ブログBLOG

戸建住宅の塗装の手抜き工事をさせない裏技

RELEASE:2025.03.03
CATEGORY:ブログ, 戸建住宅について, 社長ブログ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

皆さんこんにちは。

駿河屋の九代目 一桝です。

 

 

 

戸建住宅の外壁塗装はついつい遅れがち(あとまわし)にしがちです。

 

理由は、マンションのように管理会社や管理組合という第三者が進めることではないことですし

 

一般的に戸建て住宅の修繕費用は、別口座で積み立ている人は希なので

 

予算をしっかり確保している工事ではないからです。

 

 

 

そのため、つい「まだ大丈夫ではないか」とメンテナンスを先送りしてしまうのです。

 

でも、いつまでも先送りにしてしまうと、建物の痛みが進行してしまいかねません。

 

例えば、気づかない程度の雨漏れが、土台まで到達し、それによってシロアリの被害を呼んでしまい

 

結果的にメンテナンスではなく、修理になって費用が多くかかってしまいます。

 

(実際にあった話しです)

 

 

 

では、どうなるまえに塗装工事を行ったほうが良いのでしょうか。

 

簡単に見分ける方法は「実際に触ってみる」です。

 

指に白いものがつけば、塗装の防水性能はかなり無い状態です。

 

これは「チョーキング現象」「白亜化現象」と言われ、塗り替えの時期の一つの目安となってます。

 

 

 

一般的に塗装から10年に近づくにつれて、だんだんとこうなってきます。

 

「飛び込み営業の塗装屋さんに3年前に塗ってもらったばかりなのに、指が白くなった」

 

という人がいたら、残念ながら粗悪な施工のようです。

 

 

塗装は水ものです。

 

通常の塗料はメーカーの指定通りの比率で希釈(うすめること)して使うのですが

 

もっともっと薄めて塗料代を節約して塗装する会社もあります。

 

ひどいところは「トップ」と言われる、「仕上げ材」だけを塗って

 

「見た目だけ綺麗」にしてしまうところもあります。

 

 

 

本来、外壁の塗装工事は「下地」にする「下塗り剤」を複数回塗り重ね

 

それから、「トップ」と言われる「仕上げ材」を塗るのが基本です。

 

丁寧になればなるほど、長持ちさせるために、塗る回数が増えます。(使う塗料の量が増える)

 

トップも保護効果はありますが、下塗りしてないのとでは塗装の塗膜効果の持ちも全く違います。

 

 

 

実はトップだけ塗装して(お化粧だけして)、中古の不動産を売却する不動産会社さんもあります・・・。

 

一般的な不動産会社さんは、物件を仕入れて、現状で売却に出す、またはリフォームをして販売します。

 

中には、見た目だけ綺麗にして、売却しやすくして販売するところもあります。

 

キッチンなどの設備などは、一般の方にはまず目をひくものなので、きらびやかにつくります。

 

それ以外のところで価格を抑えることで、利益が沢山出るようにします。

 

 

 

内装は一般的な素材、つまり最低価格なので、それ以上下げようがありません。

 

なので、外壁の塗装でコストを落として、見栄えだけ良くします。

 

 

 

僕は施工のプロである「一級施工管理技士」と設計のプロである「一級建築士」の資格をもち

 

新築と修繕を30年以上経験していますが、

 

実は綺麗に塗ったばかりのものを見るだけで塗装の善し悪しを判断することは出来ません。

 

 

 

では、何で判断するのか?

 

それは「使った塗料の量」です。

 

実は塗料はメーカーが1平方メートルあたりに使う塗料の量を決めています。

 

この量を使っているか使っていないかで外壁の塗装の防水性能が全く変わってしまいます。

 

 

 

もし、これから外壁塗装工事を依頼するなら、

 

「メーカーが決めた塗料の量を使っているか」

 

を必ず確認できるようにして依頼をするようにしてください。

 

 

────────────────────────

<編集後記>

 

先日はカミサンがインフルエンザにかかってしまい、

 

感染防止対策でカミサンは寝室に隔離。

 

僕は寝る場所がないので、リビングで寝袋生活でした・・・。

 

この時期、友人知人がコロナやインフルエンザにかかったという話しを耳にしますが、

 

皆さん家庭内でどのように感染防止対策しているのでしょうか。

 

やっぱり、リビングで寝るんですかね?

 

僕なんかはキャンプ用のマットと寝袋で寝ることが慣れてますが

 

慣れてない人は大変だなぁ~ と思いながら毎晩床についていました・・・。

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 家づくりのコンセプト
  • 施工事例
  • お客様の声

お問い合わせCONTACT

こだわりの自然素材・天然素材(珪藻土・無垢・無添加・漆喰・い草・畳・和紙・塗料・布クロスなど)を使った注文住宅・リノベーション(フルリフォーム)・健康住宅なら東京都墨田区の駿河屋

0120-124-029

< 事業エリア >

東京 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市

千葉 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市

埼玉 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区

神奈川 川崎市

  • 現住所が遠隔地であっても、建築地が上記対象エリアであれば施工可能です。
< 事業エリア >
東京  : 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市
千葉  : 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市
埼玉  : 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区
神奈川 : 川崎市

※ 現住所が遠隔地であっても、建築地が上記対象エリアであれば施工可能です。