ペットと同居する場合には
設計上どういったことに気をつければよいのでしょうか。
「肉球でもすべらない」「消臭効果がある」
などはもはや当たり前ですが
ペットと同居する場合に
一歩踏み込んだ設計についてお話しします。
ペットを飼っていない設計者に頼んではいけない
ペットを飼っていないと
細かいところに配慮出来ません。
犬との同居であれば犬を飼っている設計士へ
猫との同居であれば猫を飼っている設計士へ
設計を依頼するほうが
打ち合わせもスムーズに進みますし
痒いところに手が届く設計になります。
痒いところに手が届く設計
ペットと同居、特に子犬などの
子供のペットと同居する場合には
室内に物を散乱させないことが重要です。
その為には収納がポイントとなります。
掃除しづらい箪笥や収納などは極力減らして
一般的な収納率の20%増しくらいで
収納スペースを確保する必要があります。
ペットと一緒に暮らすコツは
「見せない」「触らせない」「入らせない」
つまり幼児とおなじ三原則があります。
また
ペットと同居の家庭は
比較的掃除の頻度が高くなります。
なので、掃除機がとりまわしやすかったり
掃除機のヘッドを入れやすい寸法を確保したり
トイレの隙間などが掃除機ヘッドが入ると
とても気持ちよく掃除が出来たりします。
きれい好きな方は超微粒子も掃除できる
特殊な掃除機を使用している方もいます。
自宅の掃除機のヘッド寸法を建築士に伝え
心地よく掃除ができるようにしましょう。
種類ごとにペットはまったく違う
ペットと同居をする方は
設計士がペットを飼っているかたといって
安心しすぎてもいけません。
ペットは種類によってまったく違います。
なので、皆さんから建築士に詳しい情報を
なるべく沢山与えるようにすることが大事です。
種類ごとに違いますし、オス、メスでも違います
さらに個体毎でもさらに性格が違います。
ペットの情報を一番もっているのは
クライアントである皆さんです。
しっかりと情報を設計士に伝えて下さい。
高齢者対策に似ている
ペットを配慮した設計は
実は高齢者対策にも似ています。
犬の為に階段の段差が見やすい色調や
照明にすることも高齢者には優しい設計です。
猫のオシッコ対策として、
コンセントの高さを高くしますが
かがむのが苦手な高齢者には
使いやすいコンセントとなります。
腰壁と床の色を同じにすることも
犬にとっては本来見づらいものであるし
高齢者にとっても床と壁の境がわかり辛いので
明暗をはっきりさせるよう心がけます。
ペットを飼うということは責任や義務も発生しますが
逆に、それによって動くことが楽しみとなり
高齢者にとっては日頃の運動になったりします。
今日の「わかった!」
ペットと同居する住まいには
ペットを飼っている設計士に依頼することは
痒いところに手が届く設計に繋がります。
しかし個体ごと、種類ごとにペットは様々で
オスかメスでもまったく変わってきます。
その個別情報はクライアントである皆さんが
設計士にしっかりと伝えなければなりません。
ペット対策は同時に高齢者対策ともなります。
ご高齢の方でペット好きの方がいれば
ペットを飼ってみるというのも良いかもしれませんね。
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室内でペットを飼う人はリノベーション(フルリフォーム)の時に注意すべき事
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<編集後記>
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
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