僕が理事でお手伝いしている

「本物を学ぶ学校マーキュリーアカデミー」で

先日ご講演頂きました

こだわりの国産オーガニックコスメ
アムリターラの勝田社長のお話。

マーキュリーアカデミーについて書いたブログはコチラ

 元、癌の執刀医が作った本物を知る学校「マーキュリーアカデミー」

前回は

「お肌の酸化」についてと

「フィトケミカル」についてのお話しを

このブログでお伝えしました。

今日は合成香料と天然精油の話しです。

合成香料と天然精油の違い

合成香料と天然精油の違い

日本で使用されている香料の

95％は合成香料で

天然香料（精油）は5％くらいしか

使用されていないそうです。

天然の精油と合成香料の違いは

一体なんでしょうか。

天然の精油

自然界の花や草木、果物などの

香りを上流したり搾ったりして

抽出したものです。

紀元前3000念の古代エジプト文明の

時代から存在しているそうです。

ダマスクローズの精油を一滴搾るために

薔薇の花が２００輪も必要とか！

価格はローズやジャスミンで

ｋｇあたり２００万～３００万！

だそうです。

合成香料

石油化学工業や石炭化学工業

パルプ工業などから大量に入手できる

化学物から合成してつくられるもの。

歴史は浅く19世紀から。

天然香料中の成分を真似したり

新しく化学的に合成して同じような香りを

つくる技術です。

価格はとても安価です。

香り成分はとても大切

香り成分はとても大切

香りというのは常温でありながら気体です。

香りは鼻から吸収されると

直接、脳や神経に影響を及ぼしますし

ニオイをもった分子が鼻に入ってきた時

鼻孔の奧にある嗅上皮から嗅神経を経て

大脳辺縁係に直に伝わります。

なので、香りは自律神経系や

内分泌系、免疫系に影響を与えるため

なるべく自然な物を使った方が

良いということでした。

アロマテラピー

アロマテラピー

天然の精油を使ったアロマテラピーは

イギリスではリラクゼーションとして

フランスでは自然治癒力を高めるものとして

古くから使われてきました。

現在でも医療現場やエステなどで

広く使われている通りですが、

最近では、アロマテラピーを医療に使うという

ことも広まりつつあるようです。

精油の効果としては

リラックス、集中力や記憶力を高める

眠りに入りやすくなる

乾燥肌、ニキビ、血流、毒素排泄

抗菌、肩こり、生理痛、胃腸の働き

抗ウイルス、鼻づまり、咳、ホルモンバランス

アンチエイジング、抗シワ、などなど

合成香料の被害

合成香料の被害

最近では香料がキツイ柔軟剤などが

流行りましたが、そうした柔軟剤で

体調不良を訴えうる人が増加しているそうです。

（毎日新聞 2013年8月）

国民生活センターによると

柔軟剤の香りで「鼻やのどが痛くなる」

「気分が悪くなる」という相談が

2009年の5件に比べて2012年は48件と

急増しているそうです。

こうした被害と同じですが

化学物質過敏症も増えています。

新しい合板家具や輸入家具を買ってから

気分が悪くなったり

シャンプーやリンスで体調が悪いと訴える人が

増えています。

イギリスの科学雑誌「ニュー・サイエンティスト」に

発表された研究によりますと

消臭スプレー、ヘアスプレーを毎日使う女性は

週に１回未満の人と比べると

頭痛持ちの割合が25％

出産後のうつ病の割合が19％

それぞれ高いということが発表されました。

こうした化学物質が頭皮や皮膚などから浸透し

身体の抵抗力を弱めていることも

指摘されているそうです。

まとめ

まとめ

勝田社長のお話を聴いていて思ったのは

化粧品も食品も全く同じ

そして建設業界も全く同じだと感じました。

使う人は便利さを求めるのですが

いつしか、便利なだけの商品が

顧客の求めている品質からズレて行き、

健康被害を及ぼすようになってしまい

結局、消費者が望んでいないものを

生産者は作り続けているということ。

畳なんて良い例だと思います。

「日本人は畳だよね」と言いながら

より安く、より青い畳を求めた結果

中国で安く作り、薬品で染め

健康被害に繋がりました。

さらには

食品もコスメも建材も

消費者はその害に気付いていないこともあるということ。

しかし、法律には触れていません。

これからの時代は益々

正しい知識をもって、自分の生活を

どうしていくのか、しっかりと判断する目と

行動力が必要だと思いました。

化学物質や添加物などの問題は

僕たち世代だけの問題ではなく

子供達や孫の代にまで影響を

及ぼす可能性を指摘されています。

皆が何も言わないから大丈夫

法律で問題ないから大丈夫

ということではなく、

賢い消費者は自らの生き方を選択する

そういう時代になるっていくのだと思いました。

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＜編集後記＞

 僕のいつものランニングコースは隅田川沿い

隅田公園を走って、画像の桜橋を渡って

台東区側に行って、隅田川沿いを上流に向かいます。

花見シーズンは屋形船が沢山来ますが、

ランニングコースがお酒臭くなってしまいます。

隅田川花火大会のシーズンは、

滑り止めのゴムマットが沢山敷かれるので

ゴム臭くてツライので、ルートを変更します。

それ以外のときは、

車も通らず往復１０ｋｍくらい走れるので

とても良い環境だと思います。

村上トライアスロン前なので

昨日は５ｋｍ程度、流してきました。

 足首の調子はやっぱりイマイチですね～

困ったもんだ～。 

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