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15年愛用の山のザック(リュックサック)創り手に会える喜び

RELEASE:2014.03.31
CATEGORY:ブログ, 焚き火の焚き付け, 社長ブログ
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みなさんこんにちは。

 

一桝です。

今日は山のハナシ。

 

山のハナシといっても、趣味の登山の話しです。

 

先日の北アルプスの山行で、ついに15年連れ添ったザック

 

ザックとはリュックサックの俗称ですが

 

それが破損しました。

 

 

IMG_0451

 

 

 

一番上の雨蓋の部分です。

 

ここは主に地図やコンパス、ヘッドランプや行動食(栄養価の高いお菓子など)などを

 

入れておく部分です。

 

通常、ザックは破損したら、海外メーカーのものが多いので

 

もう修理は不可能か、高額で他社に依頼するしかありません。

 

 

しかし、私のカワイイザックは国産です。

 

やはり長年連れ添った道具というものは、とっても思い出深いもので

 

簡単に買え替えるなんて出来ません。

 

山屋であれば、壊れてもずっと思い出とともに持っているものです。

 

それが国産なので修理してまた使えるという喜び。有り難いですよね。

 

さてさて、そのザックは

 

有限会社 こんの縫製 という会社で作られているミネルバブランドです

 

 

IMG_0453

 

 

 

私のはヒスバーというモデル

 

ヒスパーは以前、こんの縫製の社員だった山岳ガイド遠藤二郎

 

(一の倉沢40日の単独ビバーク )が設計したザックで

 

耐久性が高く遠征隊に採用されているそうです。

 

このザックをもって、埼玉の『こんの縫製』さんまで持って行きました。

 

すぐにスタッフに渡して、書類を書いて というような事務的な対応かとおもいきや

 

『さあ!さあ!どうぞ!どうぞ!いや~なつかしいなぁ~

 

このザックはね~ ほんと開発にこだわりすぎて、全く儲からなかったなぁ~

 

いや~ なつかしい!』

 

 

とコーヒーまで出して頂き、ものすごく歓待されてしまいました。

 

なんか、自然素材を求める旅をして生産者の方に会ったような感動!

 

やっぱり創っている人に会うっていいなぁ~とつくづく感じました。

 

 

さてさて、ミネルバ製作会社である、有限会社 こんの縫製

 

まったくもって埼玉の田舎の小さな会社ですが

 

こんの社長がさらにスゴイ!

 

なんと、加圧トレーニングの機材の製作を最初に依頼されたオ〇ロンでも

 

作れないと断った機材を、簡単につくってしまった方です。

 

 

IMG_0448

 

 

 

シューズの中に入れるトレーニング用ウエイトをつくったりしてます。

 

 

IMG_0449

 

 

 

『おお!あの三〇雄一郎がトレーニングしたと言われるヤツですかっ!』

 

と興奮気味に質問すると

 

『うちで作ったのを使って名前入れるから〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇と言われたから

そんじゃ結構ですって断ったよ』

 

とおっしゃってました。

 

あれは足首につけるタイプですが、こんの社長の商品はソールに入れるタイプ

 

当然、足首につけるのは膝下に効果はありませんが、ソールに入れるタイプは

足首から強化できます。

その他さまざまなザックがぶら下がってました。

 

IMG_0450

 

 

『もうこんなザックはつくらね~な~』

 

という社長に、なんでですか?と聞くと

 

『こんなデカイの背負えるのがいなくなっちまったんだよ』

 

え~!そんな、まだ全然いますよ!80リッターザック!背負います背負います!

 

『女子大生がアジアへ旅行するのに、骨董品土産をたっぷり入れる為に

俺のザックを買ってるって聞いてから、もうつくるの止めたんだ』

 

と、ちょっと寂しそうに言ってたのが印象的でした。

 

それにしても、今回持ち込んだヒスパーですが、ものすごくバランスが良い!

 

だから15年も使っているわけなんですが、バランスが良くて疲れないんですよ。

 

採算合わないくらいこだわり過ぎたからでしょうか。

 

なんだか複雑な気分です・・・。

 

 

色々お話しをしているうちに不思議な感覚になってきました。

 

IMG_0452

 

 

 

なんだか、孫が生まれてからしばらく実家に戻ってなかったのに

 

久しぶりにおおきくなった孫と妻の実家を訪れた

 

そんな感じがしました。

 

修理期間は1週間程度 価格は2500円だそうです。

 

安すぎですよね・・・。なんだか申し訳無いです。

 

 

直して大切につかえるものって、実は少ないと思います。

そうしたものを意識して選ぶことも、とても大切かもしれませんね。

また金野社長に会えるのが楽しみになりました。

 

今回、社長と会うことで、改めて自分のザックの良さを認識できました。

 

そして、こんな素敵な社長がつくったザックを、また修理して長く使えることが

 

本当に嬉しく思います。

住まいに使う素材ひとつひとつも同じだと思います。

生産している方に会うと、本当の価値がわかりますし、

 

愛着がとても深くなります。

なんだかお客様の気持ちに少し触れたような気がしました。

 

今度伺うときは、修理費用以外に気持ちのお土産を持参しようと思います。

 

 

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