駿河屋は来期で360周年です。

決算が10月なので11月からが来期。

つまり11月から360年目になります。

360年って長い歴史だなぁ～と

今更ながらに祖先に感謝しつつ

駿河屋を選んで下さる皆さんに

感謝の気持ちで一杯です。

駿河屋の創業年度

駿河屋の創業年度

駿河屋は創業1657年です。

1657年は、江戸城も焼けたと言われる

江戸の筆頭火事である明暦の大火の年。

「振り袖火事」とも呼ばれ

江戸時代で一番大きかった大火です。

この年に、当家のお墓のあった

東大の赤門の前にある法真寺にあった

過去張が焼けたという記録が残っており

その記録をもとに、駿河屋の創業年度としています。

なので、もっと昔から存在していたのですが

記録が焼けてしまったので、

その大火の年としています。

当社の山高マークは

「富士山」を表している通り

やはり駿河の国である静岡から

徳川の築城に連れられて来たのではないか

そんなふうに僕たちは考えています。

360周年て「ぐるっとまわって」360度

360周年て「ぐるっとまわって」360度

地域の皆様やお客様に支えられて

材木業から建設業になり

今の業態へ進化してきました。

先代まで材木業だった駿河屋ですが

景気こそ良かったものの

本当の木材が売れない時代になった父は

僕に「材木屋にはなるな」といって

僕を育てました。

大工さんの手刻みをする横で

木の工作をつくるのが大好きだった僕は

建築の道へ進むことになったのですが

そこから様々なことがありました。

詳しくは

「駿河屋の想い」

を読んで頂くとして

建築会社になり新建材の住宅を

つくっていた僕たちが、いまこのように

本物の素材をつかった住まい作りを

させて頂けるようになったのは

本当に、祖先からの木の生業から

一般建築になり、そして本物の木

素晴らしい木をつかった住まい作りを

させて頂くことが出来ているのは

ただの「めぐり合わせ」とはいいきれない

目に見えない「力」を感じざるをえません。

なんだか

一周まわってまた、木に戻れたな

という喜び、嬉しさをしみじみ感じています。

本当に感謝の気持ちで一杯なんです。

昨日、ある友人に言われたのが

「360周年ってぐるっとまわってるよね！３６０度！」

まさに「あ～ そうなんだ！」って

実感しました。

まわりまわって家業に戻れた年

それが360周年なんて

本当に歴史の不思議を感じます。

そんな360周年ですが

どこかのホテルでパーティーをやるなんて

僕ららしくありません。

今はスタッフといろいろと

感謝の気持ちを沢山の方に伝える

「なにか」を考えています。

僕たちらしい360周年の

感謝の気持ちが少しでも多くの

応援してくださる皆様に

お伝えすることが出来たら

嬉しいなぁ～ とまた

しみじみ感じています・・・。

感謝

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＜編集後記＞

今日はものすごいカミナリと

土砂降りのなか、地元の曳舟にお母さんの実家のある

山形の学生さんがインターンなどの相談に来てくれました！

建築を志すきらきらした目で見つめられると

駿河屋の話しを熱く暑く語ってしまいます。

インターンでもアルバイトでも

本当に来たくなったらまた電話してね

明日は山形に帰るようです。

電話くれるといいなぁ～・・・。

駿河屋を知らない人がまず最初に読む「駿河屋の想い」

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