最近、高一、大一の子供たちとの対話のために
あえて家族の外食をしている僕ですが
先日は僕の誕生日祝いということで
家族で焼き肉を食べに言ってきました。
1杯1リットル 男前ジョッキ生ビール
息子は中高一貫校で高校に進学しましたが、
残念ながら成績別クラス分けで
不本意な結果となってしまいました。
息子を育てるのに大切な対話
思春期から関係がうまくいかなくなった息子と
関係修復の為に僕自身が変わる努力をして、
最近は少しずつ関係修復してきました。
それと同時に日々成長する息子に対して
これから大人になるオトコとして大切な事を
伝えていかなければなりません。
その為には普段の生活ではなかなか
伝える機会もないし、改まるのも変なので
外食の機会を狙っては
伝えたいことを伝えることにしています。
息子を育てるには、日々の母親との会話とともに
父親からのアドバイスも大事なのではないかと
勝手に僕が思っているのですが
今回もそんな気持ちで焼き肉店に向かいました。
高校入学で都落ち?
以前のブログでも書きましたが
息子は中学受験で思うような結果が出せず
別の中高一貫校へ入学しました。
滑り止めで入った学校では俗に言う「特進クラス」に入り
そこで一生懸命に頑張ったのですが
高校入学を境に、ついに「特進クラス」から「一般クラス」へ
都落ちしてしまいました。
両者のクラスの差は大きく
そもそも学習プログラムが違うので
「学校が違う」くらいの差があります。
妻は大いに残念がり、
息子もそれなりにショックを受けていましたが
野球部の仲の良い連中が一緒で
逆に「良かった」くらいに思っていそうです・・・。
ここで一念発起して頑張れば良いのですが
人間、そんなに強くありません。
たぶんこのまま3年が過ぎるのだと思います。
なぜなら、僕が息子と同じ境遇だったら
そう思うからです。
それでも伝えることはちゃんと伝えるのが
親のつとめであるし、もしかしたら
僕との対話で、何かが変わるかもしれません。
そんなあわい期待も抱きながら
焼き肉店での僕の誕生会は始まったのでした。
何の為に勉強するのか
焼き肉店では今回の「都落ち」には触れませんでした。
ただ、なぜ勉強しなければいけないのか
大人になるということは、働くとはどういうことか
ということを少しでも伝えるタイミングだと感じていました。
彼は俗に言うGMARCHの中の一校に入学したいらしいです。
しかし、その理由がわかりません。
たぶん、妻に「それくらいは入れないと」という言葉が
ずっと頭に残っているだけだと思います。
GMARCH
GMARCHとは早慶上智の一歩下の難関私大のグループであり、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の総称ですね。
(Google)
僕は子供の頃からのツケで、
そんな優秀な学校には入れませんでしたが
現在は、そうした優秀学校に入学出来た人にも
引けを取らないくらい仕事やプライベートが充実し
毎日、幸せを感じて生活をしています。
全ては「学校ありき」の人生ではないし自分次第です。
なので僕は息子に伝えたことはおおよそ以下の話しでした。
3年後に大学入試を迎えた時に
今、自分が目標にしている学校に
入れようが入れまいが、
そんなことはあまり重要ではない。
そもそも、その大学に入ったら
お前の幸せが約束されるわけではない。
人が幸せを感じるのは、
お金を沢山もうけることでもないし
物に囲まれた生活が幸せでもない。
自分が幸せだと感じる時を思い出してみて欲しい。
それは自分の身近な家族や友人が
おまえに愛情や感謝の気持ちを表してくれた時のはずだ。
大人になる、幸せになるということは
幸せな人を沢山増やすことが出来る
沢山の人に愛される人間になるということ。
社会の役にたつ人間になるというのは
政治家や先生になることを言うのではなく
人を幸せにできる人間になるということ。
それが大人になるということだ。
そうした大人になる為に、
これからは少しそうした気持ち、
考えを持って学生生活を送ることが大切で
決して大学を名前で決めて
大学入学を目標に勉強することではない。
しかし、勉強はとても大切。
なぜなら、こうした想いをもって学生生活を送った時に
きっとやりたい事が見つかるはず。
そのときに夢実現の選択肢が多く
そして夢実現の可能性も高くなるのは
勉強をしっかりとやってきた人間だ。
子供に僕が出来ること
親が子供に出来ることは
人生の選択を情報不足で間違ったり
後悔したりしないように必要な情報は与えること。
選ぶのは常に本人だと伝え
主体性をもって人生を歩き出す
その手伝いをしてやる事だと思います。
実は先日、ある友人と焼き肉を
(そういえばまた焼き肉だった)
食べながら話しをしたのですが
僕が息子の子育てにおいて
あまり口出しをしなくなった事を伝えました。
そして、現在高校一年の息子は
1年生の秋までに理系に行くか文系に行くか
選択を迫られる時期が来ることを話しました。
僕は「彼の選択に任せようと思う」と
友人に伝えたのですが、
そこで僕の友人が言ったのは
「取り返しのつかないことになる選択の時は
しっかりと父親としてリスクも伝えるべきだ」
と言われました。
サスガだな~ Iさん
僕は息子との関係が悪くなるのを懸念して
すべて自由にすることで自分の責任から
逃げていたのかもしれません。
将来、うちの会社を継ぐか継がないかは
お前の自由だけれでも、
「文系」を選択したとしたら、
「建築」という道は狭まってしまうよ
と伝えたところ、「理系」を選択して
苦手な教科を頑張ると言ってくれました。
ということで
少しずつ息子との関係も修復し
将来の話しなんかも出来るようになってきました。
息子を育てるということは
僕の視点を高くしたり低くしたりしながら
将来を悩む息子の気持ちによりそって
押しつけではないアドバイスを分かりやすく伝え
彼自身に主体性をもって選んでもらうことが
本人のやる気にも繋がることなんだと思います。
あとは彼が「事業承継」のタイミングまでに
「是非継がせて欲しい」と言わせるような
益々魅力ある会社にすることが僕の仕事です。
僕の誕生日祝いは息子の大好きな焼き肉にしたことも
効果はあったのかもしれないなぁと思いながら
僕は「男前ジョッキ」で1リットルの生ビール片手に
ちょっと違った意味で嬉しかった誕生日だったのでした。
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<編集後記>
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の
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