こんにちは。駿河屋の九代目当主一桝です。

皆さん、お正月はいかがでしたか？懐かしい人と集まったり、美味しいおせちを沢山食べたり、あったかいコタツでミカン食べて昼寝したり、この時期ならではの時間を過ごされたのではないでしょうか。

僕は今年も大晦日には１年の報告としてお墓参をして、元旦の朝もお雑煮を持ってお墓参りに行きました。その後は妻の実家でゆっくりさせて頂きました。

それでは、今月も子育てママにお役にたてる、おうちの中で大切なこと、発信します！

【住まいの結露は「健康」と密接な関係がある？】

「結露はなぜいけないの？」

冬場の結露はいやですね。窓ガラスばびちゃびちゃになるし、カーテンも湿っぽい。窓枠にも水が溜まってしまいます。

特に部屋干しを夜される場合には、暖かい部屋で洗濯物を干して、夜に室温が下がり、明け方の窓は結露でビショビショなんて、私の学生時代の部屋はまさにソレでした。

マンションの北側のお部屋を寝室にされている場合には、マンションの廊下のある側（北側）なので窓際は寒いし、ましてや冷たい外気を取り込む換気なんてしたくない。

でもこの時期、インフルエンザ予防から、加湿器を入れて湿度をあげている。

その結果、ますます結露がひどくなってくる。

こうしたお部屋も結露発生がとっても悩ましいですよね。

その結露を見ないふり・・・しているとなんとな～く、壁のビニルクロスもカビっぽいし、紫色のしみが広がってきてしまいます。「紫のしみ」に見えるのは、ビニルクロス下のカビです。

では、なんで結露はいけないのでしょうか？

簡単に流れを説明します・・・

結露が発生する

↓

カビが生える

↓

カビを食べにダニがやってくる

↓

ダニの死骸やフンが増える

↓

アレルギーやアトピーの症状が発症する要因になる

ということなので、結露の多い家は健康な住まいとは言えないかもしれません。

シックハウスやアトピー、アレルギーで悩まれる方が僕のところにご相談にいらっしゃいますが、ご自宅がこうした状況だという方もいらっしゃいます。

ですので、まず初めの対策としては結露しない環境に、お部屋を変えていきましょうとお話しをします。

大切なのは

「寝室」や「小さいお子さんが寝る部屋」、皆が集う「リビング」などを優先的に結露しない環境に改善して行くことが大切です。

寝室は人生で一番いる時間の長いお部屋ですし、お子さんは大人の倍、空気環境の影響を受けるとこが研究から解っております。

そしてなにより、家族が一番休まる場所、リビングも結露しない、カビやダニの集まらない場所になると、よりよいですよね。