こんにちは！

最近季節の変わり目だからか、
口の中で口内炎が幅を利かせており
ちょっと苦しんでいる花村です。。笑

さて、

以前埼玉県川口市の現場でお引渡しがありました。

お客さまのご都合もあって写真等はブログにアップできないのですが、
とても素敵に仕上がりました。

その際に使われたフローリングは、
当社が勧めている静岡県天竜市の新月伐採、葉枯らし天然乾燥杉材です。

新月伐採や葉枯らし天然乾燥は、本当に意味があるの？
普通の木材とあんまり変わらないんじゃない？

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

質感が全然違います（笑）

杉と言えば花粉ということから「悪者」のイメージが
先行してしまっているかもしれません。

杉と検索してみると
「杉　植林　やめろ」
「杉　伐採しろ」
このように検索キーワードが表示されていて、少し杉が可哀そうです。

今日はその杉のイメージを変えるべく、

駿河屋がよく取り扱っている「杉材」には、
どんな特徴があるのか触れたいと思います！

（過去ヒノキについて触れた記事はこちらから！）

では早速いきましょう。

杉の特徴３つ！

特徴①：比較的安い

生産過程や品質などにも左右されますが、

杉材は、木材の中でも比較的リーズナブルです。

名前の由来である直（すぐ）、な杉は、成長が早く、
まっすぐと育ち、柔らかく加工がしやすいため、
家を支える構造材や、内装材、家具などに用いられ、
建築資材として適しているため需要が多く、
その分大量に生産されているからです。

林野庁のデータを見てみても、
http://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/data.html

日本の人工林の中では、
杉の内訳がとても多いことが分かります。

特徴②：温かみと柔らかさ

杉のフローリングなどに触れるとよく温かみがあると表現されます。

その理由は、科学的根拠に基づいていくらでも説明できますが、
簡単にお話すると杉は空気を沢山含んでいるからです。

「杉　顕微鏡」

などと検索してみると、杉の中にはたくさんの空気層があることがわかります

そのため他の木と比べて感触も柔らかいんです。

空気層があることで温かみを感じられるというのは、
断熱のために窓を2重にするのと同じ原理ですね！

また、空気の層があることから熱を通しにくいという特徴もあるので、
夏に触れるとサラっと涼しい感じがするのも魅力です！

特徴③　調湿機能

調湿機能とは、
空気が湿気ているときは水分を吸収し、
乾燥しているときは水分を放出し、
空気中の湿度を調整してくれることをいいます。

杉は多く空気を含んでいることから
他の木材に比べ、優れた調湿機能を持っています。

下に貼りつけてある図から杉の密度を見てみると、
木材の中でも非常に密度が低い（＝空気が多い）素材だということが分かります。

気をつけるポイント！

ここまで様々に杉の魅力について書いていきましたが、
もちろん杉材を使う上で気をつけなければならないこともあります！

一番はみなさんご存知の通り、傷がつきやすいことです！

コップを落としたり、イスを引きずったら一発アウトで跡が残ります。
（ある程度は簡単に修復できちゃうんですが^^）


――あとがき――

最近、駿河屋に面接に来てくださる方が増えてきていますが、
ある方は当社が扱っている木材を見せてみると、自分の実家も無垢の素材だけど全然違う！と言って驚いていました。

また、大手不動産会社に入社してみたけれども、
営業がお客さんと内見に行き、週末は別に予約があるから今日押さえないと売れてしまう可能性があるとプレッシャーをかけてその場で契約書を書くように持ちかけたり、本当にお客さんのことを考えた接客ができない。

そのように本音を話してくれる方もいらっしゃいました。

駿河屋は営業ノルマがないのは、
一人一人のお客さまの要望を最大限実現して差し上げたいと考えているからです。

なので、お客さまの理想に寄り添った優しい提案ができると考えています。
（打ち合わせが伸び伸びになってしまうのはお互いに良くないので、メリハリはありますが（笑））

現在、不動産や住宅に関わる分野で働く方々の中でも、
会社の実情に対してギャップや違和感を感じている方も少なくないと思います。

自分の心に嘘はつけない。
関わる人たちが本当に幸せになって欲しい。

そう考えている今の若い世代の人たちが、
駿河屋で働きたいといって来てくれると感じました。

新しい仲間を迎え、一緒に楽しく働くために、
社内環境もどんどん新しく整えて改善していきたいところです！