こんにちは。駿河屋の九代目当主一桝です。

もうすっかり秋が深まりました。夏の疲れから季節の変わりめ、体調崩されてませんか？さて、今は秋の花粉シーズンですね。目や鼻でお困りの方も多いです。僕もブタクサアレルギーなので、この時期はムズムズしてます。そんな空気ですが、住まいの空気もしっかりと換気をしなければ、結露が発生してカビが生え、ダニを呼ぶ、そんなことにもなりかねません。今日は正しい換気についてお話します。

それでは、今月も子育てママにお役にたてる、おうちの中で大切なこと、発信します！

【正しい住まいの換気方法とは】

私は皆さんから

「換気扇をいつも回しているのに結露がひどいんです。どうにかなりませんか」

という質問を頂くことがあります。

加湿しすぎてませんか？

部屋干ししてませんか？

観葉植物や水槽、多くありませんか？

などなどの質問以外に、伝えするのが

「換気扇を回すとき、窓を開けていますか？」

「吸気口を開けていますか？

とお伝えしております。

給気口とは、戸建でもマンションでも、外壁面にある通気用の開け閉めできる穴のことです。ここを開けずに、換気扇でいくら空気を出そうとしても、入ってくる空気が無ければ絶対に排気ができないからです。

窓や吸気口を開けずに換気扇を回すのは、ビンの口を吸っているようなものです。

新鮮な空気の入口を正しく作らないと、室内空気は出て行きません。

とくに、空気の入口は、出口からなるべく離れたほうが部屋全体の換気には有効です。

それでも「ちゃんとやっているんですけどね～・・。」という方もいらっしゃいます。

その場合は、吸気口がホコリで詰まっている。もしくは、レンジフードのキッチンの排気口やお風呂やトイレの排気口が長年の油やホコリとともに詰まってしまっているということがあります。

新たにご購入された中古のお住まいで、リノベーション（フルリフォーム）やクリーニング済みだとしても

外壁に面している排気口を清掃してあるのは非常に希です。

ですので、入口と出口をしっかりと確認することが大切なんですね。

さてさて

「そんなこと言っても、花粉の季節は開けられないよ～」

という方の為にスリーエム社製のフィルター付の給気口がお勧めです。

http://www.mmm.co.jp/news/2014/info/20140123.html

従来のフィルターだけでなく、帯電させることで静電気で花粉をキャッチしてくれます。

こうしたものを正しく取り付けて、正しい換気をすることで、花粉やPM2.5を防ぎ

より快適なお住まいにすることが出来るんですね。