皆さんこんにちは。

駿河屋の　一桝です。

住宅ローンの借り方は、夫婦の場合にはいくつか方法が異なります。

〇単独債務

もっとも一般的なもので、どちらか一人が借りる場合の方法です。

住宅ローン控除は借りた人の分のみになります。

団信という制度を活用すると、借りた人が死亡すると全額補償されます。

〇連帯保証

一人が借りて、配偶者が保証する方法です。

住宅ローン控除は、借りた人の分だけです。

単独債務同様に団信を活用すると、借りた人が死亡した場合に全額補償されます。

〇連帯債務

1つのローンを夫婦で借りる方法です。

借入額の負担割合に応じて、住宅ローン控除をそれぞれが受けられます。

団信を活用すると一人が死亡した場合、全額補償される保険もあるのでよく調べましょう。

〇ペアローン

二人それぞれがローンを借ります。

住宅ローン控除はそれぞれが受けられます。

死亡した人のローンのみ全額補償されます。

「控除」とは、住宅ローンを借りて家を買った場合、年末のローン残高の0.7％相当が、納めた税金から１３年にわたり戻る制度です。

（最新の住宅ローン控除は「2022」「住宅ローン控除」等で検索してみてください）

「団信」とは、ローンの債務者が返済中に死亡した場合、保険金でローンを精算することで残された遺族に家が残る制度です。

住宅ローンでもまれに団信が付けられないケースもあるので、念のため「団信ついてますか」と確認すると安心です。

夫婦で買う場合には、購入資金の負担割合と同率の持ち分割合で登記することになります。

ちなみに

妻が貯蓄から300万円の頭金を出したけど、住宅ローンは夫が単独で組むので、持ち分割合は１００％夫にした。

となると、妻から夫への贈与となり、贈与税が課税されるので注意しましょう。

また、夫婦の収入を合わせて住宅ローン額を増やす方法もあります。

これを「収入合算」といいます。

先に説明した「連帯保証」や「連帯債務」がこれにあたります。

いずれにしましても、最初の動画でご説明させて頂いたとおり、ご夫婦のライフプランにあった予算をたてることが大切です。

その後、借り入れ方法などもライフプランナーに相談して決めてください。

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＜編集後記＞

マンションの価格上昇は近年の傾向ですが、先日のテレビで

「あと５年はこの傾向が続くと思われます」

なんて言ってました。

まだまだ価格上昇は続くんですかね～・・・。

僕は以前「新築マンションは買ってはイケナイ」セミナーをやっていましたが

これからも「新築の割高感」は変わらないようです。

しかもこの円安ドル高の局面。

これを緩和するために、いよいよ日銀の黒田総裁が引退したタイミングで金利の引き上げが行われる様相がつよくなってきました。

黒田総裁の任期は来年の３月ですから、そこで金利が引き上げられるのか？

金利があがると返済金額が上がりますので、今購入を検討されているかたは落ち着かないと思いますが

くれぐれも焦っておかしな物件を購入しないよう、十分注意してください！