皆さんこんにちは。

駿河屋の　一桝です。

家というものは本来、様々な場所で子供たちに受け継いでいく「文化」があります。

その１つが「しつけ」であり、その場はダイニングなど食卓になってきます。

隣接するキッチンはどうかというと、「生活力」や「たくましさ」を次世代に伝えていくことです。

そのなかに「おふくろの味」というものがあります。

「おふくろの味」というものを守り、伝えていくことがその家庭の「文化」となるのです。

「目一代、耳二代、舌三代」という言葉があるのをご存知でしょうか。

目で見る芸術よりも耳で聞く芸術よりも舌を鍛えるのは、三代にわたって築いていかないと本物にならないという意味です。

たった一品でも、親子でキッチンに立って「舌三代」の引き継ぎを行っていれば、その家の「文化」を築いているといえるのではないでしょうか。

現代は外食やテイクアウトが簡単にできる便利な時代となりました。

しかし、味はみな同じで「アミノ酸等」の味しかしません。

味覚は嗅覚などと同じで幼いころに様々な刺激を受けることで発達します。

幼い時ほど手作りの料理で子供の舌を鍛えて、いずれ一緒にキッチンに立ち、「舌三代」の引き継ぎを想像してみてください。

これが本来のキッチンの役目だとしたら、形とか色とかは関係ないのかもしれません。

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