住宅の中で常に触れている部分といえば床です。
それだけ年中触れているものだけに
その部分の素材が何であるかによって
住まいの住み心地はもちろん
人間の生理や心理に大きな影響がある
と言って良いと思います。
ビニールや合板の床は
冬場では冷たいし、夏場はベタつきます。
カーペットは足触りとしては良いのですが
ホコリやダニなどの巣となるので
避けた方が良いというのが一般的になりました。
無垢の床は針葉樹や広葉樹かで
足に触れる温度が変わりますが
杉や桧などの針葉樹であれば
比較的優しく暖かみがあります。
滑りやすさも影響してきます。
あまり滑ると心配でリラックス出来ません。
高齢者などは特にそうでしょう。
無垢の木のフローリングでも
ウレタン塗装をテカテカにかけてしまったり
ワックスの塗りすぎはスベリの元です。
シャギー系の毛足の長いカーペットも
実は躓きやすかったりします。
家族に高齢者がいるばあいには
こうしたところにも配慮が必要です。
小さい子供や高齢者がいる場合
転倒にも配慮することも大事です。
柔らかい素材といえば先ほどのカーペットもそうですが
畳やコルクなども外せません。
畳は2寸、つまり約6センチが基本ですが
最近のマンションでは2センチに満たないものもあります。
本来、畳の厚さは権力の象徴でした。
雛飾りをみても身分の高い人は厚い畳を敷いてますが
最近では高級マンションの畳さえもペラペラだったりします。
これでは踏み心地が良くないのも当然です。
フローリングで言えば杉や桐はダントツで柔らかいです。
柔らかいということは暖かいということ。
しかし、桐はやわらかすぎて
床には向かないかもしれません。
そう考えると杉のフローリングは
高齢者や幼児に優しく、暖かい
清潔で足触りも良い。
さらに言えば
コスト的にもお財布に優しいし
年齢を重ねたエイジングも美しくなります。
香りも優しく万人に受け入れられやすい素材です。
そう考えると、
床のフローリングに悩んだ場合には
杉を基準に考えると選択しやすいです。
杉の素材を実際に足に敷いてみて
もうすこし固くとか、もう少し色を濃くとか
色々と感じて見て下さい。
それによって、桧がいいかなとか
コルクはどうだろうとか
固い栗の木がいいなとか
色々と考えることが出来ます。
床材に悩んだら杉を基準に考える。
ということをスタートラインにしてみてください。
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<編集後記>
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の
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