こんにちは。スタッフの小林です。つい先日まで夏だと思っていたのに、台風のバタバタで右往左往している間に季節はあっという間に秋が深まっていますね。
先日、S様邸ではキッチンの施工が始まりました。
S様邸のキッチンはTOTOのシステムキッチンでも一番人気の高いザ・クラッソシリーズ。
クラッソシリーズは水回り商品では日本でトップシェアを誇るTOTOが「家具のように美しいキッチン」と自負する高いデザイン性と、シンクまわりや収納の使い勝手に細部までこだわった、こだわりの高機能キッチンです。
扉の上品で鮮やかなパラネイビー色が、S様邸のように太陽の日差しを取り入れた明るく開放的なリビングダイニングキッチンにはピッタリです。
朝早くに現場へトラックで運ばれてきたキッチンの部材が、続々と手際良く室内に搬入されていきます。大きな部材から小さな部材まで・・その数40以上!
数が多いので、業者さんが間違いの無いように数えながら納品していきます。
キッチンの工事は設備工事と言われ、キッチン専門の設備屋さんが行います。
キッチン工事はカップボードと呼ばれる背面収納の施工と、水回りやレンジといったキッチン本体の施工に分かれて行います。
まずはキッチンの背面収納から施工するため、背面収納の現場採寸から。
壁に水平器のレーザー光線を当てて、慎重に正確に現場の寸法を測っていきます。
現場の寸法を測り終えると、フィラーと呼ばれる上部の部材を現場にあわせた寸法でカットしていきます。
部材をカットしたり施工したりする後に出る木くずやゴミはすぐに掃除し、不要な廃材を片付けながら作業します。
現場のスペースをコンパクトに使いながら手際良く工事を進めていくので、40個以上も部材を室内に搬入しているのに、足の踏み場がないということはありません。
S様の大事なお家を、安全にきれいに施工させていただいています。
そして先ほど現場でカットしたフィラーは、梁と梁の隙間を埋めるように天井に施工します。その後、上吊戸の本体を取り付けていきます。
3つの吊戸の本体が設置されると、吊戸の中にクラッソの人気オプションである昇降式ミドルウォールを取り付けていきます。
この昇降式ミドルウォールは、棚部分を片手でラクに女性の目線の高さまで引き下ろすことができるので、女性だと手が届きにくい高い部分の棚収納も活用することが可能なんですね。収納にこだわりたい人、吊戸の上部も有効活用したい人には必須のオプションアイテムです。
S様邸には吊戸に昇降式ミドルウォールが2つついているので、今後の使い勝手が楽しみですね。
同時に吊り戸の下のカウンター収納の設置も進めていきます。
引き出し型の食器棚とゴミ箱スペース付きのカウンターのセットは収納力も抜群。
引き出し型のカウンター型の食器棚にすると、立って引き出しを開閉した時に引き出しの奥まで上から見下ろして使うことができるため、奥のスペースでも有効活用することができるんです。
シンクから振り向いてすぐのところに設けたゴミ箱スペースも、使い勝手のいいキッチン動線につながります。カウンターの右側の空きスペースには冷蔵庫が入る設計。
S様邸ではカウンターの上にキッチン家電を置くスペースも十分にあって、ゆったりときれいにキッチンスペースを使えそうですね。
吊戸の施工は最終段階に入りました。
扉をつけて、天井に扉がこすることのないよう丁寧に調整し、棚の中を丁寧に掃除していきます。
クラッソの吊戸の扉は、キャッチ機構といって、地震の揺れを感知した際に扉が自動ロックで閉じる仕様が標準装備でついている優れものなんですよ。
細かいところですが、地震対策もバッチリの日本のキッチンメーカーならではの仕様です。
吊戸の施工が完成した後、いったんビニールで扉を保護。
こうしておくことで、ネイビーブルーのすてきなキッチンを完成まで現場で大事に保護することができます。使う時まで丁寧に覆われてるなんて、なんとなく花嫁さんの結婚式のヴェールに似ていますね。
この後はいよいよ、キッチン本体の設置です。
さあ一体、どんなキッチンになるのでしょうか?
続きは見学会で確かめてみてくださいね。
(あとがき)
ラグビーW杯、日本代表惜しくも負けてしまいましたね。
W杯を見ての「にわかファン」ですが、大きな相手にタックルでぶつかってみんなでボールを前に運ぶ姿勢に心が打たれました。
いよいよ4強が出揃い、ここから先は世界ナンバーワンを決めるさらなる激闘が待っています。皆さんはどこの国が優勝すると予想していますか?
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