木材は自然素材なので
化学物質過敏症やシックハウス症候群の方でも
安心だと考えている「自然素材系住宅会社」は
まだ残念ながら沢山あります。
化学物質過敏症やシックハウス症候群が
発症してしまい、そうした住まいを探そうとして
施工した物件やショールームにいっても
一般建材と同様に不快感を感じる方も多いです。
それは、自然界にもある化学物質に反応している
場合があります。
化学物質過敏症やシックハウス症候群の症状が
すでに現れている方は、こうしたことをよく理解している
会社に相談しなければ、
素材選定を急ぐばかり症状を悪化させてしまう
場合がありますので注意が必要です
自然素材は化学物質を出さないか
無垢の木からテルペン類というVOC(揮発性有機化合物)
が放散されることは大分認知されてきましたが
ホルムアルデヒドも放散されることは
まだ知らない方も多いかもしれません。
自然界にある木でも、そうしたVOCを
含んだものがあるので、そうした物質に
反応してしまう方は、当然自然界にある
同じ物質にも反応をします。
なので、自然素材で作った家だから
化学物質過敏症、シックハウス症候群の人も
安心ですというのは間違っています。
また、木の種類によっても放散される物質は
違いますし、乾燥度合いによっても
放散される量は違ってきますので
そうしたことも含めて専門家は知っていないと
実際に疾患で困っている人の相談にたいして
どう対処してよいかわかりません。
対策には経験値が重要
様々な物質に反応する方の住まい作りを
経験すると、なんとなく素材の選定方向性が分かってきます。
相談に来る方は具体的にどれに反応するか
よく分かっているひとはいません。
反応することでとても苦痛を感じるので
積極的に試すことが出来なくなっているからです。
その場合には匂いの弱いものから順に
丁寧に時間をかけて確認作業をし
素材の選定をすることが重要です。
しかし、経験がないと選定を焦ってしまったり
強い匂いから確認してしまったりと
症状を悪化させてしまうことにもなりかねません。
非常に丁寧にじっくりと進めるということ。
それだけ手間ひまかけなければいけないということ。
それらを本当に理解しないと設計は出来ません。
今日の「わかった!」
シックハウス症候群や化学物質過敏症の方、
もしくは「そうかもしれない」と感じている方の
住まいづくりは焦っては失敗しますし、
場合によっては症状を悪化させてしまいます。
その為には、自然素材といっても様々なものがあること、
自然界にもVOC(揮発性有機化合物)があることを
まず理解していること。
そして、住まい作りに使う素材は
香りの弱い素材から、時間をかけてじっくりと
体との相性を確認することが重要です。
焦ると、どの素材で症状が発症しているのか
わからなくなることと、
体に合わない素材の場合には
症状をさらに進行させてしまう場合もあるからです。
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<編集後記>
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の
★産直の厳選素材住宅 自然素材住宅・珪藻土・無垢の木なら創業1657年 駿河屋
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