皆さんこんにちは。

駿河屋の九代目　一桝です。

飲食店に入ったときに、内装が｢古民家風｣になっているものを見かけませんか。

実際の住宅も、こうした｢古民家｣の木材を使った木で建てることも可能です。

古民家を解体したときに、素晴らしい昔の梁や柱が出ますが

そうしたものを捨てずに市場に出すことがあります。

こうした材料を｢古材｣（こざい）と呼びます。

古材は囲炉裏の煙でいぶされているものがあったり、時を刻んできた立派な丸太梁などもあります。

こうした古材を住宅などを使う場合には、ケヤキやブナ、ナラ、栗など、広葉樹の固い木を選ぶと安心です。

材料はネットなどで情報を得て、実際に見て買うことになりますが、虫食いなどの確認はもちろん、材料としての強度が十分に足りているかの確認が必要です。

また、当然ながら長さなども重要で、継ぎ手部分がどこにくるか計算も必用なので、

必ず担当する建築士に見てもらってください。

古材は全体をブラッシングしてよごれを落とし、浸透系の塗料で仕上げると重厚感が出ますし、汚れも目立ちづらく綺麗に仕上がります。

古材はキズが多いので、柱としては不向きな物が多いです。

古材を扱うお店は、建具や古い家具などを扱っている事も多いです。

昔の建具は高さが低いので、継ぎ足して使うようにします。

茶箪笥などは加工して小さな戸棚などにも使えます。

キッチンや洗面、トイレなどのちょっとした収納棚に加工して使うと、周辺の雰囲気がぐっと良くなるのでオススメです。

古い建具をマンションリノベに活用した事例はコチラです。

とても雰囲気が出て良い感じに完成しました。

施工事例｢好きなものに囲まれて森林浴する古民家のような家｣

https://surugaya-life.jp/works/48708/

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＜編集後記＞

うちには老犬の黒柴、ハナちゃん（メス）がいるのですが

もう１０歳を越えてきました。

僕が帰ってくると、おやつのビスケットをあげるので、帰宅すると尻尾を振って出迎えてくれます。

でも、最近は耳が遠くなって、玄関に入っても気づかず、リビングに入ってやっと気づくようです。

そのハナが、去年から腫瘍（良性）が出来てしまって、そろそろ切除の手術の予定です。

ペットも医療が進んで長生きするようになりましたが、人間と一緒で長生きすると色々と病気しますね。

カミサンはハナちゃん命なので、死んでしまったらペットロスになるのではないかと心配ですが

毛艶もきれいだし、年齢の割に元気なのでまだまだ大丈夫そうです。

一番オソロシイのは、ハナが旅立って、娘と息子が家をでたあと、カミサンと二人っきりになってしまったら！？

そうなる前に、もっと仲良く会話も沢山増えるようにガンバリマス笑