リノベーションをしようと思い立ってから
夢の住まいを実現させるまでは
各会社さんによって多少の違いはあるものの
だいたいの流れは同じです。
今日はリノベーションをしようかな
と考え始めた方に向けて
「一般的」な流れと、注意すべきことをお話しします。
目次
リノベーションしたい理由、モノ、コト整理
リノベーションをしようと思ったら
まずは今の住まいでどんな不満、理想があるのか
洗い出す必要があります。
実際に施工会社に資料請求をすれば
そうしたシートが入っている場合もありますし
依頼をすればシートをくれる場合もあります。
そうしたシートを活用しながら
現在の不満や理想、ライフスタイルなどを
見つめ直しながら家族全員で
話し合いをすることが大切です。
また予算がどれくらい用意できるのか
おおよそ決めておく必要があります。
情報収集、施工会社選び
(およそ6ヶ月前までに)
リノベーションの基本的な知識を身につける時期です。
リクルート系の無料情報誌や
比較的安い情報誌には
世間一般的な情報が整理されて掲載されています。
こうした書籍や雑誌を手に取りながら
おおよその流れや、どういったリノベーションがあるのか
情報収集をしておきましょう。
ご自身のだいたいの趣味嗜好、方向性がわかったら
そうした方向性の企業を探して
さらに詳しい情報をメルマガやブログなどで
リサーチすることが大切です。
リノベーション会社には得意、不得意がありますので
「できます!」より「これが得意です!」という方針が
明確な企業のほうが安心できます。
資料請求は最低3社から5社から行いながら
届いた資料でご自身のアンテナ、感性に合う会社に
実際に行って、相性を確認してみることがとっても大事です。
リノベーションは人と人
相性や感覚を大切にしてください。
現地調査
(およそ4ヶ月前までに)
資料請求をした会社からさらに選び
実際に会社へ行ってみて、説明を聞いて
ご自身の感性やアンテナに合う会社に行ったら
今度は現地調査を依頼します。
普段の生活、素の生活を見てもらいながら
家族でまとめたシートを元に
リノベーションの可能性を確認してもらいます。
現地調査の際に細かい寸法も測るので
時間は1時間から2時間程度はかかります。
余裕をもったスケジュールをとりましょう。
リノベーション後に使いたい家具や
そうでない家具なども具体的に伝え
寸法を測っておいてもらうことが大切です。
また、収納にあるモノの量も
プランナーや建築士にしっかりつたえましょう。
たまに驚くのが、時間差で他の会社が見に来たり
同時に数社に見させる方がおります。
このやりかたは、業者間でも気分のよいものではありません。
出来れば避けて下さい。
プランニング、見積もり
現地調査が終わったら、それを基に
プランニングと見積もりを提案してもらいます。
ご自身のご要望がプランに盛り込まれていることを
よく確認してください。
また、プラスアルファの提案をしてくれる会社は
より丁寧な対応をしてくれるはずです。
予算ありきのリノベーションですが
「あと少しだせばこんなに素敵になったのか!」
と後で後悔しない為にも、プラスアルファの提案も
期待できる会社さんだとなお良いと思います。
予算に縛られることなく
リノベーションの可能性全体を見ることも
場合によっては必要です。
また、工事は引っ越しが必要なのか
住みながら工事が出来るのか
その場合、どの程度生活に支障をきたすのか
よく確認をすることが大切です。
引っ越しが必要な場合には
引っ越し先もそろそろ探さなければなりません。
仮住まいが4月や9月などの
引っ越しシーズンになる場合、
長期入居を願う大家さんは
短期入居をいやがる場合があります。
仮住まい先は早めに探すことをおすすめします。
リノベーション(フルリフォーム)会社決定
数社見積もりを取り、
よりよい提案をしてくれた会社や
相性の良い会社など様々ですが
より一歩踏み込んだ打ち合わせに進むために
リノベーション会社を決定します。
当社のように本契約前に
仮契約を結ぶ会社もあります。
有料になりますが、お互いの本気度がわかり
より踏み込んだ打ち合わせになるので
依頼側のメリットも大きいです。
いつまでも発注側の本気度が伝わらない打ち合わせは
受注者側との関係もうまく構築出来ません。
信頼関係をしっかりと結ぶことで
より良い関係を築き
安心して契約まで進めることが出来ます。
契約
(着工1ヶ月前程度)
いよいよ契約です。
内容の再確認をしながら請負契約書を締結します。
間際で変更になったことなど
工事に盛り込まれているか
お互い慎重に内容の確認をします。
たとえば、コストダウンで他社メーカーで
同等品のお風呂に変更した場合
浴槽の形がそもそも当初の要望に添わなかったなど
直前の変更などの図面の確認を怠ったために
トラブルに発展するケースもあるかもしれません。
当初の要望がしっかいりと反映しているか
違う内容になっていないか
お互いにしっかり確認をし
契約を行って下さい。
工事後のアフターケアもどういうシステムか
よく確認をすることも大切です。
マンションの場合であれば
管理会社への工事申請などは
工事開始一ヶ月前だと余裕のある申請が出来ます。
工事開始
(着工一週間前程度)
契約後は近隣さんへの挨拶がかかせません。
マンションであれば、上下左右はもちろん
斜め方向も必要です。
エレベーターから長い廊下を通る場合
廊下に面する住戸にも
資材の搬出入でご迷惑をおかけします。
また戸建て住宅の場合には
地図だけで挨拶する先を決めるのではなく
実際に近隣をあるいてまわり
現場担当者と挨拶先を決めることが大切です。
挨拶は出来れば皆さんと工事会社の担当者
両方でまわることをおすすめします。
挨拶の品は先方の負担にならない程度
1000円から2000円程度の品がよいでしょう。
リノベーション会社は、タオルだったり洗剤だったり
日用品などが多いようです。
工事車両の駐車スペースなども
どこに停めるのか担当者に聞いておくと安心です。
工事完了、引っ越し
工事完了前に最低一度
現場を案内してもらってください。
完成する前に、間取りや納まりなど
確認をすることと
今後の工事の進捗を聞くことで
安心することが出来ます。
万が一、お互いの相違があったとてしても
トラブルを未然に防ぐことが出来ます。
工事は完了すると
まず、職人さんの検査があり
現場担当者の検査があります。
そして工事会社の検査があり
施主である皆さんの検査があり
この検査に合格すると「お引き渡し」となります。
お引き渡し時には
工事で新しくなった設備機器の
取り扱い説明を丁寧にしてもらってください。
定期点検の予定なども聞いて
次回の点検日時を
具体的に決めてしまうところもあります。
完成にともない、各社様々な書類を用意してます。
機器の説明書はもちろん、お手入れの方法
万が一の場合の連絡先など
書類の内容を詳しく説明してもらうことが大事です。
まとめ
リノベーションを思い立ってから
情報収集や会社選びなど
新しい住まいが完成するまでには
沢山の「やるべきこと」があります。
これは、各会社さん様々ですが
今回は一般的な流れをお話ししました。
金額重視で比較検討するなら
同じ内容で見積もりを取ることが重要です。
でも、リノベーションは人と人との関係性で
楽しく進むか、そうでないかが別れます。
是非、直感や感性で
この会社と夢の住まいを実現させたい!
と思えるところへ依頼をしてください。
自分でリノベーション(フルリフォーム)するDIY(S様邸)
朝の朝礼はラジオ体操から!
リノベーションは楽しむこと!
も大切な要素だと思います。
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<編集後記>
昨日は午前中、ある高校の学園祭に招かれ
その足で月例の墓参りに行き
午後は仕事をして
夕方はお気に入りのカフェでサンドイッチと珈琲を頂いて来ました。
東向島珈琲店というカフェですが
駿河屋のニュースレターも置いてもらっています。
マスターの人柄も最高で、
かなりメディアに取り上げられたり
ドラマに実名で登場したりと
地元で自慢のカフェです。
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の
★産直の厳選素材住宅 自然素材住宅・珪藻土・無垢の木なら創業1657年 駿河屋
記事が気に入ったら是非シェア宜しくお願い致します!(^_^)/
東京 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市
千葉 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市
埼玉 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区
神奈川 川崎市
東京 : | 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市 |
---|---|
千葉 : | 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市 |
埼玉 : | 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区 |
神奈川 : | 川崎市 |