皆さんこんにちは。

駿河屋の九代目　一桝です。

書斎を持つことは、お父さんには理想の願いかもしれません。

しかし、書斎のある家というのはなかなか少ないもの。

コロナ禍で在宅勤務になった人たちは、色々と場所を工夫するのに大変だったのではないでしょうか。

書斎のある家でも、日当たりや眺めが良いのはまれで、２階の奥のほうに作られているケースも多いものです。

そうなると、冬は寒いし夏は暑いし、結局理想の書斎ではなく物置になってしまったりします。

僕は作家である開高健氏の本をよく読んでいたので、「大人の書斎」に憧れていました。

自宅にも僅かな書斎スペースがあるのですが、釣りや登山、カヤックなどの関連書籍や小説と綺麗な水槽の魚、ギターなどが壁にかけられていて、ビジネス関連は最小限にしています。

好きなお酒を呑みながら音楽を聴いたり、ギターを弾いたり

毛針を巻いたり、次の登山の計画をたてたりは、人生における幸せな時間になっています。

書斎といっても寝室を区切って書斎にしているので、普段の生活では寒い部屋になっています。

でも、書斎をつくって実感したのは、家族との関わりが少なくなってしまうということ。

在宅勤務の時は仕事をしているので、それでも良いとおもうのですが、

それ以外の時間に書斎にこもりっきりというのはあまりよくないと感じました。

なので僕は意識してリビングにいるようにしています。

そこでオススメなのが、リビングの書斎スペースです。

夫婦や家族でも使えるようにすれば、お互いの興味が見える化されて、

お互いがお互いに興味をもつようになり、会話も増えます。

蔵書が沢山あってスペースが足りない場合には、壁をとって本棚にしましょう。

よく、賢い大人の子供時代は

「大人の本が手に取れる場所にあった」

という話しをよく聞きます。

子供が興味をもって大人の本を手に取るということは、子育てにおいてもとても良いことです。

実は本棚は防音効果もあります。

壁を挟んだ反対の部屋がとても静かになるというメリットもあります。

是非リビングイン書斎を検討してみてください。

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＜編集後記＞

最近、昔やっていたギターをはじめました。

ずっと上手にならなかったのですが、一念発起してオンラインスクールに申し込んだんです！

そうするとスイッチが入って、寝る前の練習が日課になっています。

昔はがむしゃらに働いて、家は寝に帰るだけだったんですが、

こんな時間が取れるようになって、しみじみ幸せを実感しています・・・。

書斎でずっと練習していると、カミサンがリビングにひとりぼっちになるので、なんだか申し訳なくてギターをもってリビングに行きます。

カミサンがテレビをみている横でギターを弾いているのですが

音声の邪魔にならないように気を使っておもいきりできないというジレンマがあります。

それでもなんとなく、書斎で練習するよりも、カミサンの側で1日の終わりを過ごしたほうが落ち着いたりします。

以前、書斎に籠もってばかりいたら、カミサンの機嫌がなんとなく悪くなったような？そんなような気がしたときがあったので

そうなるのが怖いだけかも・・・笑

まぁいずれにしても、部屋に籠もっているより一緒にいるほうが健全ですよね！