現代住宅のお風呂はユニットバスが主流ですが

ユニットバスの他に、在来工法と呼ばれる

タイルや石や木を使ったお風呂もあります。

また広さだけではなく

様々な手法を取り入れることで

お風呂はより豊な空間にすることが可能です。

ユニットバスの特徴

ユニットバスの特徴

ユニットバスはなによりメンテナンス性が良いことです。

古くなった場合の交換が楽にできることや

最近では魔法瓶浴槽と呼ばれる

浴槽の保温性の高い物もあります。

しかし、年月で劣化して１０年から１５年で

交換することになるのが一般的なユニットバスです。

価格も安いもので定価６０万円くらいから

高いもので定価２００万円を超えるものが

一般的な価格帯と言われています。

値引き率も１割引きから５割引きまで

施工会社の交渉力によって様々な金額になります。

在来工法の風呂の特徴

在来工法の風呂の特徴

在来工法と呼ばれる浴室は

タイルや石を貼ったお風呂です。

昔ながらの方法ですが、最近は進化して

断熱性を上げる施工をしたり

掃除が大変だったタイル目地も

カビの生えづらい目地材が開発されたりと

お手入れも昔ほど大変でなくなりました。

なにより１０年くらいでは古びたりせず

昔と変わらないのが良いところです。

しかしユニットバスよりもタイルや石を使うので

当然、材料費や手間賃がかかり高くなります。

しかし、短期での交換などが必要ではないのと

なにより、樹脂ではないので、満足度が違います。

風呂の広さ

風呂の広さ

戸建住宅では通常１坪タイプと呼ばれるサイズを

希望される方が多いです。

また、若いご夫婦の場合には、子供とお風呂タイムを

楽しみたいということで、1.25坪タイプを希望する方もいます。

でも、お子さんとお風呂に入れる時期は

それほど長くもありません。

また、お仕事がお忙しければ、何回一緒に入れるでしょうか。

その後の大きなお風呂は、浴槽の水や湯沸かしにつかう

燃料費を考えても、もしかしたら無駄になるかもしれません。

住まいはひとときのライフスタイルを考えるのではなく

長いスパンで考えながら、効果とコストのバランスを

見極めていくことが賢い選択です。

お風呂の豊かさ

お風呂の豊かさ

お風呂の豊かさは広さだけではありません。

窓の大きさだったり、その先の坪庭だったり。

もしかしたら、裸で出られるデッキかもしれませんし

月が見える天窓かもしれません。

素材で考えるなら、ハーフユニットと呼ばれる

浴槽と洗い場だけが樹脂で出来ていて

腰から上を木をつかって作れるお風呂もあります。

お風呂ひとつとっても様々な楽しみ方がありますので

是非、建築家とともに頭をひねって理想のお風呂を

実現させて下さい。

今日の｢わかった！｣

今日の｢わかった！｣

お風呂はユニットバスにしてしまうのが

簡単で悩むことも少ないですが

長いスパンで考えた時には

様々な選択肢があります。

それは広さだけではなく

素材感だったり広がりだったり

戸建て住宅では様々なことが実現可能です。

建築家とともにあなたにピッタリの

素晴らしいお風呂を実現させて下さい。

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

＜編集後記＞

僕のお風呂の思い出と言えば

父の代まで材木業でしたので

風呂と言えば薪で焚いていました。

たまに古い旅館で薪の風呂に入ることもあるのですが

ガスと違って、なんともやわらかく暖まるお湯になります。

子供の頃に、風呂がぬるくなると

裸で外に出て、薪を足していたことを懐かしく思い出します。

近所がだんだん近代化してきて

薪の風呂だと、煙や燃えかすが飛ぶということで

薪のお風呂はなくなってしまいましたが、

今でも最高のお風呂は薪で焚いたお風呂だと思います。

【お問い合わせ】 【著者 プロフィール】 【ブログ一覧】

駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント

幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の

★メルマガ「厳選素材住宅論」登録・解除

★産直の厳選素材住宅 自然素材住宅・珪藻土・無垢の木なら創業1657年 駿河屋

Facebook

★創業1657 駿河屋

★宿泊体感型モデルルーム＆ナチュラルショップ｢空まめの木｣

★駿河屋の自然派体験クラブ「つちからの会」

記事が気に入ったら是非シェア宜しくお願い致します！(^_^)/