今日から氏神様である牛島神社の五年ぶりの大祭なので
お店にも提灯がぶら下がりました。
牛島神社は、貞観年間(859-79)の頃慈覚大師が建立したと伝えられています。
かつては牛御前社と称しており、
その由来については、
慈覚大師が一草庵で須佐之男命の権現である老翁に会った際に、
「わがために一宇の社を建立せよ、
若し国土に騒乱あらば、
首に牛頭を戴き、
悪魔降伏の形相を現わし、
天下安全の守護たらん」
との託宣により建立したと伝え、
牛御前社と呼ぶようになった。
との神託により牛島神社となったとも、
或いは牛島の出崎に位置するところから、
牛島の御崎と称えたのを御前と転称したものであろうともいいます。
小学校のころは、毎年夏休みに境内に本格的な土俵がつくられ
上級生とガチンコ勝負でした。
柔道をやっていた私は、ソコソコ強く、一級上にも勝つこともありましたが
同級生と頭突きで立ち会い、気絶寸前で転げ落ちたこともいい思い出です。
私の父は、そのときの音が忘れられないといっていました。
こちらは景品のプラモデルがかかっているのでなにしろ必死でした。
腰を低く、脇を締めて、前褌を取り、オデコで相手の顎をカチあげる!
この時期はそういったイメトレばかりしていた
ちょっと凶暴な小学生でした・・・。
墨田区は青年会議所主催の「わんぱく相撲」発祥の地でもあり、
相撲部屋も多いことから、小学3年生からは、毎年夏休みは
相撲部屋へ一週間の稽古に行かされました。
最終日は相撲部屋の新弟子たちと、ちゃんこを頂くのが恒例で
毎年楽しみにしておりました。
牛島神社には、そのほかにも地元の方々であれば
様々な思いでの残る場所でもあります。
私たちの町内は、スカイツリーも含む地域ですので
今年は担ぎ手が殺到しているようですが、
簡単には入れないようです。
私は土曜、日曜と祭り姿で警備にあたります。
地元もこころなしかそわそわムードです。
今から楽しみです。