「住まいと家計のコンシェルジュ」
さて今日は、建替えに関する諸経費のお話。
建売住宅やマンション購入と比べると、
建替えに関する諸経費は多くなります。
登記費用や火災保険料、住宅ローンに関する諸経費などについて
はほとんど差はありませんが、
建売やマンションを購入する際に掛からないものが
注文住宅に関しては掛かってきます。
そして、坪単価と呼ばれる価格については、
これらは含まれませんので
建物本体工事に含まれるものとそうでないものを
きちんと把握しておかないと、
予算オーバーになってしまう恐れがあるので注意が必要です。
建物本体工事に含まれないもので大きい金額のものは以下の通りです。
1.屋外給排水工事
建物内部の配管工事については建物本体工事に含まれますが
建物外部の配管工事については含まれない場合がほとんどです。
水道管の口径や雨水の処理の仕方、浄化槽設置の有無によって金額は変わりますが、
浄化槽無しで水道管を引きなおさない場合で50万?80万程度は掛かります。
2.既存建物解体工事
古くなった家を建替えるわけですから、それまでの家を解体しなければなりません。
解体費用は新しい建物に何もプラスにならない費用ですが、
ここを安く抑えようとして、見積もり金額がほかと比べ安すぎる業者へ依頼してしまうと
後々大きな問題(産業廃棄物処理法に抵触)になる可能性もありますので業者選択も重要です。
費用は4?5万円/坪くらいでしょう。
3.地盤改良工事
地盤調査の結果、建築地が軟弱地盤の場合、地盤を改良しなければなりません。
基礎形状を変える場合や地盤そのものを改良する場合など、地盤の強度によって
工事内容、費用は変わり、30万円?200万円ほどの費用が掛かるでしょう。
4.エアコン工事
エアコン本体設置、配管工事の費用です。
5.外構工事
門や塀を新たに設置する場合に掛かる費用です。
これらのものは、注文住宅を建てる際に必ず必要なものです。
資金計画を立てる際にはこれらの必要な費用を計上し
予算オーバーのないように資金計画を立てましょう。
と、今日はここまで。
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