皆さんこんにちは。
駿河屋の 一桝です。
昔は台風が発生するのは8月か9月。
発生したとしても通り過ぎるか逸れるのが常でした。
しかし近年は、スピードが遅かったり迷走したり、10月に台風が発生したりと、以前の常識が全く通用しなくなりました。
水害の発生率も比べものにならないくらい増えています。
こうした「以前とは違ってきた災害」に対して、不動産選びはどうしたら良いでしょうか。
過去の「ハザードマップ」だけを見て、安心していてよいのでしょうか?
僕自身も、災害危険度の高い町会が多く存在する「墨田区」に住んでいます。
そして、墨田区からのご相談も多く頂いております。
墨田区は「ゼロメートル地帯」と言われるように、水面より低い地域です。
そこでアドバイスをしていることは、「なるべくマンションにしましょう」ということ。
そして、水害時でも生活が続けられるような物件です。
水害が発生すると、まず間違い無くエレベーターが止まります。
理由は電気系統の機械室が1階や地下にあるからです。
エレベーターが止まっても、生活ができる高さとしては、せいぜい4階か5階。
こうした低層階のマンションをオススメしています。
以前、福島県のいわき市の河川が氾濫して、水害が発生したことがありました。
僕はいわき市に友人が沢山いるので、災害ボランティアとして一週間ほど活動したことがありました。
地震での被災地ボランティアの経験はあったのですが、水害ボランティアは初めての経験でした。
地震というと、その地域一帯が被害に遭いますが、水害は地域の高低差によって様々です。
標高の低いエリアは泥での被害がひどく、ヘドロの匂いと虫もすごいんです・・・。
ところが、少し離れた隣の町会でも、標高の高いところは普通の日常なんです。
なんだかとても残酷だなと思いました。
また、マンションの1階はとても住めたものではなく、家財道具をひたすら運び出しているのですが、
2階の方は長靴を履いて、普通にでかけているし、家に帰れば以前と変わらない日常なんです。
こうしたことを目の当たりにしてから、水害に弱い地域の方には特に、僕の経験をお伝えしています。
今後、自然災害はさらに頻発する可能性もありますが、行政のインフラなどはなかなか間に合いませんし
大きな災害が起こってから対策をするのが常です。
ある程度、災害が起こっても生活することが出来るにはどうすれば良いか、
自らが考えて、物件を選ぶことが重要な時代になってきました。
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<編集後記>
このメルマガを書いているのは8月30日です。
まさにいま、台風が九州付近に発生しそうです。
今週末は、お客さまとアジ釣りに行く予定でしたが、中止の決断をしました。
アジを釣って、居酒屋に持ち込んで、アジ刺し、なめろう、アジフライ!
食べようと思ってたのに!
アジ好きの僕としては非常に残念ですが、無事でいるだけで感謝ですね・・。
東京 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市
千葉 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市
埼玉 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区
神奈川 川崎市
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