今日は息子に伝えたいこととして、

「人生のハンドルを握っているのは誰か」

ということについて書きます。

 以前のブログ「息子を育てるということ２」で告白しました、僕と息子との微妙な関係。

息子が大好きな野球の試合に、初めて応援に行ったこと。

息子の特性を見ずに、自分のエゴや想いだけで強要した柔道に身が入らず

中学生からは、自ら選んだ野球部で経験者が多い中、

息子なりに一生懸命に頑張っている姿を見ることができました。

バッティングが苦手な息子にプレゼントしたもの

バッティングが苦手な息子にプレゼントしたもの

サードを守る息子は、守備では結構活躍しているのですがどうしても打てない。

バッティングがとてもとても苦手。

そこで6月の大会に向けて、早速ピッチングマシーンを購入しました。

なんで自分で投げてあげないんだ！って叱られそうですが・・・。

次回のブログで白状しますが、僕はキャッチボールすらしたことのない少年でした。

なので、まともにボールが投げられないんです・・・。

キャッチボールしても笑われて「なんかヘンだ！」と言われるくらい・・・。

なので、ピッチングマシーンを買いました。

さて　話しを元にもどしますね・・・。

このピッチングマシーン。

オモチャに毛が生えたくらいの簡素な物ですが、

動体視力を鍛える練習には十分なものです。

これを使って、勉強の合間に僕とカミサンで息子の特訓をしたんですね。

なんとか6月の大会でヒットを打たせてやりたい。

練習すれば必ず出来るようになるってことを伝えたい。

「6月は絶対ヒット打てるから大丈夫だ！」

なんて自信を付けながら、おだてたり、すかしたり言いながら、

僕はピッチングマシーンの球拾いをする日が続きました。

努力すれば報われるのか 

努力すれば報われるのか

「努力すれば報われる」

本当にそうですか？

なんて言わないで下さい。

以前のブログで家族で映画「ビリギャル」を見た時の話し

「父の日はどう過ごしましたか」

でも、ずっとしまっておいた僕の中学生の時の話しを告白してしまいましたが、

あの当時、自分が必死になって頑張った経験で、

まわりの大人に支えながらも、何か「自分自身で人生を変えた」

そんな原体験が僕の中にはあるんです。

自分自身で人生を変える

自分自身で人生を変える

「自分自身で人生を変える」

この体験、意識が今の自分をつくっている、支えているようでならないんです。

人生には真っ暗闇を１人あるく時もあります。

そうした時に、他人や環境に頼っても何も変わりません。

頼れるものは自分だけ。

もちろん、相談相手はとっても必要です。

勇気づけてくれる沢山の友人や家族、そして最愛の妻。

でも結局、現状を変えることが出来るのは自分だけしかいないのだということを

知っているのと知らないのとでは、人生そのものが変わってくると思うのです。

人生はなかなか思うようには行かないのは当然ですが、

主体的に行動すればおのずと開ける道が見えてくるものです。

それは当然ながら「流されて場当たり的に生きるている感じ」ではなく、

この感覚は

「自分の人生のハンドルを握っている感じ」

だと私は思います。

自分の努力で何か人生が良い方向に変わっていく体験をしていれば、

「自分の人生のハンドルを握る」という感覚がわかると思います。

それによって、息子の人生はより良くなるのではないでしょうか。

その為に、そうした経験を息子にも積ませたいと思うのは僕のささやかな親心です。

そして、僕自身もそうした経験を、ビリギャル時代にさらにもう１つしていたんです。

それは今の僕を支えてくれるとても大切な原体験となっています。

つづく

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