私は10年間、ゼネコンで新築のマンションや商業ビルを建てておりました。
どれもピカピカに仕上げ、会社の品質部門でも何度も賞を頂きました。
しかし心のどこかで違和感を感じておりました。
それは材木屋の倅の血でしょうか。
でも、「今の時代の住宅はこういうもの」
と、どこか決めつけていたのでした。
そんなとき、ある話しを聞きました。
「農家のお百姓さんは、農協に納める野菜と家族で食べる野菜は違う」
農協に納める野菜は、見た目がよくなるよう農薬を使います。
しかし自分たち家族は、農薬を使わない野菜を食べるという話しです。
この話しを聞いて、どこか違和感を感じました。
また
「ある食品会社の社員は、会社のものを食べない」
「ある飲料メーカーの社長は、社員に自社のドリンクを制限している」
という話しです。
目の前で食品添加物を沢山入れているのを知っている、
ある食品会社の社員さんは、その商品を自分たちでは食べないというのです。
この話しも違和感を感じます。
では、私たち建設会社はどうなのでしょうか。
相見積もりは当たり前ですし、コストの少しでも安い工事をしてくれる
ところを探すのは当たり前のことかもしれません。
私たち建設会社は、仕入れの強い(少しでも安く入手できる)素材を使って、
施工性のよい、クレームになりづらい提案をしているのです。
しかし、建設業界の人は、自分ではそうした材料を極力使わず、
体によい自然素材の建材を極力使用していたりします。
これは農家さんや、ある食品メーカーさんと同じではなかと気づきました。
だったら、私たちが本当に欲しい、
もしくは自分たちの家で使っている、
使いたい素材をを提案して行こうと思ったのです。
こうした視点で、珪藻土や国産有機の畳や、荏胡麻の塗料や
国産の木材、布クロスなど、体に優しい素材の中で
私たちが使いたいものを提案させて頂いております。
しかし
現代の新建材を全否定するわけではございません。
食品添加物も、正しく理解しながら選んでいかなければ、
現代では生活しづらい状況です。
忙しい会社員の方々が、隙間時間で食事がとれるのは、
食品添加物があるからです。
新建材も、どういう影響があるのか正しく理解し、
自然素材の良さも理解しながら自分に合わせて
正しく使い分けることが賢い選択だと思うのです。
私たちは自然素材専門の建設会社ではありません。
自然素材の良さと新建材の便利さ、
そしてコストやお手入れなど、
お客様に合った的確なプランをご用意しております。
それがもっとわかりやすいように、
新建材と自然素材のポジショニングマップを
現在、製作中です。
こちらを見て頂ければご自身にあった素材を
コストバランスをみながらお選び頂くことができるようになります。
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