静岡県沼津市戸田にある　ＮＰＯ法人戸田塩の会さんへ

塩つくりにかける｢想い｣をたしかめに行ってきました。

私たちは、良い物、美味しい物を一生懸命につくっている創り手の想いを、

実際に使う方、住まう方、食べる方に伝えたい。

そして

想いを知ることによって、皆様が豊かな気持ちになって欲しいと日々考え、

そういった創り手を探す活動しております。

こちらのお塩もそういった気持ちで運良く探しあてることが出来ました。

当然、産地はなるべく近く、フードマイレージの低い商品を選びたいと考えております。

そして出会ったのが｢戸田の塩｣

戸田の塩は、約1500年前に安康天皇に献上されたという言い伝えも残されています。

その伝統の塩づくりが、１０年前から始まったということです。

なんと作っている方々はＮＰＯ法人で、みな地元のおばちゃんです。

駿河湾沖1000ｍの黒潮の本流から海洋深層水をくみ上げ、１３時間もかけてお塩にします。

ミネラルが豊富で細胞が喜び、安全、安心、健康によく

風味まろやかで素材の味を引き立てます。

あとで知ったのですが、

｢静岡県コミュニティー活動賞｣

｢快適空間静岡｣

｢静岡県はつらつ女性地域活動事業｣

にも選ばれ

静岡県主催の戸田の特産物として、展示会にも毎回出品しているそうです。

地元では結構有名なんですね。

ミネラルバランスを調べ、身体に一番いいバランスと言われる数値に近く

それでいて、いくつもの味見をしたお塩の中で、本当に一番美味しかったのがこのお塩です。

いくつか候補に上がったお塩を会社の全員で食べ比べ選んだ

私たちが本当に自信をもってお勧めするお塩です。

当社のみんなも家庭で使っております。

到着すると、一番年長者らしい女性が電話口で

｢うちは本物をつくっているから安売りしない｣

と、しっかりとした口調で電話先の方におっしゃっておりました。

その方が理事長でした。

生産者のプライドと自信を垣間見た瞬間でした。

電話を切った後の理事長様はとても優しく、数々のエピソードを聞かせてくれました。

戸田の主婦が塩の研究の為に、フランスまで勉強に行き、フランス人に戸田塩を誉められた話しは

とても印象的でした。

｢私は言ったことは必ず実行する。そうでないと田舎では誰もついてこない｣

理事長のこの言葉は、私の胸に残ることばとなりました。

自分たちの作り出したものに自信をもち、プライドをもって嘘のない商品を届ける姿勢は

とても学ぶべきところが多かったです。

創り手に会い、想いを聞く。

これだけで、どれだけ食べる方、使う方、の生活がより豊になるか、

それを住環境でもやりたい。

私たちは、そういったことを一つ一つ続けることによって、

私たちと関わって頂いた方々の心が、より豊かになると信じています。

それが私たち駿河屋です。

さてさて

ちょっと熱くなってしまったので、そろそろ雪村のブログにバトンタッチです。

それでは雪村さん宜しくお願い致します。

(^_^)/

はい！雪村です。社長の熱い話はこれくらいにして頂いて

写真とともにお届けします。

こちらの塩を　モデルルームでお料理するときに

ご使用いただけます。

塩で町おこしをしようと　

地元の有志達で

立ち上げたそうです。

建物の脇には

釜を焚くのにつかう

沢山の薪がつまれて

いました。

駿河湾沖で

汲みあげた海水を

平鍋に入れ

13時間　薪を焚いて

つくります。

地元の主婦の方たちの

手作りです。

薪を焚いているので

夏は　とても大変そう

でした。

まっしろな

お塩の出来上がりです。

味は　ほんとうに

優しく　まろやかです。

美味しいお茶と

美味しい塩プリンを

ご馳走になりました。

※塩プリン　これまた

美味しい！

戸田塩理事長の菰田さんの　日本一をめざして

日々頑張っているという　塩への熱い思いもお聞きしました。

会長さんたちは　こつこつお金を貯めて

塩の勉強に　フランスまで行ったそうです。

バイタリティがあって　こちらまで元気なれる　素敵な理事長さんです。

☆ＮＰＯ法人戸田塩の会

http://www.npo-hedashio.jp/