「政府の住宅施策と中古住宅購入の注意点」

なにかと消費税問題で慌ただしい建設業界ですが

まず政府の考える2014年度の住宅施策についてお話しします。

大きく分けると、

ストック市場「中古住宅」の活性化　と　高齢化への対応

の二本柱です。

高齢者の所有する住宅＝ストック「中古住宅」　という関係も

成り立ちますので、相乗的な市場の拡大を見込んでいるようです。

国はストック市場の活性化に向けて、住宅リノベーション（フルリフォーム）の価値を

「見える化」する取り組みを本格化させます。

それが、リノベーション（フルリフォーム）版「長期優良住宅」です。

2014年度には一定の基準に基づいたリノベーション（フルリフォーム）に対して

最大200万円の補助を行うと決めました。

また

太田国交大臣は新春インタビューで

木造住宅が20年程度で価値がゼロになる現在の評価方法も

改善していくと言っています。

戸建て住宅の価値意識が、本格的に変わってくる時代が

徐々に来ている感じですね。

以前、ブログでも書きましたが、

戸建て住宅の価値が適正に評価されるようになれば

良い木材を使用した家が適正に評価されると思います。

すなわち

１．住宅の資産価値が適正に評価されるようになる

↓

２．質の良い木の家が建つ

↓

３．質の良い木が売れるようになる

↓

４．質の良い木を挽く製材工場が儲かる

↓

５．質の良い丸太が良い値で取引される

↓

６．林業の採算性が改善される

↓

７．林業の経営意欲が高まり山づくりに力が入れられる

↓

８．良質の木材の供給力が高まる

↓

２にもどって好循環につながる

という流れになると思うのです。

住まいというのは、つくり方を間違えれば

人生をも左右してしまう、大きな力をもっています。

しかし、たとえ価値が適正に評価されないとしても、

自分にとって良い住まいを創りたい、

住みたいというのは当然の気持ちですよね。

それが、適正に評価されるようになれば

ますます、良い住まいを創りたい、住みたいという

気持ちが高まるようになりますね。

そうすれば、価値もあがり、なにかの都合で

手放さなければならなくなったとしても

つぎに住まう家族が、きっと幸せになる住まいが

受け継がれていくのだと思います。

そういう時代が早くくればいいですね。

そうそう大事なことを一つ

中古住宅購入で注意しなければいけないこと

それは

住んでみてから「寒い！！」という人が多いということ。

特に、マンションから戸建てに移られる方は

引っ越し前のリノベーション（フルリフォーム）に、

断熱を検討されることを是非お勧めします。

特に昭和40年代は、断熱材が入っているだけで

高級住宅でした。

リノベーション（フルリフォーム）はついつい見えるところにコストを

かけがちですが

長い目で考えると、断熱をすることは

健康にも、お財布にも優しいリノベーション（フルリフォーム）なんです。

<<あとがき>>

東京の今日の天気は雨です・・・。

今日は千葉の市原の畑にジャガイモの苗付けに

スタッフ総出で行く予定だったんですよ・・。

雨で延期、延期、延期で今日・・・また雨。

う～ん　はやく植えないとジャガイモ収穫できない・・。

去年はサツマイモを沢山つくって、お客様や近所の方々と

みんなで市原の畑にいって芋堀して、そのお芋で

地元のパティシエさんと「お芋のスィーツづくり」を

したんですが、大好評だしめちゃめちゃ美味しかったんです！

これ見てみて下さい！

駿河屋の収穫祭！ありがとう御座いました！

やっぱ芋だよね～ってことで、今年はジャガイモを

例年より多く植える予定なんです。

無農薬で作ってるんで、ホント美味しいんですよ！

皆さんにお配りすると、おじいちゃんおばあちゃんなんて

「おおお！昔の野菜の味じゃああ！」みたいな

ちょっと大げさですけどね。

でも、昔の野菜の味がして美味しかったよ！と言ってくれます。

５月２２日のナチュラルショップ「空まめの木」OPENには

間に合いませんが、私たちの作った野菜やお米も販売する予定ですので

是非、スカイツリーにいらした際は、立ち寄って下さいね！

「ブログ読んでますよ～！」

と言ってくれたら、ジャガイモ１個おまけします！

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