みなさんこんにちは。

九代目当主　一桝です。

いよいよトライアスロン初出場まで3日となりました！

なんでトライアスロンに出るのか？は、以前のブログでも少し触れましたが、

そもそもはですね。

実は経営学の大学院大学に入学を決めたときに、

今までの時間管理では絶対に卒業できないのが分かっていたので、

勉強の時間を捻出するためにいくつか生活の中のことをやめたり減らしたりしました。

１　テレビを見るのを辞める

２　運動するのを辞める

３　食事の時間を減らす

４　睡眠の時間を減らす

こうして勉強の時間を捻出してました。

通常より半年卒業が遅れましたが、去年の9月に無事卒業できたんです。

でも、二年間運動しなかったせいで、足腰は細く弱りきっていました。

そんなあるとき、白馬トレイルランの大会実行委員の方と友人になりました。

彼らにほぼ強引に9月の白馬トレイルラン出場エントリーを約束され

去年の６月から運動しはじめたのです。

当然、三ヶ月では体力はもどらず、白馬の大会は完走はできたものの、ボロボロでした。

しかし、トレーニングの成果はどんどん現れて、

「もしかして、３０歳であきらめたトライアスロンに、もう一度挑戦できるのではないか？」

そう考えはじめていたんです。

もう思ったら実行あるのみ。

12月からジムのプール教室に通うことにしました。

「トライアスロンに出たいのでクロールだけ教えてください！」

普通は、クロール、平泳ぎ、背泳、バタフライの四泳法を週替わりで指導するのですが、

想定３５歳のMコーチは快く引き受けてくださり、

「わかりました！ただし毎回質問してください。大会はいつですか！？一緒に頑張りましょう！」

というと、他のおばちゃん生徒さんたちにも

「一桝さんはトライアスロンに出る為のレッスンなんで、クロールだけやりますが、宜しくお願いします」

と言ってくださいました。

それはからは、週によって平泳ぎや背泳、バタフライをやりますが、

私だけはひたすらクロールを指導してくれました。

別枠で個人レッスンなども入れると、週に2時間くらいのレッスンでしたが

私は週に５日は泳ごうと決めて、頑張って通いました。

それからあっという間の半年でした。

そして昨日が大会前の最後のレッスンの日だったんです。

プール再度にいつものように行くと

「一桝さん！僕手紙かいてきました！」

とMコーチが声をかけてきて、手紙をわたされたんです。

いや～！嬉しくて泣けてきました！

シャワーの前で、がっちりと握手し、お礼を伝えました。

男性から手紙をもらったのは初めてでしたが

年下の若いコーチは、いつもニコニコして本当に熱心に指導してくださいました。

実はMコーチ、

まだまだ売れてないミュージシャンだったんですね～！

水泳のコーチは音楽で生活できない分を稼ぐためだったんです。

それを知ったのは4月くらいだったでしょうか。

メッセージからは一生懸命に音楽活動を続ける

Mコーチの夢も垣間見た気がしました。

大会が近づくにつれて、レッスンも熱が入り、

ついつい僕の指導に一生懸命になっていたMコーチでしたが、

同じクラスのおばちゃん方も、みんな応援してくださりました。

「あなた！がんばんなさいよ～！！」

絶対に時間内完走ガンバリマス！