的要因」

つまり「化学物質」についてお話しします。

 

人間の自然流産は実は多い

人間の自然流産は実は多い

人の自然流産率はあまり知られてはいませんが
実は多いと言われています。

受精しても生まれてくるのは1/3強程度と言われています。

 

残りの1/3は子宮に着床する前に流れてしまい
残りの1/3は自然流産です。

 人間は環境因子によって流産しやすいと言えます。

 

当然、母親が化学物質につねに取り囲まれていれば
発達過程での影響による乱れが大きくなる為に
自然流産の割合が増加します。

 

しかし、微量の化学物質汚染については
流産までいかないにしても、

先天性異常や生殖異常などの

障害が現れる可能性が高くなります。

 

つまり、微量の汚染だからこそ、

次世代への生涯に対する影響が問題なのです。

 

微量化学物質汚染の人への影響

微量化学物質汚染の人への影響

微量の化学物質汚染で一番心配なのが
胎児や乳幼児が汚染される次世代への障害です。

 

たとえ非常に低い濃度の化学物質でも
成人にとってはなにも障害、症状が出ない量でも
作用時期が胎児期や乳幼児であれば
その影響が大人になってから現れてくる可能性が
あるということです。

 

化学物質の影響は半世紀前からわかっていた

化学物質の影響は半世紀前からわかっていた

胎盤は胎児にとって害になるものから

守ると信じられていた時代がありました。
母親が有害なものを取り込んでも

胎盤が乳児を守ると考えられていたのです。

 

しかし、妊娠中に風疹にかかれば、

子供に先天異常が起こり、
ウイルスは胎児に影響を与えることがわかりました。

 

タバコやアルコールも胎児に悪影響を与えますし、
水俣病の歴史では、社会問題となりました。

つわり防止剤のサリドマイドも
妊娠中の母親には全く影響を与えないのですが
胎児には強い奇形が生まれます。

 

つまり、

化学物質は母親には影響が現れなくても
胎児には影響が起こる可能性があるということです。

化学物質に対する胎児の過敏性は
成人とは比較にならないと言われています。

 

子供が成人してから発症する母親の化学物質暴露

子供が成人してから発症する母親の化学物質暴露

妊娠中の治療の為に

合成女性ホルモンのDESを服用した母親から生まれた女性に
子宮頸がんや膣がんが誘発されていることが判明しました。

 

母親にも害はなく、

出生児にも影響が確認されていないにもかかわらず
成人後に悪影響が現れることがあることが証明されました。

 

まとめ

まとめ

食品業界も添加物の無い食べ物、

農薬を使っていない食べ物を探すのは大変です。

 

しかし、食べ物は自らの意思で選択し

そうしたものを避けることが可能です。

 

でも室内環境における化学物質はどうでしょうか。

空気は自らの意思で選択できるのは

もはや「わが家」しか残されておりません。

 

化学物質は暴露される本人だけの問題ではなく
子孫への影響も現れてくるという
「種の保存」に関わる問題となってきます。

 

現時点では安全と言われていても
次の世代やまたその次の世代に影響が出る可能性は
誰にもわからないのです。

 

なので、なるべく接しないようにする環境を

自ら選んで選択することをしなければ

家族や子孫を守ることは出来ない時代だと言えるでしょう。

参考図書
森千里著 中公新書
胎児の複合汚染(子宮内環境をどう守るか)

 

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<編集後記>

 今日はかなりシリアスの内容を書きました。

あまり不安を煽るようなブログは書きたくないのですが

僕の所へ真剣に相談に来られる方とお合いしていると

やはり僕が知っている事実は発信しようと思いました。

 

これは目に見えない、得体の知れない不安ではなく

いつ当事者となるかわからない

事実として今ある問題です。

 

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