こんにちは。駿河屋の九代目当主一桝です。

今年はエルニーニョの影響で暖冬なので、花粉が早く飛来すると言われています。皆さんは花粉対策を準備されてますか？今日は花粉対策についてお話しします。

それでは、今月も子育てママにお役にたてる、おうちの中で大切なこと、発信します！

【今年も増える花粉の準備をしましょう】

１９６０年代に初めてスギ花粉症が報告されて以来、花粉症に悩む人は年々増加傾向にあります。花粉症は花粉症以外のアレルギーを持っている人や家族が何らかのアレルギーを持っているとそれ以外の人に比べて花粉症になりやすいと言われています。

また、花粉症を悪化させる要因として空気中の汚染物質やストレスの影響も言われていますし喫煙も花粉症を悪化させる要因として指摘されています。

 主な花粉の飛散時期は、スギやヒノキなどでは春が中心ですがブタクサなどは夏から秋が中心となります。春に飛散するスギやヒノキの花粉の飛散量は前年の夏の気象条件に影響されると言われています。気温が高くて日射量が多い（暑くて雨が降らない）夏の翌年春の飛散量は多くなります。逆に冷夏で雨が少ないと花粉は少なくなります。

 　花粉飛散の多い時間は一般的に昼前後と夕方６時ごろと言われています。これは、気温が上昇して午前中にスギ林などから飛び出した花粉が昼前後に都心に飛来する為上空の花粉が日没後に落下してくる為と言われています。

 飛散の多い日に外出を控えるのは学校や仕事があるママやチビッコにとっては難しいです。今やマスクやメガネは当たり前。服装はなるべく織りが細かくスベスベした素材の服のほうが花粉がまとわりつかず良いと言われています。帰宅前は玄関に入る前に花粉をよく落としてから帰宅するのが良いです。

  衣類の洗濯物は花粉の飛来する時間帯を避ける特に１２時や１８時をまたぐような外に干すのは避けたほうが良いでしょう。

また、室内を良質の珪藻土（けいそうど）の塗り壁や無垢の木の住まいであれば、部屋干しで十分乾くので花粉症の人にはお勧めです。または浴室乾燥機で乾かす方法や洗濯機の乾燥機で乾かす方法もあります。

インナーマスクをつくって市販のマスクの下に装着すると花粉を９９％カット出来るというデータもありますので試してみる価値はありそうです。

環境省　花粉症環境保健マニュアル2014

レースのカーテンを付ければ室内に侵入する花粉の量を減らせると言われています。 空気清浄機も効果的ですがフィルターでキャッチするタイプ（フィルター清掃が必要なもの）のほうが物理的に処理できるので良いです。 電気的に分解する機能は他の物質を二次的物質に変化させるのであまりよくないと専門家は言っています。

どうですか？花粉が多く飛ぶ時間は都心部ではおおよそ決まっているんですね。正しい知識をしって、効率良く花粉を近づけないことが症状を抑えるコツです。