創業360年の老舗が作る厳選素材住宅
木材は古くから使われ続けてきた建築材料ですが
時代に常に合うように、使い方も変化していかなければ
使われ続ける材料とはなりません。
どうしたら時代に合った形で木材が使われるようになるか
これからの時代について考えてみました。
木はエコな素材ではなくなりつつある？
昔は家をつくる廻りの木を伐採して使っていたものが、
現代の木材は長距離輸送（輸入）され
海外から輸入されてきたものが
ほとんどの時代となってしまいました。
こうした長距離輸送は環境問題と密接に関係している
ということを忘れてはならないと思います。
それは決してエコロジーな材料とは言えないと思います。
都会での生活において
全ての建築材料を木材で補うことは不可能な時代です。
すべて自然界から生まれた素材をつかえば良いかというと
そうではありません。
海外であれば児童労働や違法な木の伐採の問題。
国内であっても、品質とのバランスをみながら
近くにある素材を選ぶ。
効率よく使うことも大切なことです。
多くの木材の輸出国は自然環境に対する
責任意識はみな同じだと思いますか。
残念ながらただ経済優先で輸出している国もあるでしょう。
アマゾンなどの問題は皆さんもご存じのことです。
理想は国内の自給自足
理想は国内の建材だけで補えるのが理想です。
現在、国内の木材は伐り旬（木材を伐採する理想の時期）
をむかえている山が沢山あります。
こうした国内の木を優先的に活用しながら
不足分を外国の木で補っていく努力も
必要なのではないでしょうか。
想い出をリサイクル
その為には、木材もリサイクルできるシステムが必要です。
リサイクルといっても集成材などにするということではなく、
「剥がして削ってまた使う」ようなリサイクルです。
なかなか大変なことですが
例えば「思い出深い木」だったらどうでしょうか。
実家の田舎の山の木を使い家を建てる。
そうした住まいには想いが宿ります。
当然、子育てにも「お父さんの田舎の木」ということで
子供達に床材を磨きながら教えるのではないでしょうか。
そんな素敵な想いの家ならば
たとえやむを得ない状況で解体することになったとしても
「使えるところは次の家で使いたい」
と思うのが心情です。
それは、決して柾目の高級な木でも
節のある比較的手に入りやすい木でも
同じ気持ちになると想います。
住まいに想いがこもれば
「想いのリサイクル」が出来る。
それって素敵だと想いませんか？
工場から出てきたものだけで作る家もいいですが
これからの時代は、こうしたところに豊さを感じてくれる
人たちがきっと増えてくるんだと想うんです。
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＜編集後記＞
今日は朝から氏神様へ毎月のお参りに行ってきました。
氏神様はふたつあって、牛島様と三囲様（みめぐり）です。
三囲様は三井財閥と三越とご縁が深いので
境内には三越のライオンが寄進されているんですよ。
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の
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