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昔の住宅の良さ、今の住宅の良さを考えながら家づくりを良く考える

RELEASE:2016.02.05     UPDATE:2016/12/08
CATEGORY:ブログ, 不動産売買
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昔の住宅の良さって何でしょうか。

 

僕が子供の頃の住まいは

半ば傾いた木造住宅でしたが

そこには9人の家族がいて、

加工場には大工さんががいて

まわりでは僕ら子供たちが走り回る

狭いながらも仲良く暮らしていました。

 

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今日は今の住宅が進みつつある方向と

季節を感じていた昔の住宅などの話しをしながら

思いつくままにつらつらと書いてみました。

 

将来後悔しないために

皆さんの住まい作りのヒントになればと思います

 

昔の住宅の良さ、今の住宅の良さ

昔の住宅の良さ、今の住宅の良さ

 

昭和中期のごろまでの日本の住宅は

四季の変化に対応するための工夫が

随所に施され、自然と昭和する住まい方でした。

 

現代の向かいつつある住宅の方向は

高気密、高断熱の高性能住宅。

まるで自然の中のシェルターのような家で

外部から遮断するかのようです。

 

たしかに昔の住まいは寒いし暑いし

現代は昔よりもさらに気温が上昇しています。

住まいの寒さも身体に負担をかけて

ヒートショックなどの自宅での事故につながります。

 

もはや住宅で自然を感じる住まい方は

都会では無理なのでしょうか。

 

日本と他の国の思想の違い

日本と他の国の思想の違い

 

日本人の思想は八百万神(やおよろずのかみ)

からも解る通り、すべてに神様が宿るという思想ですが

他の国々はおおよそ一神教です。

 

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日本は八百万の神とともに生活し

自然を受け入れ調和する住宅をつくってきましたが

欧米などは人間が自然を支配する思想です。

 

当然ながら住まいに対する考え方も

違ってくるのは当然だと思います。

 

どちらが良いとか悪いとかの話しではなく

どちらも良いところがあるので、

両方の良い部分を住まいに取り入れることが

僕はこれからの住まいには重要ではないかと感じています。

 

季節を感じられる住まい

季節を感じられる住まい

 

寒さに耐え、暑さを上手にしのぐような

自然と調和した生活で日本人は細やかな

情緒や感性を育んできたと言われています。

 

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こうした生活の基盤は当然ながら風土や環境ですが

住まいも同様です。

特に、木や草や土などの有機物が

住宅資材として多く使われていたために

自然も今より身近だったのだと思います。

 

特に高温多湿の日本の気候にも

こうした素材は適していたと言えるでしょう。

 

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有機物と反対に無機物もあります。

石や金属などは冷たい印象を与えます。

どちらが適しているかは個人の好みかもしれませんが

幼い子供の情緒や感性を育むためには

有機物のほうが良いのではないのでしょうか。

 

現代の住まい選び

現代の住まい選び

 

住宅にはデザインや機能がとても重要ですが

それ以前に温かさやぬくもりが大切です。

温かさやぬくもりとは、断熱とか気密とかの話しではなく

素材そのものの温かさや、家族の愛情を感じられる

住まいということです。

 

しかし現代の住宅はどうしても目を引くデザインや

機能に注目してしまうところがあります。

理由はウエブなどモニターを通して見る世界が

とても多くなってしまった事が理由かもしれません。

 

住まいは高性能な箱を購入して

そこに家族を詰め込むのではなく

家族を中心として、どのような住まいが望ましいか

考えることがとても大切だと思います。

 

なので間取りはもちろん、決められたものを購入するのではなく

自由度の高い住宅を購入してリノベーション(フルリフォーム)、リノベーションをするか

小さくても注文住宅を建てるかどちらかの方法が、

それぞれの家族に合った幸せな住まいが完成すると考えます。

 

売る為の住宅

売る為の住宅

 

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人生のスタートの場であり、住まう人の人生や

人格までも変えてしまう大きな力をもっている住まい。

家族の基盤となるはずの住まいは

いつのまにか「売れるための住宅」が多くを占めるようになりました。

 

住まい選びに価格は大切ですが

立地と価格と広さだけで購入を決める方も少なくありません。

 

住まい選びで大切なことは沢山ありますが

特に重要なのは間取りです。

間取りは家族の未来を左右する大きな力が働きます。

 

そうした事を知っていて購入するなら良いのですが

しらずに購入してしまい、あとで後悔しながらローンを払い続ける事は

本当に残念なことだと思います。

 

今、社会で問題だとされている、人に関わる様々な問題の原因は

家庭環境にあり、その家庭環境を生み出している根源は

もしかしたら、住宅産業の根源的な誤りにあるのではないか。

そんなふうに思います。

 

最後に

最後に

 

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今日は思いつくままに書き綴ってみました。

住宅業界で仕事をさせて頂いている僕が感じる

高性能住宅に進む一方、自然と調和する生活と

うまく融合させたいという想いも現れていたかとおもいます。

 

また、住まいで大事なことがもう一つ。

間取りです。

間取りは意図してつくるのと

全く何も考えずパズルのように当てはめるのとでは

住まう家族の将来に大きな影響を与えます。

 

良い方向に導く間取りであれば良いのですが

何も考えていない間取りはえてして予期せぬ方向へ

家族を向かわせてしまいます。

 

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住まいは人生の拠点であり人格を形成する場です。

立地、価格、広さだけで選んでしまうのは

やはりおすすめ出来ません。

 

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<編集後記>

 結婚記念日だから早く帰らなくちゃ!

 

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