皆さんこんにちは。  

駿河屋の　一桝です。

現代の一般的な住宅は 新建材と呼ばれる 石油を原材料とした材料が 使われています。

ビニールクロスや接着剤、 クッションフロアと呼ばれる ビニールシート、 そして 合板を使ったフローリングです。  

こうした素材には ビニールや接着剤などから 化学物質を室内に出すことが 分かっており、

そうした化学物質で 体調が悪くなることを、 一般的には 「シックハウス症候群」 と言います。  

しかし、 家族全員で暮らしていても、 症状の出る人と出ない人がいます。  

一人ひとり化学物質に対する 抵抗力の差もありますが、 一般的には家の中で過ごす時間と 化学物質を体内に入れる量は比例します。  

その為、専業主婦の方に 症状が出ることが多いのです。  

症状は人によって様々ですが、 その1つに「倦怠感」（けんたいかん） があります。  

昔は「なまけ病」などと 言われていたものです。  （ひどい）

家族のなかでも理解されず、 疲れて帰ってきたお父さんに、 家事が出来ていない事を指摘されて 夫婦げんかになることもあるでしょう。

なかなかこの症状は理解されず、 患者さんは孤独感、孤立感に襲われます。  

家は家族がより幸せになるためのものなのに、 新建材の影響で、家族の気持ちが 離ればなれになってしまうなんて悲しいですよね。  

シックハウス症候群は、 はっきりとした症状でなく、 アレルギー症状にも似ていますし、 個人によって様々なので、 理解されづらいのです。

家づくりは、 「メーカーが作っているから」 「普通の家だから」 など、合法的な家なら誰でも安全 という考えは危険です。  

法律は問題が大きい、多いことは 良い方向に改正されていきますが 少数派の問題は改善されないものです。

建築基準法は経済合理性に基づき、 最低限の基準を決めているに 過ぎないからです。  

家族を守るのは皆さんです。    

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