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暖かい素材?と冷たい素材?特性を知ろう

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皆さんこんにちは。

駿河屋の九代目 一桝です。

 

 

僕は水まわりの床材を選ぶさいに、コルクを提案することがあります。

 

柔らかいため、足触りがよく温かく感じ、水回りに強いからです。

 

 

 

コルクは木の皮ですが、一般的な木と違って、繊維状になっていないため、水を吸い込んだりしません。

 

その為、ワインの栓などにも使われています。

 

なので、水回りにも強いのです。

 

 

 

石などは冷たく感じるため、室内に使うと足が冷えたりします。

 

無垢のフローリングは、コルクと同じように暖かく感じます。

 

でも、同じ室内にあるばあい、それぞれの素材が別の温度になるはずがありません。

 

では、なぜ暖かく感じたり、冷たく感じるのでしょうか。

 

 

 

石と木では熱伝導率が異なり、石のほうが熱伝導率が大きい(熱がよく伝わる)のです。

 

また、比熱も石のほうが大きい(熱しにくく冷めにくい)のです。

 

つまり、石のほうがよく熱が伝わり、一方でなかなか暖まらないが、いったん暖まるとなかなか冷めない、ということです。

 

 

 

身体より温度の低い石に足を乗せると、足の裏の熱が石のなかに流れ込みます。

 

熱伝導率の大きい石の中へは熱が流れ込みやすく、しかも石のほうが暖まりにくいので、石の中にどんどん熱が吸収されます。

 

熱がどんどん石に流れ出てしまうと、足は冷たくなり、人は石を冷たく感じます。

 

 

 

木はその反対で、熱が木の中に流れ込みにくく、少し流れるとすぐに木の温度があがるので、

 

木の表面が暖かくなり、人は木を暖かく感じるのです。

 

 

 

また、同じ木でも、より軽い木であるコルクやキリなどは、より熱を伝えにくく、

 

簡単に温度があがるので、暖かく感じます。

 

 

 

こうしたことから、素材自体は同じ温度であっても、人は温かく感じたり、冷たく感じたりするのです。

 

このように素材の特性を知り、原理を理解すると、家の場所、場所による素材の選定をより的確にできるようになります。

 

 

────────────────────────

<編集後記>

 

そんな3週間も会社を休めるわけがない!

 

そう絶望して、夢のヒマラヤ行きを諦めるまえに、会社の重鎮であるYさんにダメもとで相談してみることにしました。

 

「じ、じ、実は、念願の夢だったヒマラヤに行くチャンスが来たんだけど・・・行って良いかな・・・」

 

「期間はどれくらいですか・・・」

 

「ん?・・・まぁ 3週間なんだけどね・・・」

 

「・・・・・大丈夫じゃないですか?」

 

「え!ホント!大丈夫なんだ!ありがとう!行ってくる!」

 

色々と僕がいないことで、心配な事もあったと思うのですが、

 

僕の山好きをずっとみてきたYさんは、気持ち良く了承してくれたのでした。

 

ちょっとどうなるかわからないけど!行ってくる!ありがとう!

 

こうして、今から丁度1年前にヒマラヤ行きが決定したのでした!

 

 

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