僕の娘は高校３年生です。

通常は受験の時期だけに

結構ピリピリしている年頃です。

しかし、

娘には「やりたい事」があるらしく

僕には全く相談もなくって

行きたい学校を決めてしまいました。

その学校は、娘の「やりたい事」に特化した学部があり

そこへの門は、なんとAO入試。

早くも試験が終了し

メデタク合格とあいなりました。

「合格祝いやろうよ！何食べたい？」

という僕の声に、娘が選んだのは

「中華街での食べ歩き」

という事で

先日は家族で久しぶりに

中華街で食事をしたのでした。

AO入試

AO入試（エーオーにゅうし、アドミッションズ・オフィス入試）は、出願者自身の人物像を学校側の求める学生像（アドミッション・ポリシー）と照らし合わせて合否を決める入試方法である。A.O.(Admissions Office)とは「入学管理局」の意。

1990年慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス（SFC2学部）が、他に先駆けて導入した。学科試験の結果で合否が決まる一般入試とは異なり、内申書、活動報告書、学習計画書、志望理由書、面接、小論文などにより出願者の個性や適性に対して多面的な評価を行い合格者を選抜する。

（wiki）

やりたい事が明確だと

やりたい事が明確だと

やりたい事が明確な娘は

いつも目標まで最短距離で進みます。

中学を受験したのも

彼女のやりたい音楽が明確だったから。

普通は「自分が何をしたいのかわからない」

という子供から大人までいるのに、

それはとても幸せな事だよと伝えました。

中華街食べ歩きとは言うけれど

中華街食べ歩きとは言うけれど

何を食べたいというリクエストも無かったので

深夜にベッドの中でリサーチしました。

グーグル先生に「中華街」「食べ歩き」

をお伺いしたところ、こんなサイトが。

肉まん、焼き小籠包・・・横浜中華街おすすめ10店
食べ歩きマップ

おおお！やったー！まさにコレだ！

これを片っ端から食べよう！

これならみんな喜ぶぞー！

喜び勇んで得意げに

LINEの家族グループに投稿！

した瞬間！

ピンコン！！！！

妻の携帯の着信音が

漆黒の寝室に大きく響いてしまった！

時刻は午前２時。

思わず背筋が凍り付く・・・。

寝ていた妻が機械的に携帯を掴み

暗闇にモニターのライトで照らされる顔

「ちっ アンタか・・・」

と言ったか言わずか

再び泥の中の眠りに沈んで行きました・・・。

ふーーーーーーーーーーっ。

叱られるかと思ったんですけど！

仲良く中華街に出掛けました。

仲良く中華街に出掛けました。

案の定、ラインに共有した情報は

家族誰一人開いておらず。

「そういうもんだよね！」

(^^)/

と独り納得しながら首都高を西へ走らせました。

おーヒサビサの中華街

タピオカの売店とか昔沢山あったけど

今は一軒もないんですね～。

食べ歩きでお腹いっぱいになるのも

合格祝いとしては悲しいので

まずはお店に入って腹ごなし。

帰りに食べ歩きしながら

お土産を買って帰ろうということに。

食事中は中華テーブルにカメラを置いて

ぐるぐる回しながら家族の笑顔の動画をとったりして

楽しい時間を過ごしました。

実はちょっと話したかった事があった

実はちょっと話したかった事があった

料理も終盤にさしかかり、

僕は息子と娘に話したいことを切り出しました。

それは、

「僕がなぜ今の仕事をしているか」

「どういう想いで取り組んでいるか」

ということ。

将来を少し考える年頃になった今

なんとなく伝えておきたい。

そう思っていました。

食事も一段落し

頃合いをみて話しはじめ

僕の話が佳境に入ったその時

「デザトオモチシマシタ～」

オーマイガ！

もー！

一番伝えたいことをこれから話しをするところだったのにっ！

妻と子供達は、

もう意識はマンゴープリンに行ってしまったきり

帰ってきません。

僕が半ばヤケクソで、

中華テーブルの上に立って

くるくると回りながら

出勤途中の駅前演説のように声を張り上げても

 もう誰も僕を見てはくれません・・・。

残念ながら僕の伝えたい想いは

尻切れトンボとなったのでした・・・。

オススメ店に行ってみた

オススメ店に行ってみた

さて、切り替えの早い僕は、

サッサと気を取り直して

グーグル先生のアドバイス通りに行動を開始。

行った店は、なぜか陳腐な看板ばかりでしたが

中華街全体が、こうした看板に変わっていまい

なんとなく安っぽくなってしまったのは残念です。

せっかくの名物も薄っぺらく感じます。

少々心配ですが、いくつか購入しました。

帰りの車中

帰りの車中

こういう食事の時は

ビールを飲んだ僕は助手席で

運転はカミサンが担当となります。

慣れない車と道に真剣なカミサンは

無口になりがちですが

なんとなく、横顔は

「今日は良かったね」

と言っているように感じました。

日々忙しくて、子供ともカミサンとも

話しをちゃんとする機会はないけれど

たまにはこうした時間をちゃんととって

お互いの話しがきちんと聞ける場を作るのは

とっても大切な事だよねと

今更ながら感じた夜でした。

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＜編集後記＞

 週末は「つちからの会」おやじ組のKさんと

バイクツーリングに行ってきました！

ツーリング中、訃報が入り

翌日は急いで帰って再び静岡へ

大変でしたが、お世話になった方へ

最後のお礼が伝えられてよかったです・・・。

感謝

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