みなさんこんにちは。
今日は自然素材の仕上げ材をご紹介しようと思います。
今日はシラス壁。
ネットでも調べれば、情報は沢山できまいりますが、簡単にご説明します。
産地は南九州のシラス台地から採れる素材です。
これは南九州にあった火山が噴火した際に、火砕流が堆積してできたものです。
もともと、水はけが良すぎて稲作に適さない困りものでしたが
逆にその独特の機能が住宅用建材向けに優れたものとして活用されています。
一般に珪藻土はスプーン1杯で、5?分の孔を持つと言われていますが
シラスはなんと、その2倍!
調湿機能にも優れており、室内用仕上げ材に使用すると
湿度が高いときは吸収し、低いときは放出するという
珪藻土と同じ効果を期待できます。
しかし珪藻土は樹脂系の入っていない製品は数社しかありません。
それは建設会社や工務店でも気づかずに採用しているケースもあります。
当社の宿泊体感型モデルルーム「空まめの木」で採用しているのは
完全自然素材の珪藻土を採用しております。
シラス壁は特許製法で製造されており、天然成分100%です。
珪藻土を採用したいけど、本当に自然素材100%なのか
と素材の判断で悩んでおり、それでも100%自然素材で・・・。
とおっしゃる方は、シラス壁を採用するのが賢明かもしれません。
価格も珪藻土とほぼ同程度です。
しかしそれよりも、信頼できる建設会社に
じっくりと素材の違いを説明してもらうことも必要ですね。